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導入
「スノーピークのバーナーが欲しいんだけど、種類が多すぎて何を選んだらいいかわからない…」
キャンプ用品店で棚を眺めながら、そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。ギガパワー、ヤエン、フラットバーナー、HOME&CAMP…さらには暖房用のグローストーブやタクードまで。正直、名前を聞いただけじゃ何がなんだかわかりませんよね。
この記事では、登山ガイド歴20年の先生が、スノーピークのバーナー・ストーブの違いを徹底解説。登山で使うのか、キャンプで使うのか、あなたにピッタリの一台が見つかるはずです。
登場人物紹介
登山初心者。見た目やデザインを重視しがち。専門用語には「それって日本語ですか?」と素直に突っ込む。
登山歴20年のベテラン。道具への愛と知識は深いが、チャラチャラした流行には疎い。機能美を愛する職人タイプ。
スノーピークのバーナー・ストーブ、なぜこんなに種類があるの?
先生、今日はスノーピークのバーナーについて教えてください!でも正直、種類が多すぎてパニックなんですけど…
ふむ、確かにスノーピークのバーナーは多岐にわたるな。だが安心してくれ、用途別に分けて考えれば意外とシンプルだ。
そうだ。大きく分けると、登山向けの軽量コンパクトタイプ、キャンプ向けの本格調理タイプ、そして冬キャンプ用の暖房ストーブがある。
さらに燃料の違いもある。OD缶を使うものと、CB缶を使うものだ。
ODはアウトドア缶の略だ。丸くてずんぐりした形で、低温でも安定して燃えるのが特徴。一方、CB缶はカセットボンベの略で、家庭用カセットコンロでも使う細長いやつだな。
そうだ。CB缶はコンビニやスーパーで手軽に買えて安いが、寒いと火力が落ちやすい。OD缶はアウトドア用品店で買う必要があるが、厳しい環境でも性能が安定している。
参
「OD缶とCB缶は、どちらもガスバーナーの燃料として使用されますが、それぞれ特徴が異なります。OD缶は主にアウトドアでの使用を想定して作られています。」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGdycEAjNmtE33fck8IELTol0QRPs3TynT25jC62pX-0VX0vSysfJxhhieuPutPsOrkL6cm61ZahGEea-ip-CPZtMxo4U7DLA1UBBSbfMzLdnP5r2V20OQho_5rkrqbDybDFkR0CDTcZteOCYlWRP4AHQNmZmJoHupLKZT4M5TyVE3zhuKNvxPWkEsTGPZhh1VvS975yBulVboFIKAOFpDrFMVs9vKJXhdENlfzMauF3nLanKBQ0XdOUWIzfy6_IVse6jpfHVHZNdrmEzqRKJWyUP1i8d-u285TeKWRO8AXwc5Kqgtadt_FQvIfQDnwIpznQqHLhRYbewmYJCFV0JhJJtLiVeSThxyl2FoURw4-GwP_SMSf8fELRyJTyE7OnEDH_Yl3LdQ-im_Qz3KM8ug51jU=
スノーピーク バーナー・ストーブの主なラインナップ
OD缶タイプ(調理用)
- ギガパワーストーブ 地 オート – 75gの超軽量ロングセラー
- ギガパワーマイクロマックスウルトラライト – 56gの最軽量モデル
- ギガパワーストーブ レクタ – 2024年発売のH字型バーナー
- ヤエンストーブ ナギ – 風防一体型
- ヤエンストーブ レギ – グッドデザイン賞受賞の安定モデル
- フラットバーナー – IGTテーブル対応
- ギガパワーツーバーナー 液出し – 2口の本格ツーバーナー
- グリルバーナー 雪峰苑 – 焼肉専用
CB缶タイプ(調理用)
- HOME&CAMPバーナー – 自宅でもキャンプでも使えるデザイン
暖房用ストーブ(石油)
- グローストーブ – 暖房特化の石油ストーブ
- タクード – 調理もできる石油コンロ
多いだろう。だが全部を知る必要はない。自分のスタイルに合ったものを2〜3個に絞れば十分だ。
登山に最適!軽量コンパクトバーナー
Image Prompt: 山頂でコンパクトなバーナーを使ってお湯を沸かしている登山者。背景には雲海が広がる。
ポケットに入る超定番「ギガパワーストーブ 地 オート」
まず登山者に圧倒的な支持を受けているのが、ギガパワーストーブ 地 オートだな。
