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焚き火を囲むキャンパーたちがスノーピークのTAKIBIシリーズを着用している様子。

導入

キャンプで焚き火を楽しんでいたら、お気に入りのダウンジャケットに穴が開いてしまった…そんな悲しい経験はありませんか?スノーピークのアパレルには「焚き火専用ウェア」という、ちょっと変わったジャンルの服があるんです。

でも、スノーピークのアパレルを調べてみると「TAKIBI」「Flexible Insulated」「FR」と、いろんなシリーズがあって正直よくわからない。しかも価格がかなり高め…本当に買う価値があるのか気になりますよね。

この記事では、登山ガイド歴20年の「先生」と登山初心者の「JK」の会話形式で、スノーピークアパレルの選び方をわかりやすく解説していきます。


登場人物紹介

JK
登山初心者。見た目と快適さを重視する。素直な疑問や不満をズバッと言う。
先生
登山歴20年のベテラン。機能性と実用性を重視。道具の知識が深く、初心者にも分かりやすく解説する。

なぜスノーピークのアパレルは種類が多いのか?

JK
先生、スノーピークってテントとか焚き火台のイメージだったんですけど、服も出してるんですか?
先生
ああ、意外と知られていないがスノーピークはアパレルにもかなり力を入れているんだ。「都市と自然を行き来する服」というコンセプトで、キャンプでも街でも着られる服を作っている。
JK
えー、キャンプ用の服を街で着るってちょっと微妙じゃないですか?アウトドア感出すぎで浮きそう…
先生
ふむ、確かにそういう声もある。だがスノーピークのアパレルは、見た目はシンプルで都会的なデザインなんだ。特に注目すべきは「焚き火に強い服」という独自路線だな。
JK
焚き火に強い服って何ですか?そんなの意味あるんですか?
先生
実際にキャンプで焚き火をしたことはあるかな。
JK
ありますけど…あっ、友達のダウンが火の粉で穴だらけになってました!
先生
まさにそれだ。ナイロンやポリエステル素材は熱に弱く、火の粉が一つ飛んだだけで穴が開く。高価なダウンジャケットが一瞬でダメになることもある。スノーピークはその問題を解決するために、難燃性のアパレルを開発したんだ。
「焚き火の火の粉による穴あきを防ぎ、安心して焚き火を囲めるように設計されています」
出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQFf5bKZKwt4ON_TAhzb-8r-EhfYTfH9OUv0oUZAGecFy8yIRomLO5FPQbk5clldZgnLE35CmWl52MpHmLj_EQq4eF1I1SF6jAR4ATpaobCDpQrC9hiknUa0E9Emlw8=

スノーピークアパレルの主なシリーズ

シリーズ名 特徴 おすすめシーン
TAKIBI 難燃素材、焚き火対応 キャンプ、焚き火
Flexible Insulated ストレッチ保温、軽量 秋冬キャンプ、日常
FR 2L Down 透湿防水+難燃 極寒キャンプ
2L Lightweight Down 超軽量高保温 冬キャンプ、登山

TAKIBIシリーズの秘密 ― 消防服と同じ素材を使う理由

Image Prompt: 焚き火の前でTAKIBIジャケットを着たキャンパーが、飛び散る火の粉を気にせずリラックスしている様子。夜のキャンプシーン。

JK
TAKIBIシリーズって、そんなに火に強いんですか?
先生
消防服に使われる「アラミド繊維」という素材を使っているんだ。400℃を超える高温でも溶けず、万が一引火しても火元から離せば自然に鎮火する特性を持っている。
JK
400℃!?そんなの服として着れるんですか?ゴワゴワしてそう…
先生
ふふ、そこがスノーピークの技術力だな。彼らは帝人という素材メーカーと2年かけて共同開発し、「Teijinconex neo(テイジンコーネックス・ネオ)」という新素材を作り上げた。難燃性はそのままに、染色性を高めて普段着として着られる風合いに仕上げているんだ。
「スノーピークと帝人は、従来の『Teijinconex』の優れた難燃性を受け継ぎつつ、さらに『優れた染色性』を兼ね備えた新しいメタ系アラミド繊維『Teijinconex neo』を共同開発しました」
出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQHFsl-FudtMRbArjBbswZ5-8M5dLZdsUqUAprG8c2GtFHhfxqRnDWOmhGw-qjl6nKBEQLP4l1laUcQL7odGVjLl-e812YVMZcBo9J0fPCYfpByYMHsY65AV1sIqXPlBpJFiUcn97vHsf6XmL4jdew==
JK
へー、2年もかけて開発したんだ。でも正直、そこまでする必要あります?普通に焚き火から離れればいいだけじゃ…
先生
実際のキャンプでは、焚き火を見ながら料理したり、仲間と語らったりする時間が長い。その間ずっと「服に穴が開くかも」と気にしながら過ごすのは楽しくないだろう。私も以前、十月の裏磐梯でキャンプをした時、友人のパタゴニアのダウンが一晩で三箇所も穴が開いた。あれは本当に気の毒だったな。
JK
三箇所も!それは悲しい…

