Tags: Safety, Guide

導入

登山を始めると、「登山届(とざんとどけ)」という言葉を耳にするようになります。「なんとなく必要そう」「でも面倒くさそう」「低い山なら出さなくていいのでは?」——そんな風に思っていませんか?

実は登山届は、遭難時にあなたを見つけ出すための「命綱」とも呼ばれる重要な書類です。しかも今は、スマホから3分で提出できる時代。この記事では、無料で使えるオンライン登山届システム「コンパス」の使い方から、登山届の重要性、義務化されている山域、そして「出し忘れたらどうなるか」まで、登山初心者のJKと登山ガイドの先生が会話形式で詳しく解説します。


登場人物紹介

JK
登山初心者。見た目重視で「形から入る」タイプ。面倒なことは嫌いだが、安全には興味がある。
先生
登山歴20年のベテラン。無骨で質実剛健。道具への愛と知識が深く、安全登山の大切さを誰よりも知っている。

そもそも登山届ってなに?なぜ必要?

JK
先生、登山届ってそもそも何ですか?なんか書類を出すんですよね?
先生
簡単に言えば、「いつ、誰が、どこの山を、どのルートで歩くか」を事前に届け出る書類だ。遭難したときに、捜索隊があなたを探し出すための手がかりになる。
JK
えっ、遭難って…そんな大げさな。私、高尾山しか行かないですよ?
先生
高尾山でも遭難は起きている。特に山頂から先の奥高尾縦走路では、毎年救助要請がある。「低い山だから大丈夫」は危険な思い込みだ。

参考情報: 「登山届(登山計画書)は、いつ、誰が、どこを、どう歩くのか自分の行動を明確にし、無事下山できるよう自らの計画を見直すためのものです」

出典https://www.alpen-group.jp/media/tozan_report_entry_2024-59/

JK
うーん…でも、なんで捜索に役立つんですか?
先生
遭難した場合、救助隊はまず「どこを歩いていたか」を知りたい。登山届には予定ルート、日程、緊急連絡先、装備品などが書いてある。これがあれば捜索範囲を絞り込める。逆に、これがなければ山全体を探すことになる。
JK
え、それってものすごく時間かかりますよね…
先生
そうだ。登山届がないと、発見が遅れる可能性が高い。遭難時は時間との勝負だからな。

参考情報: 「登山届は、登山者の緊急連絡先、行動予定ルート、装備品などの情報が救助隊に共有されることで、捜索範囲を絞り込み、早期発見・救助につながる可能性が高まります」

出典https://www.alpen-group.jp/media/tozan_report_entry_2024-59/


登山届を出さないと、どんなリスクがある?

JK
でも正直、今まで登山届なんて出したことないです…
先生
君だけじゃない。2023年のデータでは、遭難者の71%が登山届を未提出だった。
JK
71%!?ほとんどじゃないですか!
先生
だからこそ問題なんだ。登山届を出さないことで生じるリスクを、いくつか挙げよう。

リスク1: 捜索が大幅に遅れる

先生
登山者がどのルートを歩いていたか分からなければ、捜索隊は広範囲を探すことになる。単独登山で誰にも行き先を伝えていなければ、そもそも「遭難した」ことすら発覚しないこともある。
JK
それは…怖いですね。友達との約束もないし、一人で行くことも多いし…

リスク2: 家族への負担が増える

先生
登山届がない状態で行方不明になると、警察では「失踪扱い」になることがある。
JK
失踪!?遭難じゃなくて?
先生
そうだ。失踪扱いだと死亡認定が遅れ、生命保険の支払いが保留になったり、ローンの問題が発生したりする。残された家族の精神的・金銭的負担は計り知れない。

参考情報: 「登山届がないと警察で失踪扱いとなり、死亡認定が遅れることで、生命保険の支払い保留やローンの問題など、残された家族に大きな精神的・金銭的負担がかかることがあります。」

出典https://www.yamareco.com/

JK
そんなこと、考えたこともなかったです…

リスク3: 保険が適用されない可能性

先生
山岳保険の中には、登山届の提出がない場合に補償が制限されるものもある。万が一に備えて保険に入っていても、登山届がなければ意味がないかもしれない。
JK
えー!保険って払えばOKじゃないんですか!?
先生
保険の約款は細かく読む必要がある。登山届の提出を推奨している保険会社は多い。

登山届が「義務」の山もある!罰金の可能性も

JK
でも登山届って、出しても出さなくても自由なんですよね?
先生
いや、山域によっては条例で義務化されていて、出さないと罰金が科されることもある。
JK
罰金!?マジですか!?
先生
マジだ。具体的に見ていこう。

