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導入
「DODのソロテント欲しいけど、カマボコとかライダーズとかムシャとか…名前からして意味わかんないし、結局どれ買えばいいの?」
そんなあなたのために、この記事では登山歴20年の先生が、DODのソロ・ツーリングテントを徹底解説。バイクツーリングに最適なコンパクトモデルから、TC素材で焚き火を楽しめる無骨なモデルまで、あなたにぴったりの一張りが見つかるはずです。
登場人物紹介
登山初心者。最近バイクの免許を取ったので、キャンプツーリングを始めたいと思っている。見た目とコンパクトさ重視で、設営は簡単じゃないと無理。
登山歴20年のベテラン。バイクキャンプも経験豊富で、DODの独特なネーミングにも詳しい。機能重視だが、ツーリングならではの制約も理解している。
なぜDODにはソロ・ツーリングテントがこんなに多いのか?
先生、DODのテント調べてたんですけど、「ライダーズ」ってついてるやつだけで何種類もあるし、「カマボコ」とか「ムシャ」とか…もう名前の時点で混乱なんですけど。
はは、DODは確かに独特なネーミングが多いな。だが、それぞれちゃんと意味があるんだ。
いや、カマボコテントは形がカマボコに似ているからその名前がついたんだ。見た目そのまま、トンネル型テントということだな。
その通り。無骨で男らしいソロキャンパーをイメージしているんだ。「日々のストレス社会を生き抜く大人のためのテント」というコンセプトだな。
参
「日々のストレス社会を生き抜く大人のためのソロ用2ルームワンポールテント」出典
https://dod.camp/product/t1-819/
まあ、DODらしいと言えばらしいな。ただ、製品自体はしっかりしているぞ。大きく分けると、DODのソロ・ツーリングテントは以下のカテゴリに分類できる。
DODソロ・ツーリングテントの主なシリーズ
- ライダーズシリーズ: バイクツーリングに特化したコンパクト・軽量設計
- カマボコテントソロTC: TC素材のトンネル型、広い前室が特徴
- ショウネンテント: 軽量・コンパクトな進化型ワンポールテント
- ムシャテント: TC素材の無骨な2ルームワンポールテント
- ソロソウルウォウウォウ: 広大な空間を持つTCシェルター
- バイクインパップ: バイクを格納できるタープ一体型テント
キャンプスタイルは人それぞれだからな。バイクで極限まで荷物を減らしたい人もいれば、重くても焚き火を楽しみたい人もいる。それぞれのニーズに応えているんだ。
コンパクト重視なら「ライダーズワンポールテント」
Image Prompt: バイクの横に設営されたDODライダーズワンポールテントの全景。夕暮れ時のキャンプ場で、テントの高い天井が印象的なシーン。
まずはバイクツーリングの定番から紹介しよう。ライダーズワンポールテントだ。
ワンポールって、真ん中に棒が一本立ってるやつですよね?なんかインディアンのテントみたいな。
そうだ。ティピー型とも呼ばれるな。このテントの最大の特徴は、収納サイズが直径14cm×長さ50cmという驚異的なコンパクトさだ。
バイクの荷台に積むことを考えると、これは非常に重要なポイントだぞ。重量も約2.6kgと軽量だ。
参
「収納時のサイズは直径14cm×長さ50cmとコンパクトで、バイクの荷台に積みやすい設計です。」出典
https://my-best.com/
しかも展開時の高さは183cmある。私の身長とほぼ同じだな。
183cm!?ワンポールテントってそんなに背が高くなるんですか?