そうだ。スノーピークの哲学で「野遊びの原点」を意味している。1998年発売以来、四半世紀以上も愛され続けているロングセラーだ。
参
「1998年の発売以来、世界中で選ばれ続けるロングセラーモデルです。携帯性、重量、ゴトクの安定性、火力のトータルバランスに優れており、着火に便利なオートイグナイタを装備しています。」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQHFjA9PpGo5XmwU6xyStmThke1U1t8rAjLHysM5m7ZG7ZqJxJeNd8d-JzKn-tSGeuNn9icBuX_eJsniCmYdAk-hLO96xdW9e1CvlW6D-GD8jHtHKVnktsBgdBhC_XK412s83OZEPdQ=
ふむ。それだけ完成度が高いということだ。重さはたったの75g、収納サイズは4.4×3.5×8.2cm。文字通りポケットに入る。
しかも出力は2,500kcal/hと十分な火力がある。さらにこのモデルは4本アームのゴトクを採用していて、3本タイプよりも安定性が高い。
参
「4本のアーム式ゴトクは、他の多くのストーブよりも耐久性が高く、安定した調理を可能にします。この4本アームは、通常の3本アームモデルよりも安定性が向上しています。」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGVwXS-VOGJJ0KHgoUFicVBoUOEM7eWKBlIiXA2lej0sQ_0trEwSf57P4hUbKPb7LIM-s5Qj3Fd_rYs9zMNDXhcDO9DKx2IW8VMW5NwTcPAlFXsZtMYdwkVHnW1Ug1Mgqxny-tWzxNYQVPV98CSigisUV8VZa4LyeX70Hu-AcIKM3ogd5FTiwFU2drvzC8NH5kVkDPA
でも安定って言っても、ゴトクの上に鍋を置いたらグラグラしそう…
実際、山頂の岩場とかで使うと重心が高いから100%安定とは言い難い。だがクッカーの中にすっぽり収納できるから、パッキング効率は抜群だ。
参
「他のストーブのジェットエンジンのような騒音と比較して、ギガパワー2.0は著しく静かであり、自然の静けさを損なわないという利点があります。」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGVwXS-VOGJJ0KHgoUFicVBoUOEM7eWKBlIiXA2lej0sQ_0trEwSf57P4hUbKPb7LIM-s5Qj3Fd_rYs9zMNDXhcDO9DKx2IW8VMW5NwTcPAlFXsZtMYdwkVHnW1Ug1Mgqxny-tWzxNYQVPV98CSigisUV8VZa4LyeX70Hu-AcIKM3ogd5FTiwFU2drvzC8NH5kVkDPA
ああ。バーナーによっては「ゴォォォ」とジェットエンジンみたいな音がするものもあるが、ギガパワーは静かだ。山で自然の音を楽しみたいなら、これは嬉しい特徴だろう。
主なスペック
- 重量:75g
- 出力:2,500kcal/h
- 収納サイズ:4.4×3.5×8.2cm
- 燃料:OD缶
- オートイグナイタ搭載
こんな人におすすめ
- 軽量・コンパクトを最優先する登山者
- ソロ登山やテント泊縦走がメイン
- クッカー内に収納してスッキリ持ち運びたい人
注意点
- 風に弱い(別途風防があると安心)
- 重心が高く、大きな鍋には不向き
風の強い稜線なら「ヤエンストーブ ナギ」
Image Prompt: 風が吹く稜線で風防付きバーナーを使って調理する登山者。
そういう人にはヤエンストーブ ナギをおすすめする。こちらは風防一体型のシングルバーナーだ。
確かに独特だな。「野宴」と書いてヤエンと読む。野外での宴、つまりアウトドアでの食事を楽しむという意味が込められている。
参
「風防が本体と一体になっているため、炎が風の影響を受けにくく、アウトドアでの調理ストレスを軽減します。」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGV42S2Lx86GAyMWtixCBggwF-KDwW__nmJbLV6oYaBNg6UYJGLE-V2y0hmYscHzZIKBZADHDDC54d_1PftHuaEpNDRLZ1oOLFimhVO_5pQkr_vapq0s2QSPFLS-iALnJVHMifJ3-KXpc1UnprKXZKoH1WpdKcheA==
風防が最初から付いてるのは便利そう!でも、その分デカくなりません?
