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新緑の低山を歩く登山初心者の女性と、遠くに見える山頂を指さすベテランガイドの姿。穏やかな晴天で整備された登山道が続いている。

導入

「登山を始めてみたいけど、どの山を選べばいいのかわからない…」。そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。ネットで調べると「初心者におすすめの山100選」みたいな記事がゴロゴロ出てくるけど、結局どれを選べばいいの? という状態に陥りがちです。

この記事では、登山初心者が最初の一歩を踏み出すための山選びの基準を徹底解説します。コースタイムや標高差の目安から、「山のグレーディング」という公式な難易度評価の読み方、さらには天気予報アプリの活用法まで、安全で楽しい登山デビューに必要な知識を会話形式でお伝えします。


登場人物紹介

JK
登山初心者。「形から入る」タイプで、見た目や可愛さを重視。素朴な疑問を正直に口にする読者の代弁者。
先生
登山歴20年のベテラン。道具への愛と知識は深いが、初心者の気持ちも理解する頼れる存在。

山選びが重要な理由

JK
先生、私もそろそろ登山デビューしたいんですけど、どの山にしたらいいかさっぱりわからなくて。
先生
いい心がけだな。だが、焦って山を選ぶと痛い目を見ることになる。
JK
え、山選びってそんなに重要なんですか? 正直、どれも同じに見えるんですけど…。
先生
初心者にとって最初の山選びは、その後の登山人生を左右すると言っても過言ではない。楽しかった経験が次の登山へのモチベーションにつながるが、逆に辛すぎる経験は「もう二度と山なんか登らない」という結末を招く。
JK
そ、そんな大げさな…。
先生
大げさではないぞ。実際、自分の体力に見合わない山を選んで、登りで力尽き、下山でヘロヘロになり、翌日から一週間筋肉痛で動けなくなった…という初心者は後を絶たない。
JK
うわ、それは嫌ですね。じゃあ、どうやって選べばいいんですか?
先生
今から5つの基準を教えよう。これさえ押さえておけば、まず失敗することはない。

Image Prompt: 登山地図とスマートフォンの天気アプリを広げて真剣に見比べている男性と、横から覗き込む女子高生のイラスト。


山選び5つの基準

基準1:コースタイムは4時間前後まで

JK
最初に何をチェックすればいいんですか?
先生
まずはコースタイムだ。登山初心者の場合、休憩時間を含めずに合計4時間前後のコースタイムの山を選ぶのがおすすめだ。これなら休憩込みで約6時間程度の山行となり、無理なく日帰りで楽しめる。
JK
へぇ、4時間ですか。意外と短いですね。もっと長く歩くものかと思ってました。
先生
初心者ほど、そう思いがちだ。だが実際に山を歩いてみると、想像以上に疲れる。特に下山時は膝にくるぞ。

参考情報: 「登山初心者の場合、休憩時間を含めずに合計4時間前後のコースタイムの山を選ぶのがおすすめです」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQHV5oxH6moQwfYHzeM_ySq2d-iSYRScCM4UYJwhPP_rZyuce8qsbU3lqMSdakJYpmvBND_ynVkiQQGe6dQKBVczzkKa654ke4TzkoGQ9MsrgDiF-TOveIO0ZLP3ucI6s_lgOCqjONGrhtjrA51jf7U0Cgnu

JK
あ、でもガイドブックに書いてあるコースタイムって、休憩時間は含まれてるんですか?
先生
いい質問だ。含まれていない。ここを勘違いする人が多い。ガイドブックに記載のコースタイムには、写真撮影、昼食、トイレ休憩などは一切含まれていない。だから実際の行動時間は、コースタイムの1〜2割増しで見積もるのが安心だ。
JK
え、それ重要じゃないですか! じゃあ4時間って書いてあっても、実際は5時間くらいかかるってこと?
先生
その通り。だから「早く出発して、早く降りてくる」を習慣にすることが大切だ。

この基準のポイント

  • コースタイム4時間前後(休憩含まず)
  • 実際の行動時間は1〜2割増しで計算
  • 日帰りなら5時間以内がベター

基準2:標高差は500〜600m以内

JK
コースタイムの次は何ですか?
先生
標高差だ。登山口から山頂までの標高差が600m前後の山が、初心者にとって無理なく楽しめる目安とされている。
JK
600m…。うーん、イメージがわかないです。
先生
そうだな。目安としては、1時間あたり300m程度の登りが、初心者が無理なく登れるペースだ。下りは1時間あたり400m程度。つまり標高差600mなら、登りに2時間、下りに1時間半くらいかかる計算になる。