そうだ。テント内で着替えをする時にかがまなくていいのは大きなメリットだぞ。ツーリングで疲れた体には、この快適さがありがたい。
基本的にはフライシートをペグダウンして、センターポールを立てるだけだ。慣れれば5分もかからない。ただし、ペグが打てない場所では設営が難しいという弱点もある。
そうだな。それと、一部のレビューでは豪雨時に浸水したという報告もある。シームグリップなどの防水対策をしておくと安心だ。
参
「一部のレビューでは、豪雨時に浸水したという報告もあるため、シームグリップなどの防水対策を推奨する声もあります。」出典
https://yamawalk.com/
耐水圧はフライシート2000mm、フロア3000mmあるから、通常の雨なら問題ない。ただ、縫い目からの浸水は製品によって個体差があるようだ。気になるなら購入後にシーム処理をしておくといい。
主なスペック
- 型番: T1-442
- 収容人数: 大人1名
- 展開時高さ: 183cm
- 収納サイズ: 直径14cm×長さ50cm
- 重量: 約2.6kg
- 耐水圧: フライ2000mm、フロア3000mm
- 参考価格: 約15,000円〜20,000円
こんな人におすすめ
- バイクの積載量が限られている人
- とにかく軽量・コンパクトを重視する人
- 設営の簡単さを求める人
- テント内で着替えをしたい人
注意点
- ペグが打てない場所では設営困難
- 豪雨時は浸水の可能性あり(シーム処理推奨)
- 前室は広いが、フルクローズできるタイプではない
- 強風時はペグへの負担が大きい
ワンタッチ設営なら「ライダーズワンタッチテント」
Image Prompt: DODライダーズワンタッチテントを素早く設営するライダーのシーン。紐を引くだけでテントが立ち上がる瞬間を捉えた写真。
ワンポールテントはペグ打ちが必要なんですよね?もっと簡単に設営できるやつないですか?
それならライダーズワンタッチテントだな。収納袋から取り出して紐を引くだけで、アウターテントとインナーテントが同時に立ち上がる。
本当だ。傘を開くような感覚だな。疲れてキャンプ場に着いた時でも、すぐに設営できる。
参
「疲れている時でも素早く設営が可能です。」出典
https://dod.camp/product/t2-275/
それすごくいい!私みたいな初心者向けじゃないですか。
ダブルウォール構造で、雨にも強く結露もしにくい。大型の窓があるから通気性も良好だ。
収納サイズがワンポールテントより大きくなる。ワンタッチ機構の分、構造が複雑になるからな。あと、たたみ方に少しコツがいる。
慣れれば問題ないが、最初は戸惑う人も多いようだ。設営は簡単だが、撤収には練習が必要かもしれないな。
ワンタッチって聞くと全部簡単そうだけど、そうでもないんですね…。
それと、トップシートが付属しているんだが、これは雨天時にワンタッチ機構部に雨が溜まらないようにするためのものだ。雨の日は忘れずに装着するといい。
主なスペック
- 型番: T2-275
- 収容人数: 大人2名(ソロでゆったり推奨)
- 構造: ダブルウォール、ワンタッチ式
- 耐水圧: フロア3000mm
- 参考価格: 約20,000円〜25,000円
こんな人におすすめ
- 設営に時間をかけたくない人
- テント設営が初めての人
- 雨の日でも快適に過ごしたい人
- 通気性を重視する人
注意点
- 収納サイズはワンポールテントより大きい
- 撤収(たたみ方)には慣れが必要
- 雨天時はトップシートを忘れずに装着
バイクも一緒に寝たいなら「ライダーズバイクインテント」
Image Prompt: DODライダーズバイクインテントの広い前室にバイクを駐車したシーン。雨の日でもバイクを眺めながらリラックスするライダーの姿。
バイクと一緒に寝られるテントがあるって聞いたんですけど…。
ライダーズバイクインテントだな。前室にバイクを駐車できる広々とした2ルーム構造が特徴だ。
バイクがテントに入るんですか!?それすごくないですか?
