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アークテリクスのグローブを装着した登山者が雪山で行動している写真。

導入

「アークテリクスのグローブが欲しいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない…」

そんな悩みを抱えている人は多いはず。Venta、Rivet、Alpha…名前を見ただけでは違いがさっぱりわからないし、価格も1万円台から4万円近くまで幅広い。失敗したくないからこそ、しっかり調べてから買いたいですよね。

この記事では、アークテリクスの主要グローブシリーズを徹底比較し、あなたにぴったりの一双を見つけるお手伝いをします。


登場人物紹介

JK
登山を始めたばかりの高校生。見た目重視だけど、機能もちゃんとしたものが欲しい。素朴な疑問や不満をズバズバ言う。
先生
経験豊富なベテラン登山ガイド。機能美を愛し、時に厳しく、時に優しく解説してくれる。

アークテリクスのグローブ、なぜこんなに種類があるの?

JK
先生、アークテリクスのグローブってめっちゃ種類ありすぎません?Ventaとか、Rivetとか、Alphaとか…もう呪文ですよ呪文。
先生
確かに初めて見ると混乱するよな。でもアークテリクスは「用途別に最適化する」という思想があるんだ。
JK
用途別って言われても…グローブなんて手が暖かければいいんじゃないんですか?
先生
そこが大きな違いなんだ。例えばトレイルランみたいに汗をかく行動なら透湿性が重要だし、厳冬期の登山なら保温性と防水性が最優先になる。一つのグローブで全てをカバーするのは難しいんだよ。
JK
なるほど…じゃあ、それぞれどんな特徴があるんですか?
先生
よし、主要なシリーズを順番に解説していこう。

主なシリーズ一覧

  • Venta(ベンタ): 透湿防風系。アクティブな行動向け
  • Rivet(リベット): 薄手フリース。インナーや日常使い向け
  • Alpha(アルファ): 本格アルパイン。冬山クライミング向け

透湿性と防風性なら「Venta(ベンタ)」

Image Prompt: 冬のトレイルを走るトレイルランナーがVentaグローブを装着している様子。息が白く、軽快に走っている。

先生
まずはVentaシリーズだ。これはGORE-TEX INFINIUM™という素材を使っていて、防風性と透湿性のバランスが絶妙なんだ。

参考情報: 「GORE-TEX INFINIUM™ ソフトシェル素材が採用されており、優れた防風性と高い透湿性を提供します。」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQEWs7OmYBySF-9q5vS_DR94lGboXp2bnXwr0IIxXx86ZvhiiL8VQbXimNDO6t1iP9EgcKF7M3OtwwgHWHUHVc92bhJLGSv_sSuecP3_JrTfcN3ZbzT50hon_s-8-IKYHsggMKBHag==

JK
GORE-TEX INFINIUMって何ですか?普通のGORE-TEXと違うんですか?
先生
いい質問だ。普通のGORE-TEXは「完全防水」を目指しているけど、INFINIUMは防水よりも透湿性と快適性を優先した素材なんだ。だから小雨程度なら弾くけど、本降りの雨には向かない。
JK
えっ、じゃあ雨の日は使えないんですか?アークテリクス高いのに!
先生
そこは用途の問題だな。Ventaはトレイルランニングや冬のハイキングみたいな汗をかくアクティビティ向けなんだ。そういう場面では防水性より透湿性の方が重要だろ?
JK
確かに…汗で濡れたら意味ないですもんね。
先生
その通り。ちなみに完全防水が欲しければ「Venta GTX」というGORE-TEX ePEブレード搭載モデルもある。こっちは定価25,300円だ。

主なスペック

  • 重量: 約63-66g(Mサイズ)
  • 素材: GORE-TEX INFINIUM™ + フリース裏地
  • TPU補強による耐久性・グリップ向上
  • タッチスクリーン対応(親指・人差し指)
  • カラビナループ付き

こんな人におすすめ

  • 冬のトレイルランニングをする人
  • クロスカントリースキーヤー
  • 汗をかくアクティビティが多い人
  • 行動中も手を暖かく保ちたい人

注意点

  • 完全防水ではない(GTXモデル除く)
  • 極寒環境では保温性が不足する可能性
  • カフが狭く着脱しにくいという声あり
  • 耐久性に問題ありというレビューも(カフの破れなど)