参考情報: 「登山口から山頂までの標高差が600m前後の山が、初心者にとって無理なく楽しめる目安」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGN_RYOLs6gpWRVWGe4ydJmJ9HKwe_lS-BI8HyScOiefe4RpeAfValIvo72rpAsocz7Ye0sRttKUfTkz8GGGMVXiigMAvF6ljSSE8t2gzekC7m0EntpaiHyN7Zwsgk_1iwRRw==

JK
なるほど、そう言われると具体的ですね。でも山の標高だけ見てればいいんですよね? 例えば標高500mの山なら余裕ってことで。
先生
それは大きな間違いだ。山の標高と、登山口からの標高差は別物だぞ。
JK
え? どういうことですか?
先生
例えば、標高1000mの山でも、登山口が標高800mにあれば、標高差はたったの200mだ。逆に、標高500mの山でも、登山口が海抜0mなら標高差は500mになる。低山だからと油断してはいけない。
JK
あー、なるほど! 山の標高じゃなくて、「どこから登るか」が大事ってことですね。
先生
その通り。必ず登山口の標高も確認することだ。

この基準のポイント

  • 標高差500〜600m以内
  • 山の標高ではなく「登山口からの標高差」を確認
  • 1時間あたり登り300m、下り400mが目安

基準3:整備された登山道と人気のある山

JK
3つ目は何ですか?
先生
登山道の整備状況人気度だ。初心者は、登山者が多く、道がよく整備されている山を選ぶべきだ。
JK
え、人が多いとなんかイヤじゃないですか? 空いてる穴場の方がよくないですか?
先生
気持ちはわかる。だが初心者のうちは、人が多い山の方が安全なんだ。道迷いのリスクが少なく、万が一何かあっても助けを得やすい。山小屋やトイレも充実していることが多い。
JK
確かに、遭難とかしたら怖いですもんね…。
先生
それから、コースの種類も重要だ。登り下りで同じ道を歩く「往復型(ピストン)」は、天候悪化や体調不良の際に引き返しやすく、初心者におすすめのコース形式だ。

参考情報: 「登り下りで同じ道を歩く『往復型(ピストン)』は、天候悪化や体調不良の際に引き返しやすく、初心者におすすめのコース形式」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQEojOcNT09ab9acWLpedtR-gnHrP-9xcAxprCTqsRbTHjkU8vV5SBdk8T0ZSbwdXAqREhinaqOMYT_88pHAcybKQPWE5kntf8IEq3klvH2Bfx5Nbax5qvYv-5wi

JK
ピストン…? なんか名前がカッコいいですね。
先生
行きと帰りが同じルートだから、道に迷いにくいし、「あとどれくらいで着くか」がわかりやすいんだ。周回コースは慣れてからにすることだな。

この基準のポイント

  • 登山者が多いメジャーな山を選ぶ
  • 登山道が整備され、標識が明確
  • 往復型(ピストン)コースが安心
  • 岩場、鎖場、細い尾根などの危険箇所が少ない山

基準4:山のグレーディングをチェック

JK
なんか「グレーディング」って聞いたことあるんですけど、あれは何なんですか?
先生
よく知っているな。「山のグレーディング」は、登山ルートの難易度を客観的に評価した指標だ。2014年に長野県が初めて公表したもので、現在は多くの県で採用されている。
JK
へぇ、公式なものなんですね。
先生
そうだ。登山ブームで経験不足の登山者による遭難事故が増加したことを受けて、自分の力量に合った山を選べるように作られた。

参考情報: 「長野県が2014年に初めて『信州 山のグレーディング』を公表しました。これは登山ブームにより経験不足の登山者や体力を過信した中高年による遭難事故が増加したことを受け導入されました」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQE03vEvDfFGkuCwb1oC7tgHQ1SJfhC6DVKrA440FTjWtdSZo8UgZEIAIlpfb5x4uxmClx6EVe8xO6jmyayCGKYm2f7yzhARG4ChRkvUVDQiFT0aaNpWIBrfRzPVPQzYSnmGD_9qwcXYb98CYyYvWi3wnWBRY98icFOoaMN4c7AIAeFRaN0VH3AgKj_M3tmVP9BA1yIn3vvrlN6mfJz2tBnBQvAZ4-7VGYPcMA==