ツーリングキャンプでは、夜間のバイクの盗難や悪天候が心配になることもある。このテントならバイクを雨から守りながら、すぐそばで眠ることができる。
参
「バイクツーリングキャンプを愛するライダー向けに設計されたテントで、バイクと一緒に寝られることをコンセプトにしています。」出典
https://dod.camp/product/t2-466/
ワンタッチシステムを採用しているから、設営も初心者で約5分、慣れれば2〜3分で完了する。
でも、バイクが入るってことはめっちゃデカいんじゃ…。
組立サイズは約W215×D260×H140cmだ。確かに大きいが、収納時は直径23cm×長さ61.5cmに収まる。バイクに横向きで積載しやすい設計だな。
うーん、私のバイクは125ccなんで、荷物が重いとちょっと不安かも…。
確かに小排気量のバイクだと、積載重量との兼ね合いが出てくるな。ただ、耐水圧はアウターテント3000mm、フロア5000mmと非常に高いから、雨の日の安心感は抜群だ。
地面からの水の染み込みをほぼ完璧に防げるレベルだ。縫い目にはシームテープ加工も施されている。
レビューを見ると、付属のペグは買い替えを推奨する声もあるな。あと、2人用だが実際は大人2人だとやや狭いという意見もある。ソロで広々使うのがベストだろう。
主なスペック
- 型番: T2-466 / T2-466-TN
- 収容人数: 大人2名(ソロ推奨)
- 組立サイズ: W215×D260×H140cm
- インナーサイズ: W200×D125×H110cm
- 収納サイズ: 直径23cm×長さ61.5cm
- 重量: 約5.5kg
- 耐水圧: アウター3000mm、フロア5000mm
- 参考価格: 約28,600円〜44,000円
こんな人におすすめ
- バイクを雨や盗難から守りたい人
- 広い前室でリラックスしたい人
- 雨天時の防水性能を重視する人
- ソロで贅沢な空間が欲しい人
注意点
- 重量約5.5kgは軽くない
- 付属ペグは買い替え推奨との声あり
- 2人使用にはやや狭い
- 乾燥・撤収に手間がかかる
TC素材で焚き火を楽しむなら「カマボコテントソロTC」
Image Prompt: DODカマボコテントソロTCの前室で焚き火を楽しむソロキャンパーのシーン。TC素材の優しい風合いと、暖かな焚き火の光が印象的。
最近インスタで見るんですけど、テントの近くで焚き火してる人多くないですか?あれって大丈夫なんですか?
いい質問だな。通常のポリエステルやナイロン製のテントは、火の粉が飛ぶと穴が開いてしまう。だが、TC素材なら火の粉に強いんだ。
ポリコットンとも呼ばれる。ポリエステルとコットンを混紡した素材だ。コットンの良さとポリエステルの良さを兼ね備えている。
参
「TC素材は焚き火に強く、火の粉による穴あきリスクを軽減します(ただし防炎素材ではありません)。」出典
https://dod.camp/product/t2-604-tn/
「穴が開きにくい」だけで、防炎素材ではないから注意が必要だ。燃えないわけではないぞ。
あ、そうなんですね…。でも普通のテントよりは安心ってことですよね。
そうだ。それに、TC素材は結露しにくいというメリットもある。通気性が高く、コットンが水分を吸収するから、テント内で水滴がポタポタ落ちてくることが少ない。
結露って朝起きたらテントの中がびしょびしょになってるやつですよね?あれ嫌なんですよ…。
カマボコテントソロTCは、広い前室も特徴だ。ソロテントとは思えない広さで、リビングスペースとして活用できる。
じゅ、10kg!?それバイクに積むの無理じゃないですか!?
正直、バイクツーリングには向かないな。車でのキャンプか、キャンプ場に常設するような使い方がベストだ。
収納サイズもW60×D25×H25cmと大きい。ただ、3本のポールが全て同じ長さで設営がしやすいという工夫はある。スカート付きでオールシーズン使えるのも魅力だ。
スカートで冷気の侵入を防げるからな。ただし、テント内でストーブを使う場合は換気に十分注意が必要だぞ。
主なスペック
- 型番: T2-604-TN
- 収容人数: ソロ〜2人
- 組立サイズ: W450×D170×H120cm
- インナーサイズ: W200×D150×H110cm
- 収納サイズ: W60×D25×H25cm
- 重量: 約10.3kg
- 素材: アウター:ポリコットン、フロア:210Dポリエステル
- 耐水圧: アウター350mm、フロア5000mm
- 参考価格: 約41,000円〜45,000円
こんな人におすすめ
- テントの近くで焚き火を楽しみたい人
- 結露を軽減したい人
- 広い前室でリビング空間が欲しい人
- オールシーズンキャンプをしたい人
- 車でキャンプに行く人
注意点
- 重量約10.3kgはバイクツーリングには不向き
- 収納サイズも大きめ
- TC素材は防炎ではない
- 濡れると乾きにくい(カビに注意)
- 汚れが付きやすく落ちにくい
軽量で広い前室なら「ショウネンテント」
Image Prompt: DODショウネンテントの広い前室でくつろぐソロキャンパー。チェアとテーブルを置いてもゆとりがある、秘密基地のような空間。
TC素材は重いんですね…。軽くて、でも前室が広いテントってないですか?