確かに収納時はギガパワーよりかさばる。だが風防の高さが2段階に調節できるから、鍋のサイズに合わせて使い分けられる。それに低重心で安定性も高い。
出力は2,800kcal/hだ。ギガパワーより少し強い。風の強い稜線や山頂で、確実にお湯を沸かしたいなら、ナギの方が頼りになる。
主なスペック
- 出力:2,800kcal/h
- 燃料:OD缶
- 風防一体型・高さ2段階調節
こんな人におすすめ
- 風の強い場所での調理が多い登山者
- 燃焼効率を重視したい人
- 多少かさばっても安定した火力が欲しい人
注意点
- 組み立てに少し手間がかかる
- ギガパワーよりかさばる
安定性とコンパクトさのバランス「ヤエンストーブ レギ」
もう一つ紹介したいのがヤエンストーブ レギだ。2015年にグッドデザイン賞を受賞している。
ふむ、機能美という点では確かにそうだな。このモデルの特徴は、分離型に匹敵する低重心を保ちながら、一体型のコンパクトさを実現している点だ。
参
「分離式並みの低重心を保ちながら、正立式と同様の一体型を実現しており、不整地でも安定した調理が可能です。ゴトクは三点支持で鍋をしっかりと支えます。」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQHn39G1YqnDmEzy-97awnBBTdR8mx2upDUtyIpRwookttoyLW13api0cHQ4PLQdltSefbxRIG5zcfgbeWyG3HmiiRiCag0jTMqZFpE0wiotbUVy1x9DsjHoFAyQx4mmgfUOmCk9HPk=
ガス缶とバーナー本体がホースでつながっているタイプだ。重心が低くなるから安定するが、パーツが多くてかさばりやすい。レギはその利点を一体型で実現しようとした挑戦的なモデルだな。
2,900kcal/hと高火力だ。しかもイグナイタが付属していて、110缶と250缶の両方に対応している。高さ調節ノッチが2段階あるからな。
主なスペック
- 出力:2,900kcal/h
- 燃料:OD缶(110缶・250缶両対応)
- イグナイタ付属
- グッドデザイン賞受賞
こんな人におすすめ
- 安定性とコンパクトさの両方が欲しい人
- ヤエンクッカーなど大きめのクッカーを使う人
- デザイン性も重視したい人
キャンプで本格調理!据え置きタイプのバーナー
Image Prompt: キャンプサイトでIGTテーブルにフラットバーナーをセットして調理している様子。
先生、ここまでは登山向けでしたよね。キャンプだとどれがいいんですか?