JK
で、どうやって見るんですか?
先生
グレーディングには2つの評価軸がある。体力度技術的難易度だ。

体力度(1〜10)

体力度 目安
1〜3 日帰り可能
4〜5 1泊以上が望ましい
6〜7 2泊以上必要
8〜10 2〜3泊以上必要
JK
初心者は1〜3を選べばいいんですね!
先生
その通りだ。

技術的難易度(A〜E)

レベル 内容
A(初級) 整備された登山道、転落・滑落の危険性低い
B(初級〜中級) 沢渡りや急な坂あり
C(中級) はしごや鎖場あり
D(上級) 厳しい岩場、痩せ尾根など
E(最難関) ロープワーク等の専門技術が必要
JK
つまり初心者は「体力度1〜3」で「難易度A〜B」ってことですね。
先生
そういうことだ。ちなみに高尾山の表参道ルートは体力度2、技術的難易度Aと評価されている。

参考情報: 「体力度1~3、技術的難易度A~Bに該当する山が初心者向けとされています」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQF6yOCgA32re_Ytm2JN5m3nZdLR3tcZmnnpFCQJR00J2vdRspnGzPAsxc2Z2DyvgtbBppvTypXqi0HkHYDIBLHehypIxBV1NW5lWR6-9MTYCa1gcOlKmSi8VT9xYfkUaX14DBkOhnL3

JK
へぇ、高尾山って初心者レベルなんですね。安心しました。
先生
ただし注意点がある。グレーディングは積雪のない時期で天候が良好な条件での評価だ。実際の登山では、悪天候や残雪、体調などのリスクも考慮が必要だぞ。

基準5:アクセスとケーブルカーの有無

JK
5つ目は何ですか?
先生
アクセスの良さと、ケーブルカーやリフトの有無だ。
JK
あー、それ大事ですよね。電車で行けるかどうかとか。
先生
そうだ。都心から電車で行ける山なら、朝早く出発できるし、帰りも楽だ。車がない初心者でも行きやすい。
JK
ケーブルカーがあると何がいいんですか?
先生
体力に自信がない場合、登りはケーブルカーを使い、下りだけ歩くという選択ができる。逆もまた然りだ。途中でバテても、ケーブルカーで下山できるという安心感がある。
JK
なるほど! 保険みたいなものですね。
先生
まさにそうだ。特に初めての登山では、「いざとなったらエスケープできる」ルートを選ぶのが賢明だ。

Image Prompt: 高尾山のケーブルカー駅に向かう観光客と登山者が入り混じった賑やかな風景。女子高生が「これに乗れば楽勝じゃん」という表情でケーブルカーを眺めている。


初心者におすすめの定番4山

JK
具体的にどの山がいいか教えてもらえませんか?
先生
よし、首都圏から行きやすい定番の4山を紹介しよう。どれも基準を満たした初心者向けだ。

高尾山(東京都)

先生
まずは高尾山。標高599mで、都心から電車で約1時間。世界一登山客が多い山としても知られている。
JK
世界一!? すごいですね。
先生
ケーブルカーやリフトも利用でき、複数の登山コースがある。1号路(表参道コース)は舗装されていてスニーカーでも歩けるし、途中に飲食店や見どころも充実している。

参考情報: 「高尾山は標高599.3mで世界一登山客が多い山としても知られています。都心からのアクセスが良く、初心者や家族連れでも気軽に楽しめる」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQH2q0oTy5H7-BjLtAmpL0RSJUAdDJzUTwTwvSgZJRTFBSU4yY-h3m8nSfaYvGq-ZC6FNTasdTrSzWzIyGUMbEc6vEAcqs28gi9vUOmRCbtdiqOAyisvKzMKeYEm3kvuMch3bt3GGo3RF1l7WIwkBq_i

JK
え、山なのにスニーカーでいいんですか?
先生
1号路ならな。ただし他のコースはしっかり登山靴を履いた方がいい。4号路は吊り橋があったり、6号路は沢沿いで飛び石を渡ったりと、バリエーション豊かだぞ。