それならショウネンテントがおすすめだ。約3.2kgと軽量ながら、「秘密基地のような広い前室」が特徴のワンポールテントだ。
チェアやテーブルを置いても余裕がある広さで、雨や日差しを防ぎながらソロキャンプを楽しめる。
参
「チェアやテーブルを置いても余裕のある広々とした前室が特徴で、雨や日差しを防ぎながら快適なソロキャンプを楽しめます。」出典
https://dod.camp/product/t1-602/
約W48×D18×H18cm。バイクの荷台にも十分積載可能だ。
リップストップ30DナイロンにシリコンコーティングとPUコーティングを施したものだ。軽量ながら強度があり、UVカット加工も施されている。
格子状に補強糸が織り込まれた生地だ。もし穴が開いても、そこから大きく裂けにくいという特徴がある。
インナーテントはフックで簡単に着脱可能だから、アウターテントだけでシェルターとして使うこともできる。
耐水圧がアウター1500mm、フロア3000mmと、他のモデルに比べるとやや低め。激しい雨には注意が必要だな。
通常の雨なら問題ない。一般的に1500mmあれば普通の雨には耐えられる。ただ、土砂降りが続くような状況では不安だな。
主なスペック
- 型番: T1-602-TN / T1-602-GY
- 収容人数: 大人1名
- 組立サイズ: W220×D270×H180cm
- インナーサイズ: W205×D95×H160cm
- 収納サイズ: W48×D18×H18cm
- 重量: 約3.2kg
- 素材: アウター:30Dナイロン(シリコン/PUコーティング)
- 耐水圧: アウター1500mm、フロア3000mm
- 参考価格: 約26,000円〜36,000円
こんな人におすすめ
- 軽量だけど広い前室が欲しい人
- バイクツーリングで持ち運びやすさ重視の人
- 秘密基地のようなプライベート感が好きな人
- UVカット機能が欲しい人
注意点
- 耐水圧はやや低め(激しい雨には不安)
- ワンポールテントなのでペグ打ちは必須
- インナーの幅95cmはゆったりではない
無骨な男のテントなら「ムシャテント」
Image Prompt: DODムシャテントが設営された無骨でカッコいいソロキャンプサイト。TC素材の質感と、ワンポール構造の美しいシルエット。
さっき「ムシャ」って名前聞きましたけど、どんなテントなんですか?
ムシャテントは「日々のストレス社会を生き抜く大人のためのソロ用2ルームワンポールテント」がコンセプトだ。
それ、さっきも言ってましたよね。なんか中二病っぽくないですか?
はは、確かにそう聞こえるかもしれないな。だが、製品としては非常によくできている。TC素材を採用した2ルームワンポールテントで、焚き火派のソロキャンパーに人気だ。
参
「フライシートにポリエステル65%、コットン35%のポリコットン素材を使用しています。これにより、焚き火の火の粉に強く(※燃えない素材ではありません)、通気性が良く、風によるバタつき音が少ないという利点があります。」出典
https://dod.camp/product/t1-819/
風によるバタつき音が少ないって、どういうことですか?