参考情報: 「A significant number of users report premature wear and tear. This includes cuffs tearing off」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQF7Lu1zjcRXxbadZKpFoiQ02F9KgFXwkxuStAc7jAzXqHLUW_A25kXUO4z1vGQ00u0-TyawUuVqoz4Z4MYeI5OIiiWD7ANGKA8CloYb3UpK66GzONaRRyVil1KPZJG4g8Bm1vXsXq2OgCpvpoec_w==

JK
カフが破れるって…高いのにそれはちょっと…
先生
正直なところ、アークテリクスのグローブは耐久性に関するネガティブなレビューがちらほらあるんだ。特にカフ部分は力任せに引っ張らないように注意が必要だな。
JK
1万4千円もするのに壊れやすいって、ちょっと萎えますね…
先生
気持ちはわかる。だが使い方次第でもあるし、合う人にはとても良いグローブだよ。

参考情報: 「一般的に「Venta Glove(ベンタ グローブ)」の定価は、税込みで14,300円」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGvow5C7usk_6ItDl89HE07Lxuvvh6P4XRvbCGWae7RHtEmDUX2_1hKH1HTtfv12FqG7Qxj87ms9-9JA95sezkHfcbYSN4i2bq4JvBkXQCZfxJD3D7ZKw==


インナーにも単体にも「Rivet(リベット)」

Image Prompt: 冬の通勤途中、スマートフォンを操作している人がRivetグローブを装着している様子。都市的な背景。

先生
次はRivetだ。これはPolartec® Power Stretch®というフリース素材を使った薄手のグローブで、単体でもインナーとしても使える万能タイプだな。

参考情報: 「耐久性と通気性に優れたPolartec® Power Stretch®フリースにHardface®テクノロジーを採用」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQENRInJKEVzIeEpsuQIqaBb1Bu17pavNaz5rggjgVjF7Bw8OpaTn5tLjIhTab-1fWahnjoWgX-syYo228rbXMP6NPmU7_cSOkTI2u4lPSTCbd772wQ7IFmdt0zTSVfpPnkl45SVBC0sZXvXxJJe

JK
インナーグローブ?グローブの中にさらにグローブ入れるんですか?
先生
そうだ。本格的な冬山では、薄手のインナーグローブと厚手のアウターグローブを重ねるんだ。アウターを外して細かい作業をするときもインナーがあれば素手にならずに済む。
JK
へぇ〜!でもこれ、日常使いにも良さそうですね。通勤とかで。
先生
その通り。実際に冬のサイクリングや通勤で愛用している人も多いぞ。レザー補強があるからグリップも良いし、タッチスクリーンも使える。
JK
スマホ使えるのは大事!でもフリースって防風性ないですよね?
先生
鋭いな。確かにRivetは完全な防風性はない。Hardface®テクノロジーで表面は滑らかにして風を軽減しているけど、ゴアテックスほどではない。
JK
じゃあ風が強い日はダメってことですか?
先生
単体だときついかもな。そういう時はシェルグローブの下に重ねて使うといい。それがこのグローブの真価だ。

主なスペック

  • 重量: 約45g(片手)/ 90g(ペア)
  • 素材: Polartec® Power Stretch® + Hardface®
  • レザー補強(手のひら)
  • DWR撥水加工
  • タッチスクリーン対応

こんな人におすすめ

  • インナーグローブが欲しい人
  • 日常使いや通勤に
  • 薄手で操作性重視の人
  • レイヤリングシステムを構築したい人

注意点

  • 完全な防風性・防水性はない
  • 極寒での単体使用は厳しい
  • カフ部分が狭く破れる可能性あり

参考情報: 「一部のレビューでは、カフ部分が狭く、初めて着用する際に裂けてしまう可能性が指摘」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGtQoqruLzu7Vyl8ceMUVBHp6O_GJmR3nX9MIPwzhbPcLnOY6xMObPWiIydaz_v2kMhee__2yocrNQejulMHGnb-nR2pLMsHv-OtiXMH5x70VVWLTSQVKsHj1CBKqeiW-ZAVgfnlIwTtX18ujNUjIC1X2H4zmG2gpGjjYQCnNMpflRhGvxEE_eRIQgKdhkQ