「TAKIBI Down Jacket」で冬キャンプも安心

Image Prompt: 雪が舞う冬のキャンプ場で、TAKIBIダウンジャケットを着た男性が焚き火の前で暖を取っている様子。

先生
TAKIBIシリーズの中でも特に人気なのが「TAKIBI Down Jacket」だ。
JK
ダウンなのに焚き火OKなんですか?それすごくないですか?
先生
表地にアラミド100%を使い、中綿にはダウン90%・フェザー10%を充填している。見た目はコットンのようでありながら軽量で、難燃性と保温性を両立しているんだ。
「難燃性・耐久性に優れたアラミド100%生地を使用し、見た目はコットンのようでありながら軽量性も兼ね備えています」
出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQEawQ1di9YBrix7GbciEqlBwPj9tcdFCbFJ_EmmHl7wwa-ioMRxsiEBg8wzp1DZZTEpUzRkN-2M0I-n2IyLTjiEKzK9jtbQtgiHxE073C4q2l4LNXLu03oLiCXJXs4cYLWcUAeHUJwD
JK
でも、ダウンって洗えないイメージがあるんですけど…キャンプで汚れたらどうするんですか?
先生
スノーピークのダウンは水洗い可能だ。ダウン専用洗剤を使って、30度以下のぬるま湯で手洗いすればいい。乾燥機を使う場合は低温で、テニスボールを一緒に入れるとダウンのふっくら感が戻りやすいぞ。
JK
テニスボール!?なんかおばあちゃんの知恵袋みたいですね。
先生
はは、効果的な方法なんだ。

主なスペック

  • 素材: 表地アラミド100%、中綿ダウン90%・フェザー10%
  • 機能: 難燃性、保温性、撥水性
  • サイズ展開: ユニセックス(S〜XL)
  • 価格帯: 約50,000円〜80,000円

こんな人におすすめ

  • 冬キャンプで焚き火を楽しみたい人
  • 高価なダウンを火の粉から守りたい人
  • 街でも着られるシンプルなデザインを求める人

注意点

  • 難燃であって「耐火」ではない(直火に当て続けると燃える)
  • 価格が高め(永久保証付きで長期的にはコスパ良し)
  • ゆったりシルエットが苦手な人には合わない可能性

「TAKIBI Vest」は着るバッグ?収納力が凄まじい

Image Prompt: キャンプサイトでTAKIBIベストを着た女性が、ポケットから薪用のグローブやマルチツールを取り出している様子。

JK
ベストって、おじさんが着るイメージなんですけど…
先生
最近はアウトドアベストがトレンドになっているぞ。特にTAKIBIベストは「着るバッグ」とも呼ばれていて、背中側にも大容量のポケットがついているんだ。
JK
背中にポケット?それって使いにくくないですか?
先生
実はキャンプで大活躍する。薪を運ぶ時の革グローブ、ペグ、ハンマー、マルチツール…細かいものを全部ポケットに入れて動き回れる。手ぶらでサイト設営ができるんだ。
JK
あー、確かに荷物を取りに何回もテントに戻るのめんどくさいですもんね。
先生
その通り。しかもアウターの上からでも着られるゆったりしたサイズ感だから、真冬でも重ね着の一番外側として使える。