ナイロンやポリエステルのテントは、風が吹くとバタバタと音がして眠れないことがある。TC素材は生地が厚く重量があるから、風に煽られにくいんだ。
キャノピードアを跳ね上げれば、目隠しや風除け、日よけとして活用できる。ただし、キャノピー用のポールは別売りだから注意が必要だ。
DODは基本セットをシンプルにして価格を抑え、拡張性を持たせているんだ。必要な人だけオプションを買えばいいという考え方だな。
約5.7kg。カマボコテントソロTCほどではないが、軽くはないな。
収納サイズがW53×D20×H20cmだから、積めなくはない。ただ、250cc以上のバイクのほうが安心だろうな。
荷物を厳選すれば不可能ではないが、他の装備との兼ね合いが出てくるな。
主なスペック
- 型番: T1-819-KH / T1-819-TN
- 収容人数: 大人1名
- 組立サイズ: W290×D290×H183cm
- インナーサイズ: W255×D133×H173cm
- 収納サイズ: W53×D20×H20cm
- 重量: 約5.7kg
- 素材: フライ:ポリコットン、インナー:68Dポリエステル
- 耐水圧: フライ350mm、フロア3000mm
- 参考価格: 約35,000円〜45,000円
こんな人におすすめ
- 無骨でカッコいいテントが欲しい人
- 焚き火をメインに楽しみたい人
- 風によるバタつき音を避けたい人
- TC素材の質感が好きな人
注意点
- 重量約5.7kgは軽くない
- キャノピーポールは別売り
- TC素材は濡れると乾きにくい
- 耐水圧350mmは低め(撥水処理推奨)
広大な空間が欲しいなら「ソロソウルウォウウォウ」
Image Prompt: DODソロソウルウォウウォウの広大な内部空間。ギアを余裕を持って配置し、贅沢なソロキャンプを楽しむシーン。
「ソロソウルウォウウォウ」って…名前ふざけすぎじゃないですか?
はは、DODらしいネーミングだな。だが、「何も我慢しない、わがままなソロキャンプ」というコンセプトはしっかりしている。
通常のソロテントは狭いものが多いが、このシェルターは3.4m×3mの広大なフロア空間を持つ。就寝スペースだけでなく、ギアを余裕を持って配置できるんだ。
シェルターはフロア(床)がないタープのような構造物だ。ソロソウルウォウウォウは別売りのインナーテントと組み合わせて使うか、コットで直接寝るスタイルになる。
スカートが付いているから、ある程度は防げる。だが、完全に虫を防ぐのは難しいな。虫が苦手なら、インナーテントを併用するのがおすすめだ。
これはどちらかというと、車でキャンプに行く人や、時間をかけて贅沢なソロキャンプを楽しみたい人向けだな。TC素材だから焚き火も楽しめるし、スカート付きで冬キャンプにも対応している。
参
「『何も我慢しない、わがままなソロキャンプ』がコンセプト」出典
https://dod.camp/product/tt2-734/
主なスペック
- 型番: TT2-734-TN / TT2-734-KH
- 収容人数: 1〜2人
- 組立サイズ: W340×D300×H170cm
- 収納サイズ: W57×D24×H24cm
- 重量: 約9.1kg
- 素材: ポリコットン(綿35%、ポリエステル65%)
- 耐水圧: 350mm
- 参考価格: 約40,000円〜50,000円
こんな人におすすめ
- とにかく広い空間が欲しい人
- ギアを贅沢に配置したい人
- 車でキャンプに行く人
- 焚き火と冬キャンプを楽しみたい人
注意点
- 重量約9.1kgはバイクツーリング不向き
- フロアがないためインナーテントか虫対策が必要
- TC素材は濡れると乾きにくい
- 防水コーティングなし(張り方に注意)
簡単設営でバイクも格納「バイクインパップ」
Image Prompt: DODバイクインパップのタープ空間にバイクを格納したシーン。コンパクトながら機能的なソロツーリングテント。
ライダーズバイクインテントは重すぎるけど、バイクを守れるテントは欲しいんです…。
それならバイクインパップを検討してみるといい。ソロ用2ルームテントで、コンパクトに収納できながらバイクを収容できるタープ空間を実現している。
参
「コンパクトに収納できるにもかかわらず、バイクを収容できる広いタープ空間を実現しています。」出典
https://dod.camp/product/t1-053/
参考価格は約28,600円で、ライダーズバイクインテントより手頃だ。アウターとインナーが一体型で、寝室が同時に立ち上がる設計になっている。
その通り。天井にはランタンフック、背面には大型窓が2つあって換気も調整できる。別売りのコンパクトタープポールを使えば、タープを様々なスタイルにアレンジすることも可能だ。
タープポールが別売りなので、アレンジしたい場合は追加購入が必要だな。
主なスペック
- 型番: T1-053-CA
- 収容人数: 大人1名
- 構造: アウター・インナー一体型
- 付属品: 換気用大型窓、ランタンフック
- 参考価格: 約28,600円
こんな人におすすめ
- コンパクトにバイクを守りたい人
- 設営を簡単に済ませたい人
- アレンジを楽しみたい人
注意点
- タープポールは別売り
- 詳細スペックは公式サイトで確認を
初心者向け「ザ・ワンタッチテントM」
Image Prompt: DODザ・ワンタッチテントMを設営する初心者キャンパー。傘を開くように簡単に組み立てられるシーン。
結局、私みたいな初心者が一番使いやすいのはどれですか?