義務化されている主な山域

自治体 対象山域 期間 罰則
長野県 県内の指定登山道 通年 なし
岐阜県 北アルプス、焼岳、御嶽山、白山、乗鞍岳など 通年 5万円以下の過料
富山県 剱岳および周辺の一部 12月1日〜5月15日 5万円以下の罰金
群馬県 谷川岳の一部危険地区 3月1日〜11月30日 3万円以下の罰金
石川県 白山の活火山地区 通年 5万円以下の過料
新潟県 新潟焼山の山頂から2km圏内 通年 5万円以下の過料
山梨県 南アルプス、八ヶ岳、富士山(8合目以上) 12月1日〜3月31日 なし
JK
5万円!?高い!!
先生
岐阜県では実際に摘発事例も報告されている。「知らなかった」では済まされない。

参考情報: 「岐阜県では登山届を提出しなかった場合に5万円以下の過料が科せられる規定があり、実際に摘発事例も報告されています。」

出典https://www.yamakei-online.com/

JK
北アルプスとか、いつか行きたいと思ってたのに…知らなかったら罰金になるところでした。
先生
だからこそ、登山前に提出義務があるかどうか確認することが大切だ。コンパスを使えば、対象山域への登山届も簡単に出せる。

遭難したら捜索費用はいくらかかる?

JK
ところで、もし遭難したら捜索費用っていくらかかるんですか?警察が探してくれるから無料?
先生
警察や消防による捜索は基本的に無料だ。しかし、それだけで済まないケースも多い。
JK
どういうことですか?
先生
警察・消防だけでは対応しきれない場合、民間の救助組織や民間ヘリが出動することがある。その場合の費用は遭難者側に請求される。
JK
民間ヘリって…いくらくらいするんですか?
先生
1日3時間の出動で約150万円。
JK
ひゃ、150万!?車買えるじゃないですか!
先生
それだけの燃料を使い、パイロットと救助隊員が命がけで飛ぶんだ。遭難救助費用の平均支払額は約40万円というデータもある。

参考情報: 「民間のヘリコプターの費用は1日3時間で約150万円になることもあり、遭難救助費用の平均支払額は約40万円とされています。」

出典https://www.kodansha.co.jp/

JK
40万円でも十分痛いです…山岳保険って入ったほうがいいんですかね。
先生
入ることを強く勧める。捜索費用を補償してくれる保険は多い。コンパスでも「山と自然の傷害保険」が提供されていて、登山届と連動して加入できる。

無料で使える「コンパス」とは?

JK
それで先生、「コンパス」って何ですか?方位磁石のこと?
先生
違う。「山と自然ネットワーク コンパス」という、公益社団法人日本山岳ガイド協会が運営するオンライン登山届システムだ。無料で使える。

参考情報: 「地図から登山計画を作成する登山届ツールとして、登山前や登山中、そして次の山行の備えに役立つサービスを提供します。山や自然を安全に安心して楽しむことを目的に、全国の自治体や警察とも協定を締結し、山岳ネットワークを拡充しています。」

出典https://www.mt-compass.com/index.php

JK
無料!それはありがたいです。具体的に何ができるんですか?
先生
主な機能を説明しよう。

コンパスの主な機能

1. 登山届の作成・提出

  • 全国どの山域でも登山届を提出可能
  • 地図上でルートをクリックして簡単作成
  • フォーム入力でも作成可能

2. 緊急連絡先への自動共有

  • 登山届を提出すると、家族や友人に自動でメールが届く
  • 「どこに、いつ行くのか」が共有される

3. 下山通知

  • 下山後に「下山しました」と通知すると、緊急連絡先にも連絡がいく
  • 「無事に帰ってきた」と家族も安心できる

4. 下山遅れの自動アラート

  • 下山予定時刻を過ぎても通知がない場合、緊急連絡先に自動でメールが届く
  • 「もしかして何かあった?」と早期に気づける仕組み
JK
下山したら家族に連絡がいくの、めちゃくちゃいいですね。うちの親、心配性だから…
先生
待つ側にとっては、その一報があるかないかで安心感がまったく違う。

参考情報: 「『コンパス』はインターネットで登山届を家族や友人、警察等と共有できるシステムです。従来の登山届との大きな違いは、コンパスから全国の山域の登山届が提出でき、下山通知機能で安否の確認、入山地以外の他県にまたがる縦走も計画が共有できるため、事故遭難の際の対応が迅速に行えることです。」

出典https://sangakujro.com/compass/


コンパスの使い方を具体的に教えて!

JK
でも、登録とか面倒くさそう…
先生
登山計画の提出が2分28秒で完了したという事例もある。実際にやってみれば簡単だ。

参考情報: 「登山計画の提出が2分28秒で完了したという事例も紹介されています。」

出典https://www.youtube.com/

JK
2分半!?そんなに早いんですか!