TAKIBI Vestのサイズ感

サイズ 身幅 着丈 目安
S 51.5cm 40cm 細身の女性向け
M 55cm 42cm 177cm男性で程よいゆとり
L 62cm 46cm かなり大きめ
「身長177cmの男性でMサイズは程よくゆとりあり、Lサイズはかなり大きめとの声あり」
出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQHe7_8tGi2oJ-F9_SpxqocfMcGQ8LHvzN0w25Br9J1YVgxv67IEgh6-UDzNBsjh4PNNJ3L9FBZnrqyNb1qqXKnmta9IELvqipH98IN8kmOPtfBRO70JfUUVqMyu

主なスペック

  • 素材: 難燃リップストップ
  • 特徴: 大容量ポケット(フロント・バック)
  • 価格帯: 約20,000円〜30,000円

こんな人におすすめ

  • 手ぶらでキャンプ作業をしたい人
  • ベスト+焚き火対応が欲しい人
  • ジャケットの上から羽織るアイテムを探している人

注意点

  • ベストスタイルが苦手な人には向かない
  • サイズが大きめなので試着推奨

2024年新作「TAKIBI Light Ripstop」は春夏キャンプの味方

Image Prompt: 新緑の林間サイトで、TAKIBI Light Ripstopシャツを着た若い男女がテント設営をしている爽やかな春キャンプの様子。

JK
TAKIBIって冬用のイメージだったんですけど、春夏向けもあるんですか?
先生
2024年4月に発売された「TAKIBI Light Ripstop」シリーズがまさにそれだ。難燃性を維持しながら、軽量で引き裂きにも強い素材を使っている。
JK
春夏に難燃って必要なんですか?
先生
考えてみてほしい。夏のキャンプでも夜は焚き火をするだろう。薄着だと火の粉のダメージを直接受けやすい。このシリーズはシャツやパンツ、スカートまで展開しているから、春夏のキャンプコーデを丸ごと焚き火対応にできるんだ。
「アクリルカネカロンと綿を組み合わせた難燃性の高い糸をタテ糸とヨコ糸に採用し、軽量ながらも引き裂きに強い厚手のリップストップ素材で仕上げられています」
出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGEUEsXrTh1WAMFRq0GpsBDDt2fu2R2Va_iRRcWxPyd8x2Mu6xTFuqvSiEZeVe8MtkrTQ2CmOS3LuB_ACoSP1KjACX_eWVxGsUO5SW_wMKn9ySPTZP9Livc0mqKNFl2BA==
JK
スカートまであるんですか!?それはちょっと気になる…
先生
ウィメンズ用のロングスカートもあるぞ。ユニセックス展開も多いから、サイズ選びの自由度が高いのも特徴だな。カラーはブラック、カーキ、ライトグレーの三色展開だ。

主なスペック

  • 素材: アクリルカネカロン×綿混紡リップストップ
  • 展開: シャツ、パンツ、オーバーオール、ロングスカート
  • カラー: ブラック、カーキ、ライトグレー
  • 価格帯: 約15,000円〜25,000円

こんな人におすすめ

  • 春夏キャンプでも焚き火を楽しみたい人
  • 軽量で動きやすい焚き火ウェアを探している人
  • 女性でスカートタイプを求めている人

注意点

  • 保温性は冬用モデルに劣る
  • カラー展開がアースカラー中心で地味という声も

Flexible Insulatedシリーズ ― 動きやすさ重視派に

Image Prompt: 紅葉の山道でFlexible Insulatedジャケットを着たハイカーが、腕を大きく伸ばしてストレッチをしている様子。

JK
TAKIBIシリーズはわかったんですけど、「Flexible Insulated」って何なんですか?
先生
これは焚き火対応ではなく、「ストレッチするダウン」というコンセプトのシリーズだ。
JK
ダウンがストレッチ?意味わかんないんですけど…
先生
通常の中綿やダウンは、伸縮性がないから動くと突っ張る。このシリーズは生地も中綿も糸も全部ストレッチするように設計されているから、キャンプでテント設営したり、料理したりする動作が楽なんだ。
「生地、中綿、糸のすべてがストレッチするため、快適な着心地と動きやすさを実現しています」
出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQFUVR2Jjk3yoQeGDSXKlKhisvzkdH3b2zLPoK0xrrVfG7IpV_P_JYcLPQLrAtYyAbcvvZqMxuuwODU2BirsfgvcJb7tXUXsgngKIDeSiskXIZuxfOlPhYVpq_pHIU9o1s_MiFTPVFi-sOH5dzOUttRKhdxy3A==
JK
へー、でもそれって焚き火の時は着れないってことですよね?TAKIBIと使い分けないといけないのめんどくさくないですか?
先生
その通り。正直なところ、焚き火をメインにするキャンパーはTAKIBIシリーズ、焚き火はそこまでやらないが保温と動きやすさを両立させたい人はFlexible Insulatedと、使い分けることになる。
JK
どっちかしか買えないならどっちがいいですか?
先生
キャンプで焚き火をする頻度次第だな。毎回焚き火を楽しむなら断然TAKIBI。焚き火はたまにで、むしろサイト設営とか料理の動きやすさを重視するならFlexible Insulatedだ。