設営の簡単さを最優先するなら「ザ・ワンタッチテントM」だな。DODが2008年の創設以来、改良を重ねてきたワンタッチテントの集大成だ。
参
「DODは2008年のブランド創設以来、ワンタッチテントの新モデル開発と改良を重ねてきました。」出典
https://dod.camp/product/t3-673/
そう。3カ所のメッシュとベンチレーション機能で通気性も良好だ。3人用だから、ソロで使えばかなり広々と過ごせる。
約8.4kg。バイクツーリングには向かないが、車で行くなら問題ないだろう。
バイクに積むことを考えると、ライダーズワンポールテントかショウネンテントが現実的だな。
主なスペック
- 型番: T3-673
- 収容人数: 大人3名(ソロ・デュオにも最適)
- サイズ: W220×D450×H180cm
- インナーサイズ: W215×D215×H165cm
- 収納サイズ: W75×D22×H22cm
- 重量: 約8.4kg
- 耐水圧: フライ2000mm、フロア5000mm
- 参考価格: 約25,000円〜35,000円
こんな人におすすめ
- とにかく設営を簡単にしたい人
- 車でキャンプに行く人
- 広い居住空間が欲しい人
- 初めてのテント購入を考えている人
注意点
- 重量約8.4kgはバイクツーリング不向き
- 収納サイズW75cmは大きめ
TC素材のメリット・デメリット
先生、TC素材って何度か出てきましたけど、結局いいんですか悪いんですか?
TC素材のメリット
まず、火の粉に強い。焚き火の近くにテントを張っても穴が開きにくい。
次に、結露しにくい。通気性が高く、コットンが水分を吸収するから、テント内で水滴が落ちてこない。
参
「通気性が高く吸湿性もあるため、テント内部で結露が起こりにくい傾向があります。結露が水滴にならず、生地が吸収するため、拭く手間が省けます。」出典
https://dod.camp/
それと、遮光性・遮熱性が高いから夏は涼しく、保温性もあるから冬は暖かい。風によるバタつき音も少ないから、夜静かに眠れる。
TC素材のデメリット
重い。これが最大のデメリットだ。10kgを超えるものもザラにある。
それと、濡れると乾きにくい。使用後にしっかり乾燥させないとカビが生える。
汚れも付きやすく、落ちにくい。価格も一般的に高めだ。
なるほど…。バイクツーリングには向かないけど、車で行くなら検討の価値ありってことですね。
その通りだ。焚き火メインで楽しむなら、TC素材の恩恵は大きい。
テントの設営・メンテナンスのコツ
非常に大事だ。適切なメンテナンスをすれば、何年も使い続けられる。逆に、雑に扱えばすぐにダメになる。
設営のコツ
まず設営だが、ワンポールテントの場合は「対角線ぴーんっ!」が鉄則だ。
グランドシートを敷いてインナーテントを広げたら、対角線上の角を先にペグで固定する。そうするとテンションが均等にかかって、きれいに張れるんだ。
設営場所は、石や小枝を取り除いて、地盤がしっかりした水はけの良い平らな場所を選ぶこと。強風時は設営を避けるか、風向きを考慮してテントを配置する。
メンテナンスの基本
使用後は必ず汚れを落とし、完全に乾燥させてから収納する。これが一番重要だ。
カビが生える。色移りする。生地が劣化する。いいことは一つもない。
現地ではある程度水気を切って収納し、帰宅後すぐにベランダなどで広げて乾燥させる。これを怠ると、次に使う時に悲惨なことになるぞ。
撥水性の維持
テントの撥水性能は経年で低下する。雨が染み込みやすくなったら、市販の撥水スプレーで復活させることができる。
撥水スプレーってホームセンターで売ってるやつですか?