JK
また破れる話…!アークテリクスって高いのに耐久性微妙なんですか…?
先生
まあ、そういうレビューがあるのは事実だ。特にカフを無理に引っ張ると破れやすいらしい。最初は丁寧に扱うことをお勧めする。
JK
価格はどれくらいですか?
先生
正規の定価は見つけにくいが、だいたい1万円前後で取引されていることが多いな。

参考情報: 「新品のArc'teryx Rivet Gloveは、ネット販売価格12,500円(税込)」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGfkPPR5Du3rCdHG4QBXHrhHh62ohUineCGphV5MrRtGm4kKlW-FMFqhMojitUvlJYYeJz5nt0ZuKw8EHAYcCTD-yx6ZWr4OxpcvH3r3d3jqLzekDD9ohglo7HkSVv8iNIXjIeSTbqgNYTx


本格冬山には「Alpha(アルファ)」シリーズ

Image Prompt: 雪山でアイスクライミングをするクライマーがAlphaグローブを装着してアックスを握っている様子。

先生
さて、ここからは本格派のAlphaシリーズだ。これはアルパインクライミングやアイスクライミング、厳冬期登山向けに設計されている。
JK
名前からして強そう…!でもアルファの後にSLとかARとかSVとか付いてません?
先生
いいところに気づいたな。アークテリクスの命名規則だ。 - SL = Super Light(超軽量) - AR = All Round(オールラウンド) - SV = Severe(過酷な環境向け)
JK
SVが一番すごいってことですか?
先生
「一番すごい」というより「一番過酷な環境向け」だな。用途によって使い分けるものだ。

Alpha SL(スーパーライト)

参考情報: 「軽量性、高い操作性、技術的なアルパインおよびアイスクライミング向けに特化」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQEjD31TkcUN3UnR13t2eRv4qSU7mNkm6R3CvcZGJYm9AtFgubvbnZds3OQlk1r8PPCU_LD27LB_8dZ7HW55P9SBZk9ri7qxG4KSrbjda7g13m5rFP1lVeLV75-2qLrRBFt75tv9U8QA1jsWCnpWaPBZ8lMllvuX

先生
Alpha SLは操作性最優先のモデルだ。GORE-TEX Infinium(Windstopper)を使って防風性を確保しつつ、レザーパームで岩やギアをしっかり掴める。
JK
防水じゃないんですか?
先生
そうだ。防水より操作性を取っている。アイスクライミングでアックスを振るとき、指先の感覚が死んでいたら危険だろう?
JK
確かに…
先生
重量は約85-170gで、価格は並行輸入で8,700円くらいからある。

主なスペック

  • 重量: 約85-170g
  • 素材: GORE-TEX Infinium + レザーパーム
  • フリース裏地
  • 防風性あり、防水性なし

Alpha AR(オールラウンド)

先生
Alpha ARは「オールラウンド」の名の通り、保温性・防水性・操作性のバランスが取れたモデルだ。

参考情報: 「非常に暖かく耐候性に優れており、あらゆる種類の冬の山岳スポーツに適しています」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQG7gR-omMvisVDGVsCB2P2QMzXYhWtQAvQZImNqLVqFj1lyiKahx2EnzoJuENnEioe4GUHilcRL7Hz3pV1MDFaycimZ8tFlhdH8cfrhRgYYM4VT3PqjeZziazZQaisU5XIOu_eko4wSGhJAuytT8jPJfMcIC82WbJryPRl9k1MBBvIDil8mQ9QBkFv0vbQ-8jzm7fo=

JK
おお!これなら雨も雪も大丈夫そう!
先生
その通り。GORE-TEX®インサート入りで完全防水だし、PrimaLoft®の中綿で保温性も高い。スキー登山やアイスクライミングなど幅広く使える。
JK
価格は?
先生
だいたい25,000〜30,000円というところだな。

主なスペック

  • 素材: Aequora AirPerm™シェル + GORE-TEX® + PrimaLoft®
  • 完全防水・防風
  • オーバーカフスタイル
  • レザー補強

Alpha SV(シビア)

先生
そして最強スペックがこのAlpha SVだ。

参考情報: 「Arc'teryx's warmest glove for severe winter objectives」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGhUrOfCuN-ccWa5MIAd2lHCbBHLS99rnLi-2jK_ymfwSr5PqLztlwiujw70wYkGvUv7gdowAK4kjVCoI54u5zDm6dp3eBeKnFE8c4PRrZqna-AEtHB6635kiFZajSwsPzmtxpgbAfCB6F9mOHL-2A2FC1SmuZUKCtfFRb8Am_ZoKTaIRwgLlFN