キャンプでは重さよりも調理のしやすさや安定性が重要になる。だからおすすめも変わってくるな。
IGTシステムと連携「フラットバーナー」
キャンプで本格的に料理を楽しみたいなら、フラットバーナーは外せない。
その通りだ。このバーナーはスノーピークのIGT(アイアングリルテーブル)システムにビルトインできる。テーブルとバーナーがフラットに一体化するから、調理スペースが広く使えて見た目もスッキリする。
参
「スノーピークのアイアングリルテーブル(IGT)シリーズにビルトインして使用できるため、システムキッチンとして活用できます。」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGPYM9npJMQImh_H9r2rwEZDwoSiLB4xOG0CrVrHghHQAxihQcB3ewKcJ0bUPJ4q9aDabRq4GcUmWJchY3CnjlrIbP9tls8NvZK3ySjsWt77iXchSa2Ru2J9xzc1RLqTOw=
まあ、そういう見方もあるだろうな。だが機能面でも優れている。直径23cmまでの鍋に対応、出力は3,000kcal/hと高火力だ。
参
「IGTにセットするとテーブルとフラットになるため、調理器具が置きやすく、サイト全体がスマートに見えるという利点があります。」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGwqBn1HFX_bYcyPWBm3LDc-ed3Cc76pH5-E2bp-eRHLqKbQsBm9BB7vJ5K5MeLs8knsdwAwR8xYCh2_MvO2x7Bs5p-GZqgCiH8jrPD27iS_rgtAujd60y6TYmnI4q9cwBhZbq4
いや、単体でも使える。専用の脚を取り付ければ卓上コンロとして使用可能だ。ただ、IGTと組み合わせてこそ真価を発揮するバーナーではあるな。
主なスペック
- 出力:3,000kcal/h
- 対応鍋サイズ:直径23cmまで
- 重量:1.9kg
- 燃料:OD缶
- IGTビルトイン対応・単体使用可
こんな人におすすめ
- IGTシステムを持っている人
- すっきりした調理スペースが欲しい人
- ファミリーキャンプやグループキャンプがメイン
注意点
- IGTなしだと魅力が半減
- 単体重量1.9kgで携帯性は低い
家でもキャンプでも「HOME&CAMPバーナー」
Image Prompt: スタイリッシュなHOME&CAMPバーナーがキッチンとキャンプサイトの両方で使われている対比イメージ。
先生、私はまだIGTとか持ってないんですけど、おすすめありますか?
それならHOME&CAMPバーナーだな。これはスノーピークの中でも異色の存在だ。
まずCB缶(カセットガス)を使う。スノーピークのバーナーはほとんどがOD缶だから珍しい。そして収納時はボトル状になるというユニークなデザインだ。
参
「収納時はボトル状になり、使用時にゴトクが展開されるユニークなデザインが特徴です。家庭用のCB缶(カセットガス)を使用できるため、燃料の入手が容易でランニングコストを抑えられます。」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQHWBQifkyEF2qQ3MSvRMY-wzuN7hSFxgi9EGhbw1zuz0ZwRhIyMD_qt5W2jPGc3geBduvHh4DRwzgWBwx7cetKq8BfVoIRvI9JVjY9iTJk_RQWBYTNDguEEuxCMqqmB-Q==
まあ、言い方は派手だがそんな感じだ。展開すると4本のゴトクが出現して、安定した調理台になる。直径14cm〜30cmまでの鍋に対応している。
正直に言うと1.4kgある。シングルバーナーとしてはかなり重い部類だ。登山には向かない。