Flexible Insulatedの主な特徴

  • 表地: Primeflex®(ストレッチ素材)
  • 中綿: 3DeFX+®(3D構造ストレッチ中綿)
  • 機能: 防風性、撥水性、帯電防止
  • エコ素材: タテ糸にトウゴマ(植物由来)、リサイクルポリエステル使用

こんな人におすすめ

  • アクティブにキャンプを楽しむ人
  • 静電気が苦手な人
  • 環境に配慮した素材を選びたい人

注意点

  • 難燃性はなし(焚き火の近くでは注意)
  • TAKIBIシリーズよりデザインがスポーティー

正直に言おう ― スノーピークアパレルのデメリット

JK
先生、ここまでスノーピークの良いところばっかりですけど、デメリットってないんですか?
先生
鋭い質問だな。正直に言おう。まず一番大きいのは「価格の高さ」だ。
JK
やっぱり!ダウンで5万円って、パタゴニアとかノースフェイスと同じくらいですよね?
先生
その通り。しかもスノーピークのアパレルは全製品に「永久保証」がついているとはいえ、初期投資としてはかなり高額だ。キャンプ初心者がいきなり揃えるには敷居が高い。
「全製品に『永久保証』が付いていることが、価格に反映されています」
出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQEfSEjv7GUVHVAw3Rb9MA-va_YFOUACOHKy54Xp67Vh-1j10pjnKZDaGUs0ToptXyKpditJkWx0al3oh-FAh5QiqvAW0mBzFKkLZbb72i0qnLrx1yLq_YjhKj6PwNlKDK6Bvw==
JK
他にはありますか?
先生
デザインに関する意見もある。ゆったりしたシルエットが多いから、タイトなフィット感を好む人には合わないかもしれない。またアースカラー中心で地味という声もあるな。
「一部の意見では、ダボッとしたシルエットやアースカラーの組み合わせが子供っぽく見えたり、洗練されていないと感じられたりすることがあります」
出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGCFVWY-Qr2RVKqzaYexvcnpp90PogiQAjSU4C6PYOl-n3UFXkkkwyVpUsmiZrVkQ9WOiRDtvOh-7BpPuUNsc8odDImFuCtdxZ-5TnPxnX_CaD4xYDaEfcoZAzoU9mjkcUleg==
JK
確かに…インスタ映えする感じではないかも。あとなんかおじさんっぽいっていうか…
先生
若い世代には物足りないデザインかもしれない。ただ、アウトドアでの実用性を考えると、派手な色より汚れが目立たないアースカラーは理にかなっているとも言える。
JK
うーん、でもかわいい服着たいですよ…
先生
そこは個人の優先順位だな。機能性を取るか、見た目を取るか。両立させたいなら、インナーはお気に入りの服を着て、アウターだけTAKIBIベストを羽織るという手もあるぞ。

購入前に確認したいポイント

  1. 焚き火の頻度: 毎回焚き火をするならTAKIBIは価値あり
  2. 予算: 1着5万円以上出せるか
  3. サイズ感: ゆったりシルエットでOKか(試着推奨)
  4. デザインの好み: アースカラー・カジュアルスタイルが合うか

Q&A ― よくある質問に先生が答える

JK
読者さんからの質問に答えてもらえますか?
先生
もちろんだ。

Q1. 難燃と耐火は違うんですか?