JK
最強!?
先生
アークテリクスで最も暖かいグローブだ。N70p GORE-TEX® Pro 3Lシェルに、取り外し可能なPolartec® Wind Proライナー、そしてLezanovaレザー…
JK
呪文の羅列…!
先生
要するに「完全防水・防風で、最高レベルの保温性があり、ライナーを外せばスリムにもなる」ということだ。Tri-Dex設計で指先の動きも確保している。
JK
すごい…でも高そう…
先生
定価39,900円だ。
JK
よんまんえん!?グローブで!?
先生
まあ、本気の厳冬期登山をやるなら必要な投資だと考える人もいるな。指を凍傷で失ったら取り返しがつかないからな。
JK
そ、それは確かに…

主なスペック

  • 重量: 約272g
  • 素材: GORE-TEX® Pro 3L + Polartec® Wind Pro(取り外し可)
  • 完全防水・防風
  • 最高レベルの保温性
  • Tri-Dex設計

こんな人におすすめ

  • 厳冬期の3,000m級登山をする人
  • アイスクライミングをする人
  • 凍傷リスクと戦うシーンがある人

注意点

  • 価格が非常に高い
  • オーバースペックになりやすい
  • 一般的なハイキングには不向き

Q&A:よくある質問

JK
ここまで聞いて気になることがあるんですけど…
先生
何でも聞いてくれ。
JK
サイズ感ってどうなんですか?ネットで買っても大丈夫?
先生
正直に言うと、アークテリクスのグローブはサイズ感にばらつきがあるという声が多いんだ。手首がきつい、指が長い・短いなど。

参考情報: 「Users often experience problems with the fit, describing issues like wrists being extremely tight, thumbs being too tight, fingers being either too long or too short」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQF7Lu1zjcRXxbadZKpFoiQ02F9KgFXwkxuStAc7jAzXqHLUW_A25kXUO4z1vGQ00u0-TyawUuVqoz4Z4MYeI5OIiiWD7ANGKA8CloYb3UpK66GzONaRRyVil1KPZJG4g8Bm1vXsXq2OgCpvpoec_w==

JK
ええ…それ困りますね。やっぱり店舗で試着した方がいいですか?
先生
できれば試着をお勧めする。特に高価なモデルは失敗したくないだろう。
JK
タッチスクリーンってちゃんと使えますか?
先生
これも微妙なところだ。「効きが悪い」「すぐ摩耗する」という声がある。あくまで補助機能と考えた方がいいかもな。
JK
洗濯はどうしたらいいですか?
先生
基本的には中性洗剤で手洗いだ。乾燥機は避けて、陰干しするといい。レザー部分があるものはレザー用のケアも必要だぞ。

まとめ:結局どれを選べばいい?

JK
先生、いろいろ聞きましたけど…私は結局どれを買えばいいんですか?
先生
用途を教えてくれ。
JK
えーと…冬の低山ハイキングとか、あと通学でも使えたら嬉しいかなって。
先生
それならRivetVentaだな。アクティブに動くことが多いならVenta、普段使いも兼ねたいならRivetがいいだろう。
JK
じゃあRivetにしようかな!レザーっぽいところもかわいいし。
先生
いい選択だと思う。ただ最初の着脱は丁寧にな。無理に引っ張らないこと。
JK
は〜い!

比較表

シリーズ 主な用途 防水性 保温性 操作性 価格帯
Venta トレラン・ハイキング なし(GTXは防水) 14,300円〜
Rivet インナー・日常使い なし(撥水) 最高 約10,000円前後
Alpha SL テクニカルクライミング なし(防風) 低〜中 最高 約8,700円〜
Alpha AR 冬山オールラウンド 完全防水 約25,000円〜
Alpha SV 厳冬期登山 完全防水 最高 39,900円
先生
グローブは試着が一番だ。できれば実店舗で手を入れてみて、フィット感を確かめてから購入することをお勧めするぞ。
JK
わかりました!今度アークテリクスの直営店に行ってみます!
先生
それがいい。いい一双が見つかることを祈っているよ。