このバーナーの真価は「家でもキャンプでも使える」という点だ。デザインがスタイリッシュだからキッチンに置いても違和感がない。普段使いの鍋パーティーからキャンプまで一台でこなせる。
参
「寒い状況下でも安定した火力を維持するために、バーナーからの熱をガス缶に伝える銅製の熱伝導パイプが搭載されています。これは他のブタンガスストーブではあまり見られない特徴です。」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQHWmDBe_xxXw6J6ycs4EjXwJgkX4jrlo3fXafdX-GVsKdBl1vI6SwcIEDFNWsAld5dvIXRpm2i9S_r6o17JuQ3ez8HVda-4p1FibaVViZBsvq0N3LlFETDCReDFh3Pvx25eYdQtm5w=
CB缶は寒いと火力が落ちやすいが、このバーナーはバーナーの熱をガス缶に伝える銅製パイプが内蔵されている。寒冷時でも比較的安定した火力を維持できるんだ。
価格が高いのと、専用ケースが別売りなのは注意点だな。あと展開・収納がスムーズでないと感じる人もいる。
主なスペック
- 出力:2,100kcal/h
- 対応鍋サイズ:直径14cm〜30cm
- 重量:1.4kg
- 燃料:CB缶
- 自動点火装置搭載
- 銅製熱伝導パイプ内蔵
こんな人におすすめ
- 家庭とキャンプ両方で使いたい人
- デザイン性を重視する人
- 燃料コストを抑えたい人
注意点
- シングルバーナーとしては重め
- 価格が高め
- 専用ケースは別売り
- 輻射熱に注意(耐熱シート推奨)
2024年新作!「ギガパワーストーブ レクタ」
よく知っているな。ギガパワーストーブ レクタが2024年6月に発売されて話題になった。
参
「H字型のバーナーヘッドが特徴で、従来の丸いバーナーに比べて広範囲に熱を伝えることができ、特に幅の広い調理器具での使用に適しています。」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQEJ2SYZZp8fopETA68sVh46_4jMWC1eLAd0Hup-jG28s3KpJe6CDWmeiuy1d7ePI5dfCgMcSwReuoZMpuPGdnP-NtIICmRV1uyf4cjMgM0kX8qVrlrzBwTHp-soz9LuEP7DsQ4ajnIZnrtVaczupoY=
察しがいいな。その通りだ。バーナーヘッドがH字型になっていて、従来の丸いバーナーより広い範囲に熱を伝えられる。
通常、バーナーの炎は円形で中心に集中する。だがH字型だと横長に炎が出るから、フライパンやホットサンドメーカーのような幅広の調理器具でも均一に加熱できるんだ。
参
「器具栓や混合管をバーナーヘッド内部に収納でき、長方形に折りたたむことでコンパクトになり、持ち運びに便利です。」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQEJ2SYZZp8fopETA68sVh46_4jMWC1eLAd0Hup-jG28s3KpJe6CDWmeiuy1d7ePI5dfCgMcSwReuoZMpuPGdnP-NtIICmRV1uyf4cjMgM0kX8qVrlrzBwTHp-soz9LuEP7DsQ4ajnIZnrtVaczupoY=
ただし重量は495gとギガパワー地オート(75g)の6倍以上ある。登山向けというよりはソロ・デュオキャンプ向けだな。
主なスペック
- 出力:2,500kcal/h
- 重量:495g
- 収納サイズ:156×82×35mm
- 燃料:OD缶
- H字型バーナーヘッド
- 専用グリドルあり(別売り)
こんな人におすすめ
- ホットサンドやフライパン調理が多い人
- ソロ・デュオキャンプがメイン
- 新しいモノ好きな人
冬キャンプ・ファミリー向け「ギガパワーツーバーナー 液出し」
先生、2口で同時に料理できるバーナーってありますか?