先生
重要な違いがある。「難燃」は火がつきにくく、火の粉で穴が開かないという意味だ。「耐火」は火の中でも燃えないという意味になる。TAKIBIシリーズは難燃であって耐火ではない。直火に当て続ければ燃えるから注意が必要だ。
「完全な耐火性ではありませんが、火の粉による穴あきを防ぎ、熱に耐えることで、火の傍でも安全に過ごせるようにします」
出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGFjHgBcOTKjSfYoF-Lizbo6c3PgWn-wE-FcHw2dVTqbivLsosluFox0gKjNnWBSuVw7w_vZCOwlnmokeQ8QjPbmuVk7sf0qX0DIHXshRwQyjO-CIWg6rBvNv8Q58jALrbAA2YlT89rkWTXfRVPLOYrvIkBETyWpzkwkYWvHkMkxf6JOQM=

Q2. 洗濯しても難燃性は落ちませんか?

先生
スノーピークのTAKIBI素材は、洗濯後も難燃性能が維持されるように設計されている。ただし撥水性は徐々に落ちるから、撥水剤を再塗布することをおすすめする。

Q3. スノーピークの製品全部が難燃なの?

先生
いや、難燃素材を使っているのは「TAKIBI」と名前がつくシリーズだけだ。同じスノーピークでも焚き火台の収納ケースなどは難燃ではないから、火気に近づけないように注意が必要だぞ。

Q4. サイズ選びのコツは?

先生
TAKIBIシリーズはゆったりめに作られている。焚き火シーンでは中に厚手の服を着込むことが多いから、普段のサイズか、気になるならワンサイズ上を選ぶといい。ただ、必ず実寸の身幅と着丈を確認することだ。
JK
177cmの人でMサイズが程よいってことは、私みたいな160cmくらいならSサイズですかね?
先生
そうだな。ただ女性は肩幅も考慮する必要があるから、できれば店舗で試着するのが一番確実だ。

Q5. 普段着としても使えますか?

先生
元々「都市と自然を行き来する服」がコンセプトだから、街着としても使えるデザインになっている。ただし、アウトドア感が強いカジュアルスタイルだから、ビジネスシーンやきれいめコーデには合わないだろう。

2024年秋冬のおすすめモデル

JK
結局どれを買えばいいんですか?選べない!
先生
目的別におすすめを挙げよう。

焚き火メインなら「TAKIBI Ripstop Field Jacket」

  • 収納可能なフード付き
  • 換気システムで蒸れにくい
  • 複数の大容量ポケット
  • ミリタリーテイストのデザイン

真冬の極寒キャンプなら「FR 2L Down Jacket」

  • 透湿防水素材で雨雪OK
  • 焚き火対応スペック
  • 極寒対応の高保温

動きやすさ重視なら「Flexible Insulated Cardigan」

  • 全方向ストレッチ
  • 軽量で持ち運びやすい
  • カーディガンタイプで着脱簡単

コスパ重視なら「TAKIBI Vest」

  • 約2〜3万円と比較的手頃
  • アウターの上から羽織れる
  • 着るバッグとして活躍
JK
私は…TAKIBIベストから始めてみようかな。お財布にも優しいし、手持ちのダウンの上から着れるなら使い勝手良さそう!
先生
いい選択だ。まずはベストで難燃素材の良さを体験してから、ジャケットやパンツを揃えていくのも賢いやり方だな。

まとめ ― スノーピークアパレル比較表

シリーズ 特徴 難燃性 価格帯 おすすめユーザー
TAKIBI Down 保温×難燃の最高峰 5〜8万円 冬キャンプで焚き火派
TAKIBI Vest 着るバッグ、収納力抜群 2〜3万円 コスパ重視の入門者
TAKIBI Light Ripstop 春夏対応の軽量難燃 1.5〜2.5万円 春夏キャンプ派
Flexible Insulated ストレッチ×保温 × 2〜4万円 アクティブ派
FR 2L Down 防水×難燃の極寒仕様 8〜14万円 本格冬キャンパー
先生
スノーピークのアパレルは確かに高価だが、焚き火を楽しむキャンパーにとっては「安心料」とも言える価値がある。お気に入りのダウンを一発の火の粉でダメにするリスクを考えれば、最初から難燃ウェアを選ぶのは合理的だ。とはいえ、いきなり全身揃える必要はない。まずはベストか、よく使うパンツから始めて、徐々にTAKIBIコーデを完成させていくといいだろう。
JK
わかりました!店舗で試着してきます!
先生
そうだな。スノーピークの直営店なら実物を手に取れるし、スタッフに相談もできる。ネットで買うにしても、一度は試着しておくことをおすすめするぞ。