テント用のものを使うのがベストだが、一般的な撥水スプレーでも効果はある。注意書きをよく読んで使用するんだ。
ソロ・ツーリングテント選びのポイント
1. 携行性(持ち運びやすさ)
バイクツーリングなら、収納サイズ50〜60cm程度、重量3〜5kg以下を目安にするといい。
2. 居住性(広さ)
前室の広さとインナーテントの空間は快適さを大きく左右する。荷物置き場や雨天時の活動スペースとして、前室は重要だ。
3. 設営・撤収のしやすさ
ワンタッチテントは設営が楽だが、撤収にコツがいる。ワンポールテントは設営も撤収もシンプルだが、ペグ打ちは必須だ。
4. 通気性
メッシュやベンチレーションがあるモデルは、夏場の蒸れや結露を軽減できる。
5. 耐候性
ダブルウォール構造は結露や寒さに強い。耐水圧は最低でも1500mm以上を選ぶといい。
まとめ・比較表
うーん、いっぱい聞いたけど、結局どれにしようかな…。
それなら、ライダーズワンポールテントかショウネンテントがおすすめだ。どちらも軽量でコンパクト、バイクの荷台に積みやすい。
ワンポールテントは慣れれば5分もかからない。最初は少し練習が必要だが、すぐにコツを掴めるはずだ。
じゃあ、ショウネンテントにしてみようかな。前室が広いのがいいし、軽いし!
いい選択だ。ただし、耐水圧がやや低めだから、天気予報はしっかりチェックして、雨が続きそうな時は撥水スプレーをしておくといい。
| モデル名 |
重量 |
収納サイズ |
参考価格 |
素材 |
おすすめユーザー |
| ライダーズワンポールテント |
約2.6kg |
直径14×50cm |
約15,000〜20,000円 |
ポリエステル |
超軽量重視のライダー |
| ライダーズワンタッチテント |
- |
バイク積載向け |
約20,000〜25,000円 |
ナイロン |
設営の簡単さ重視 |
| ライダーズバイクインテント |
約5.5kg |
直径23×61.5cm |
約28,600〜44,000円 |
ナイロン |
バイクを守りたい人 |
| ショウネンテント |
約3.2kg |
W48×D18×H18cm |
約26,000〜36,000円 |
ナイロン |
軽量で広い前室が欲しい人 |
| ムシャテント |
約5.7kg |
W53×D20×H20cm |
約35,000〜45,000円 |
TC |
焚き火派のソロキャンパー |
| カマボコテントソロTC |
約10.3kg |
W60×D25×H25cm |
約41,000〜45,000円 |
TC |
車キャンプの焚き火派 |
| ソロソウルウォウウォウ |
約9.1kg |
W57×D24×H24cm |
約40,000〜50,000円 |
TC |
広大な空間が欲しい人 |
| バイクインパップ |
- |
- |
約28,600円 |
- |
コンパクトにバイクを守りたい人 |
| ザ・ワンタッチテントM |
約8.4kg |
W75×D22×H22cm |
約25,000〜35,000円 |
ポリエステル |
超簡単設営を求める人 |
最後に一つアドバイスだ。テントは実物を見て、できれば設営体験をしてから購入するといい。
アウトドアショップによっては、展示品を触らせてもらえたり、設営イベントを開催していることもある。ネットで見るだけでは分からない質感やサイズ感が確認できるぞ。