高尾山 主要コース

コース 特徴 コースタイム
1号路(表参道) 舗装道、飲食店あり ケーブルカー利用で往復約1時間40分
4号路(吊り橋) 自然豊か、みやま橋あり 往復約2時間
6号路(びわ滝) 沢沿い、飛び石渡り 片道約1時間50分

筑波山(茨城県)

先生
次は筑波山。「西の富士、東の筑波」と称される名山で、日本百名山の中で最も標高が低い。
JK
百名山なのに低いんですか? 珍しいですね。
先生
標高877m(女体山)と871m(男体山)の双耳峰だ。ケーブルカーやロープウェイも利用できるから、体力に不安があっても安心だ。

参考情報: 「筑波山は日本百名山の中で最も標高が低いことから、初心者でも登りやすい山として人気です」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQFMdNSrM4J4NvK5ukCfLw2RJdxxVHDvWzvLPFUhzOXN_IC60pp_x9N0vJImhBr00vPtThEVNF2bjFxPregYUxxvqUImxtsBuUD4tEjl4IM76YvJz6Y2rDIIHPRhT3Y1G3TmkHZsK1GObXRVlv6qO4v0nD1XvMATlSY=

JK
百名山を登れたら、ちょっと自慢できそう。
先生
女体山頂からの関東平野の眺望は素晴らしいぞ。白雲橋コースには奇岩群もあって、変化があって飽きない。

筑波山 主要コース

コース 特徴 コースタイム 標高差
つつじヶ丘往復 標高が高い登山口、体力に自信がない方向け 約3時間 累積539m
御幸ヶ原コース 男体山頂へ 登り約90分、下り約70分 約610m
白雲橋コース 女体山頂へ、奇岩群あり 登り約110分、下り約95分 約610m

御岳山(東京都)

先生
3つ目は御岳山。標高929mで、奥多摩を代表する霊山だ。
JK
霊山? なんか神聖な感じですね。
先生
山頂には武蔵御嶽神社があって、パワースポットとしても人気がある。ケーブルカーで山頂近くまで行けるから、初心者でも気軽に楽しめる。

参考情報: 「ケーブルカーを利用すれば手軽にアクセスでき、武蔵御嶽神社やロックガーデンなど見どころが豊富で、初心者から家族連れまで楽しめます」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGPS9N-tCe5F8rF0mOKxzR8C9kjcPWHYeNkD_MOPfdtrk76_heDVV5yuziT8GFdo7FqNN2FJgyYaZIx_1oSuUSZc_-vOXPPnj6YNzVZb2gv-eGUK5zzqbRgQ-PTwmjN-LWJy6gzGtP5tw==

JK
ロックガーデンって何ですか?
先生
沢沿いの渓谷で、苔むした岩と清流が美しい遊歩道だ。ケーブルカー駅からの周遊で約4時間。登山というより森林浴に近い感覚で歩ける。

大山(神奈川県)

先生
最後は大山。標高1252mで、今回紹介する4山の中では最も高い。
JK
1252mって、けっこう高くないですか?
先生
高さだけ見るとそうだが、ケーブルカーを使えば標高差は600m程度まで軽減される。阿夫利神社という歴史ある神社もあり、登山と観光を兼ねて楽しめる。

参考情報: 「大山は神奈川県に位置する標高1252mの山で、ケーブルカーを利用すれば初心者でも山頂を目指しやすい」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQHryD1eJQB08qTba4D7hPV9Ct3o97sHundgig6OZhwvPB0wemxdqgk8itRzukO--6HPyTZ0HT9bQPWM0Km3oXjolKNJO1HygI35FQlcyvxe0blT7t8=

JK
ケーブルカー様々ですね。
先生
ただし、ケーブルカーを使わずに登ると標高差が1000mを超えるから、初心者はケーブルカー利用一択だな。男坂と女坂があるが、女坂の方が傾斜が緩やかで歩きやすい。

天気予報と地図アプリを活用する

JK
山が決まったら、あとは行くだけですよね?
先生
いや、まだだ。天気予報の確認は絶対に怠るな。
JK
普通にスマホの天気アプリで見ればいいんじゃないですか?
先生
平地の天気と山の天気は全く別物だ。山の天気は変わりやすく、麓は晴れていても山頂は暴風雨ということもある。専用のサービスを使うべきだ。