ある。ギガパワーツーバーナー 液出しだ。家庭キッチンのように同時に2つの火を使える。
OD缶の中のガスを液体のまま取り出す方式のことだ。通常はガスが気化してから燃焼するが、低温環境だと気化しにくくなって火力が落ちる。液出し方式なら気化に頼らないから、氷点下でも安定した火力を維持できる。
参
「液出し方式のため、ガスカートリッジが気化熱で冷えることなく、最後まで安定したガス供給と火力を維持できます。これにより、氷点下のような寒い環境でも通常の火力で使用可能です。」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQEGcLRnjZCgD4fKUjdUQ_zTms1CrIATpP3lG-c77vIdkGsVr2jt9B6js23Sme_JPbbOJ55z6lBN054-C5a2z3CIPViQzBZpJtR0D3FtXxC3vMn2uNPM4mUuvXuZc0H0LX9ThOAFymA=
その通りだ。出力は3,000kcal/h×2口で合計6,000kcal/h。ダッチオーブンのような重い調理器具もしっかり支える頑丈な設計だ。
正直言って7.3kgある。車で行くオートキャンプ専用と考えた方がいいな。
主なスペック
- 出力:3,000kcal/h × 2口
- 重量:7.3kg
- 燃料:OD缶(GP-500S/GP-500SR推奨)
- 液出し方式
- 大型風防付き
- IGT連携可能
こんな人におすすめ
- 冬キャンプで本格調理したい人
- ファミリーやグループキャンプがメイン
- 車移動のオートキャンプ派
注意点
- 重い(7.3kg)
- 価格が高い
- 収納ケースは別売り
焼肉好き必見!「グリルバーナー 雪峰苑」
Image Prompt: 厚切りステーキが鋳鉄製グリドルでジュージュー焼かれている様子。炎ではなく鉄板の蓄熱で調理している。
はは、正直だな。それならグリルバーナー 雪峰苑だ。焼肉・ステーキに特化したバーナーだぞ。
名前だけじゃない。実際に高級焼肉店のような仕上がりになると評判だ。厚みのある鋳鉄製グリドルが付属していて、蓄熱性が非常に高い。
参
「鋳鉄製のグリドル(鉄板)が厚く、蓄熱性が高いため、厚切り肉もじっくりと美味しく焼き上げることができます。高級焼肉店のような仕上がりになると評判です。」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQHWUoDvGYUiuHb9v8B_Bl2FZBqUglerJH3qXTh1QEvsWCD6oiiG6tKZIeNGIOJLnmrcA65j_PiYcZFLhV2qMOC66kui4VvNvyDnIlAnVRX3Z1wG2DsELZHJo0uc_4fgyQaBxNZ2NF_ncpDQAsJTLugPBiJ3N4qhwRI1Kg==
良い質問だ。雪峰苑は脂が直接熱源に当たらない構造になっている。だから煙の発生が少ない。
参
「溶け出した脂が直接熱源に当たらない構造になっているため、煙の発生が少なく、室内での焼肉にも適しています。」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGcD2zw8HemGzm4YafbIQj6sfK2a8_KMY_ZqstTyUA2JL5pBNH2hNNjVqTgP_UxKAM0aH0PY44EneIHoEC_KrzVxR4261paMP90sJBGkCWVr1UVvWnUXw3-JXOZ_n4gKV-g0xs7Qjw=
ただし鋳鉄製だからシーズニング(油慣らし)が必要だ。使用前後の手入れを怠るとサビたり焦げ付きやすくなる。
手間はかかるが、その分育てる喜びがある。使い込むほど油がなじんで、どんどん調理しやすくなっていく。
主なスペック
- 鋳鉄製グリドル付属
- 燃料:OD缶
- IGT対応・単体使用可
- 別売りたこ焼きプレート対応
こんな人におすすめ
- キャンプで美味しい焼肉・ステーキを楽しみたい人
- 鋳鉄調理器具の手入れが苦にならない人
- IGTシステムを持っている人
注意点
- シーズニングが必要
- 温まるまでに時間がかかる
- 重量がある
冬キャンプの味方!暖房用ストーブ
Image Prompt: 雪の積もったキャンプサイトで、テント内でグローストーブが赤く光っている様子。
先生、冬キャンプで暖かくなるストーブってありますか?
もちろんだ。スノーピークにはグローストーブとタクードという2つの石油ストーブがある。
暖房メインなら「グローストーブ」
参
「自然通気型開放式石油ストーブで、赤熱式の遠赤外線効果により暖めます。円筒形のため360度全周に熱が放出されるのが特徴です。」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQFhIuplRnOrf89o4RMO38iSKMsyI6F-anSJU1F8QDuZrf1pcMQnKYRfG_k2FIVdedKKj3QlDXuA95n2btF8TubnFxhCAkFovyS1pmjzIAmfoQvf6Nq4x5tQ6iyngQ==
その通りだ。赤熱式で赤く発光するから、点火状態が一目でわかる。暖房出力は2.54kW、燃焼時間は約20時間だ。
ただし!スノーピークの燃焼器具は屋外専用だ。一酸化炭素中毒の危険があるから、テント内で使う場合は必ず適切な換気を確保すること。
参
「スノーピークの燃焼器具は屋外専用です。屋内、車内、テント内での使用は一酸化炭素中毒や酸欠による窒息死の恐れがあるため絶対にしないでください。」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQEy9raC8kBojh-IwW64EjMrf1HDZJ4SqAvzBiCuKKmnPlwo9tefQ81I__4hMCKPXzuOdcLkdP6GM2oE3uDZ1NxntzfLX8AKoZwqYC1qZJ8mo09p8YieJJnXGMCQJS0JiCxDoZUiqbzlYS0WkbLD8xtKe9urFZwf721R_4x5yY17i0EmKjAFLUvcs-OiRaoAcUrGrGqbwSXJB7TtF2OifFhEjw==
主なスペック
- 暖房出力:2.54kW
- タンク容量:4.9L
- 燃焼時間:約20時間
- 燃料:灯油
- 電子点火式(単二乾電池4個)
- 対震自動消火装置・緊急消火ボタン搭載
こんな人におすすめ
- 広いテント(2ルーム等)を暖めたい人
- メインストーブが欲しい人
- 冬キャンプを本格的に楽しみたい人
調理も暖房も「タクード」
一方でタクードは「煮炊き用石油コンロ」として設計されている。調理しながら暖も取れる一石二鳥のアイテムだ。
参
「石油コンロに分類され、主に煮込み料理に適した高効率石油コンロです。暖房効果はありますが、ストーブ上部からの熱が中心で、火鉢のような暖まり方をします。」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQFz9r4bHc9zyiIKLuRTBfsb0386_4QkV_wO9UAqnsZOrWrrRA1PrBl5GKn676vqluS3QwrwhxWgG9s2z68jUNQ9XHqsWjNe-LK_Og9Yv1jcCn3tSt209vnZFpWZcB4Z2NneEa0k58RK
そうだ。グローストーブが360度全周に熱を放射するのに対し、タクードは上方向への熱がメイン。だから暖房能力はグローストーブに劣るが、その分煮込み料理ができるというメリットがある。
その通り。しかもIGTにドッキングできるから、調理システムに組み込める。サイズも直径38cm×高さ34cm、重量6kgとコンパクトで持ち運びやすい。
主なスペック
- 暖房出力:2.15kW(1,800kcal/h相当)
- タンク容量:3.1L
- 燃焼時間:約15時間
- 燃料:灯油
- マッチ・点火棒で点火
- 対震自動消火装置搭載
- サイズ:直径38cm×高さ34cm
- 重量:6kg
- IGTドッキング対応
こんな人におすすめ
- 調理しながら暖も取りたい人
- ソロ・デュオキャンプがメイン
- コンパクトな暖房器具が欲しい人
- サブストーブとして
バーナー選びのQ&A
先生、いろいろ聞いてきましたけど、結局どれを選べばいいかまだ迷ってます…
Q1. 初めて買うならどれがいい?
用途による。登山がメインなら「ギガパワーストーブ 地 オート」。軽量・コンパクトで間違いがない。キャンプがメインで家でも使いたいなら「HOME&CAMPバーナー」だ。
Q2. OD缶とCB缶、どっちがお得?
ランニングコストはCB缶の方が安い。コンビニでも買えるしな。ただし寒冷地や高地ではOD缶の方が安定性が高い。使う環境で選ぶといい。
Q3. 冬キャンプでCB缶は使える?
正直厳しい場面がある。だがHOME&CAMPバーナーは銅製熱伝導パイプがあるから、他のCB缶バーナーよりは寒さに強い。それでも本格的な冬キャンプならOD缶タイプか液出しタイプを選ぶのが無難だ。
Q4. メンテナンスはどうすればいい?