てんきとくらす(てんくら)

先生
てんきとくらす」、通称「てんくら」は無料で使える山の天気予報サービスだ。2,300以上の山岳の天気を確認できる。
JK
2,300も! すごい数ですね。
先生
最大の特徴は「登山指数」だ。降水量、風速、雲量などを総合的に考慮して、登山に適した快適度をA、B、Cの3段階で示してくれる。

参考情報: 「『てんきとくらす』の最大の特徴は、降水量、風速、雲量などを総合的に考慮し、登山に適した快適度をA、B、Cの3段階で示す『登山指数』です」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQHdEaxximJ6SWBuHSsS8hj0JJCfil4SLRwo2HPxMw_2SX3m6jN4syBQv633IUaIT21YOeFoUtM2m383cw7ZZEEJFiOyRvAGf6eRJci1miHNQj3vy0HCRbZxdl_F7StQuwNKBEY6Efo=

登山指数の見方

指数 意味
A 登山に適しています
B 風または雨が強く、やや登山に適していません
C 風または雨が強く、登山に適していません
JK
なるほど、Aなら行ってよし、Cなら中止ってことですね。
先生
そういうことだ。ただし登山指数には雷の可能性が含まれていないから、発雷確率は別途確認することだ。

YAMAP(ヤマップ)

先生
地図アプリは「YAMAP」がおすすめだ。累計500万ダウンロードを突破した日本最大級の登山アプリだ。
JK
何がそんなにいいんですか?
先生
事前に地図をダウンロードしておけば、電波の届かない山中でも現在地を確認できる。GPSは衛星を使うから、スマホの電波がなくても動くんだ。

参考情報: 「事前に地図をダウンロードしておけば、電波の届かない山中でも現在地確認やルート表示が可能です」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQEtXcugSclY2kYDtPf978Z67wFiZzoPKGoeEWnY_yfTk9SG3jWBojWxlaL-0rcDcu2v_8fvfUik_S1talexmnybK2rc3f5QVX69CgokUnnkDYtAK0Hec36Lbh3tG1p8LSw=

JK
電波なくても使えるんですか! それはすごい。山の中って圏外になること多いですもんね。
先生
他にも「みまもり機能」で遭難時に位置情報を共有できたり、「みんなの軌跡」で他の登山者が実際に歩いたルートを確認できたりする。初心者には心強いツールだ。

ベストシーズンは春と秋

JK
季節はいつがいいんですか?
先生
登山初心者には春(4月〜5月)秋(9月〜11月)がベストシーズンだ。気温が穏やかで、快適に歩ける条件が整っている。

春のメリットと注意点

先生
春は桜や新緑、様々な花が楽しめる。虫も少なく、日が長くなってくる。
JK
花見登山とかいいですね!
先生
ただし天候が急変しやすい。日中暖かくても山頂では気温が低いから、防寒着やレインウェアは必携だ。

秋のメリットと注意点

先生
秋は紅葉が美しく、空気が澄んで眺望がいい。虫も減ってくる。

参考情報: 「秋は日没の時間が急激に早まるため、『つるべ落とし』と呼ばれる秋の日は行動時間に注意が必要」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQFzZcy40v4EoXigg6iSkbTgK63gj0sKhtmVdcEexRauFPIi8XvCyKf3AJwsUbCovxel7KQnm892TSTU4NCxH1IHjwPqNRzhWFNqznINtiVg94CM

JK
いいことづくめじゃないですか。
先生
ただし注意点がある。「つるべ落とし」と呼ばれるように、秋は日没が急激に早くなる。行動時間は余裕を持って計画することだ。それから寒暖差が大きいから、重ね着で調節できるようにしておくこと。

初心者がやりがちな失敗

JK
先生、他にやっちゃいけないことってありますか?
先生
いい質問だ。初心者がやりがちな失敗をいくつか挙げておこう。

服装の失敗

先生
最も多いのが綿素材の服を着てしまうこと。
JK
え、Tシャツとか普通に綿じゃないですか?
先生
綿は汗を吸うと乾きにくく、体温が奪われて低体温症の原因になる。吸汗速乾性のある化繊やメリノウールを選ぶことだ。