ガスバーナーは水洗い不可だ。汚れたら固く絞った布で拭き取って、しっかり乾燥させる。長期保管前はガスカートリッジを外して、直射日光と湿気を避けて保管すること。
参
「バーナー本体は水洗いできないため、汚れや塩分が付着した場合は、固く絞った布で拭き取り、乾いた布で水気を拭き取った後、風通しの良い日陰で乾燥させます。」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQEy9raC8kBojh-IwW64EjMrf1HDZJ4SqAvzBiCuKKmnPlwo9tefQ81I__4hMCKPXzuOdcLkdP6GM2oE3uDZ1NxntzfLX8AKoZwqYC1qZJ8mo09p8YieJJnXGMCQJS0JiCxDoZUiqbzlYS0WkbLD8xtKe9urFZwf721R_4x5yY17i0EmKjAFLUvcs-OiRaoAcUrGrGqbwSXJB7TtF2OifFhEjw==
Q5. スノーピーク以外のガス缶は使える?
使わない方がいい。スノーピークは自社製ガスカートリッジの使用を推奨している。他社製だと性能低下や故障の原因になる可能性がある。
まとめ:スノーピーク バーナー・ストーブ 比較表
先生、いろいろ教えてもらってだいぶわかってきました!でも最後に一覧で比較できると嬉しいんですけど…
では比較表を用意しよう。まずは登山向けモデルから。
登山向けバーナー比較表
| モデル名 |
重量 |
出力 |
特徴 |
おすすめユーザー |
| ギガパワーストーブ 地 オート |
75g |
2,500kcal/h |
超軽量・コンパクト |
軽さ最優先の登山者 |
| ギガパワーマイクロマックスウルトラライト |
56g |
2,800kcal/h |
最軽量 |
UL志向の登山者 |
| ヤエンストーブ ナギ |
- |
2,800kcal/h |
風防一体型 |
風の強い稜線向け |
| ヤエンストーブ レギ |
- |
2,900kcal/h |
低重心・グッドデザイン賞 |
安定性重視派 |
キャンプ向けバーナー比較表
| モデル名 |
重量 |
出力 |
燃料 |
特徴 |
おすすめユーザー |
| フラットバーナー |
1.9kg |
3,000kcal/h |
OD缶 |
IGT対応 |
IGTユーザー |
| HOME&CAMPバーナー |
1.4kg |
2,100kcal/h |
CB缶 |
おしゃれデザイン |
家とキャンプ兼用派 |
| ギガパワーストーブ レクタ |
495g |
2,500kcal/h |
OD缶 |
H字型・2024年新作 |
ソロ〜デュオキャンプ |
| ギガパワーツーバーナー液出し |
7.3kg |
3,000×2口 |
OD缶 |
冬でも安定火力 |
冬キャンプ・ファミリー |
| グリルバーナー雪峰苑 |
- |
- |
OD缶 |
焼肉特化 |
肉好きキャンパー |
暖房ストーブ比較表
| モデル名 |
暖房出力 |
燃焼時間 |
特徴 |
おすすめユーザー |
| グローストーブ |
2.54kW |
約20時間 |
360度暖房 |
広い空間を暖めたい人 |
| タクード |
2.15kW |
約15時間 |
調理もできる |
煮込み料理派・サブストーブ |
わー、こうやって並べると違いがよくわかる!私はまず「ギガパワーストーブ 地 オート」から始めてみようかな。登山も始めたいし、軽いのがいいかも。
良い選択だ。あとはHOME&CAMPバーナーも家で使えるから、普段使いしながらキャンプに慣れていくのもいいぞ。
おいおい、まずは一つから始めろ。道具は使い込んでこそ価値がある。焦らず、自分のスタイルを見つけていくんだ。
それがいい。実際に手に取って、重さやサイズ感を確認するのが大事だ。店員さんに使い方を聞くのも勉強になるぞ。
Image Prompt: アウトドアショップでスノーピークのバーナーを手に取って見ているJKと、隣でアドバイスする先生。