参考情報: 「綿素材の衣類は汗で濡れると乾きにくく、体温低下の原因となります」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQFp_h0y9sbQRb83NFogPNB8FEobmK4kF7g4IU6eIvjn0HgDjLdPC8eobtGMQfH3LCr-F6WcyBdJ92CCReCvVHOGU1HBMWr8c6H6RSjDPijG5Ijb6KZPm_famTkEDPzuhVq-WoR-XeoRoDQ=

JK
うわ、そうなんですね。登山用の服って高いイメージあるんですけど…。
先生
最初はユニクロのエアリズムやドライEXでも構わない。とにかく綿を避けることが大切だ。

ペース配分の失敗

先生
次に多いのがオーバーペース。登り始めに飛ばしすぎて、途中でバテてしまう。
JK
私、せっかちだからやりそう…。
先生
目安は「おしゃべりできるくらいのペース」。息が上がって喋れなくなったら、それは速すぎだ。

道迷い

先生
そして道迷い。実は低い山でも発生する最も多い遭難原因の一つだ。

参考情報: 「道迷いは低い山でも発生する最も多い遭難原因の一つです」

出典https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGQ7JPcUyMUUqe-jzboU8xsnhBpPQvwl-t8Xna_aqoeIk7ZeLTkRFjQxjIf_XnZfrgyFrXKPb3AEy7s7tuoKNXDP97JUrMzG2nYSC8Zwqs0iuJfvwOAVrdIAl7hTNKzATYFroBe8YReB0lcOCr-G0TezCnHrO6M7C2FY715UwM4UYdxxUxvU2W-2HM6D9AABZjo_ZQszWcHB3PzklW30XU01P2OM_Cmqy7oBH2gwn93CGxvU8diHRpUcRsOzAm_YjzCzgEqRHRFqVr0AYAoagDS_tkZyfaJCKT0IaYFVYuYb1sQh7R8brTLtorWXowEEWDiCj2VV6L8lCCCQE2Khy_8f1OV4LHlKOMUo0e-fHjch97kK_5_fdr-OVfFLh0=

JK
高尾山みたいな人が多い山でも迷うんですか?
先生
迷う人はいる。分岐点で適当に進んでしまったり、ピンクテープ(登山道の目印)を見落としたりしてな。こまめに地図アプリで現在地を確認する習慣をつけることだ。

まとめ:山選びチェックリスト

JK
いろいろ教えてもらいましたけど、結局何を確認すればいいんでしたっけ?
先生
最後にチェックリストをまとめておこう。

初心者の山選びチェックリスト

  1. コースタイム: 4時間前後以内か?
  2. 標高差: 500〜600m以内か?
  3. 登山道: 整備されているか?登山者が多いか?
  4. コース形式: 往復型(ピストン)か?
  5. グレーディング: 体力度1〜3、技術的難易度A〜Bか?
  6. アクセス: 公共交通機関で行けるか?ケーブルカーはあるか?
  7. 天気予報: てんくらで登山指数を確認したか?
  8. 地図アプリ: YAMAPで地図をダウンロードしたか?
  9. 装備: 適切な服装、レインウェア、ヘッドライトはあるか?
  10. 登山計画書: 作成し、家族や友人に共有したか?
JK
これだけ確認すれば大丈夫ですね!
先生
そうだ。あとは引き返す勇気を持つこと。天候が悪化したり、体調がすぐれなかったりしたら、無理せず下山する。山は逃げない。また来ればいいんだ。
JK
わかりました! まずは高尾山あたりから始めてみます。
先生
いい選択だ。最初の一歩を楽しんできてくれ。

Image Prompt: 晴れた秋の高尾山山頂で、「やったー!」と達成感に満ちた表情でピースサインをする女子高生と、穏やかに微笑むベテランガイドの姿。遠くに関東平野が広がっている。


比較表:初心者向け4山早わかり

山名 標高 ケーブルカー 標高差 コースタイム 特徴
高尾山 599m 約400m(徒歩) 往復約3時間 アクセス抜群、コース多彩
筑波山 877m 約610m 約3時間 百名山、双耳峰、奇岩群
御岳山 929m 100m未満(ケーブル利用) 往復約1時間〜4時間 霊山、ロックガーデン
大山 1252m 約626m(ケーブル利用) 約4時間15分 神社参拝、眺望良好

まずはこの4山のどれかで登山デビューを。そして何より、山の天気と自分の体調を最優先に。装備はお店で相談すれば間違いないぞ。