ステップ1: 新規登録(初回のみ)

  1. ウェブで「コンパス 山と自然ネットワーク」で検索
  2. 公式サイト(https://www.mt-compass.com/)にアクセス
  3. 右上の「ログイン 新規登録」をクリック
  4. 氏名、性別、住所、電話番号などを入力
  5. メールアドレスに届く4桁のコードを入力して完了

ステップ2: 登山計画の作成

  1. ログイン後、「目的の山名」を入力して検索
  2. 地図上で目的の山を選択
  3. 「計画作成」をクリック
  4. 入山口や経由地を順にクリックしてルートを設定
  5. 緊急連絡先のメールアドレスを入力
  6. 装備品や食料なども必要に応じて記入
  7. 「提出」をクリックして完了!
JK
地図をポチポチするだけ?
先生
そうだ。おすすめルートを選ぶ方法もあるし、地図を指でなぞってオリジナルルートを作ることもできる。

ステップ3: 下山通知

先生
下山したら必ず「下山通知」をすること。これを忘れると、緊急連絡先に「下山未確認」のメールが届いてしまう。
JK
あ、それ忘れそう…
先生
下山予定時刻を過ぎると、まず本人に督促メールが届く。その後も通知がなければ、3時間、5時間、7時間ごとに督促が繰り返される。7時間経っても通知がなければ、緊急連絡先にもメールがいく。

参考情報: 「下山予定時刻を過ぎても下山通知がない場合、まず登山者本人に督促メールが送信されます。その後、3時間、5時間、7時間ごとに督促が繰り返され、最終的に7時間が経過しても下山通知がない場合は、登録されている緊急連絡先にもメールで通知が送られます。」

出典https://www.mt-compass.com/

JK
じゃあ忘れても大丈夫ってこと?
先生
いや、忘れないに越したことはない。家族を心配させるし、無駄な騒ぎになりかねない。下山したらすぐ通知、これを習慣にしてくれ。ただ、電波状況が悪くてその場で通知できない場合は、電波が届く場所に出てから速やかに行えばいい。

スマホアプリ「コンパスEX」でさらに便利に

JK
スマホアプリもあるんですか?
先生
ある。「コンパスEX」というアプリで、iPhoneでもAndroidでも使える。

コンパスEXの便利機能

オフライン地図

  • 事前に地図をダウンロードしておけば、通信圏外でも現在地を確認できる
  • GPSは電波がなくても使える

参考情報: 「登山前に計画ルート周辺の地図を無制限にダウンロードできるため、通信圏外でもGPS衛星を利用して現在位置を確認できます。」

出典https://www.mt-compass.com/

JK
山って電波入らないこと多いですもんね…これは助かる!

「いまここ」機能

  • 登山中に現在地とメッセージを緊急連絡先に送信できる
  • 「今ここにいるよ」と知らせることで家族も安心

下山時間変更機能

  • 予定より遅れそうな場合、アプリから下山予定時刻を変更できる
  • 緊急連絡先への無駄なアラートを防げる
JK
遅れそうなときに予定変更できるのは便利ですね。
先生
同行者Plus!という機能もある。同行者もアプリを同期すれば、地図ダウンロードやナビゲーション機能をみんなで使える。グループ登山にも便利だ。

コンパスとYAMAP、どっちがいい?

JK
あ、友達が「YAMAP」ってアプリ使ってるって言ってました。コンパスとどう違うんですか?
先生
いい質問だ。どちらも登山に役立つサービスだが、特徴が異なる。

コンパスとYAMAPの比較

特徴 コンパス YAMAP
主な目的 登山届の作成・提出に特化 GPS地図ナビを核とした総合アプリ
警察・自治体との連携 37都道府県(2022年時点) 約20団体(2023年時点)
GPSナビ 計画作成時の地図利用が中心 オフラインでリアルタイム現在地確認が得意
活動記録 登山記録作成可能 ルート・時間・距離・標高を詳細に記録
他ユーザーの情報 危険情報の共有など 活動日記から他のユーザーの情報を得られる
費用 基本無料(プレミアムあり) 基本無料(プレミアムあり)
JK
コンパスは「登山届特化」、YAMAPは「総合アプリ」って感じですかね?
先生
その通りだ。登山届をしっかり出して公的機関と連携したいならコンパス、登山中のGPSナビや記録を重視するならYAMAPが向いている。

参考情報: 「『コンパス』は、主に登山届の確実な提出と関係機関との連携を重視する登山者、特に公的な安全対策を優先したい場合に適しています。」

出典https://sangakujro.com/

JK
じゃあ両方使えばいいってこと?
先生
それも一つの手だ。コンパスで登山届を出し、YAMAPで登山中のナビと記録を取る。使い分けている登山者も多い。

コンパスプレミアムって必要?

JK
コンパスにも有料プランがあるんですか?
先生
ある。「コンパスプレミアム」というサービスだ。

料金

  • 月払い: 300円+税(アプリ内課金は税込480円)
  • 年払い: 3,000円+税
  • グループプレミアム: 最初のメンバー年間3,000円、2人目以降年間2,000円

プレミアム機能

  • てるぼうず気象予報: 最大1週間先の天気、雨雲・雷予報、落雷地点情報
  • 標高・カロリーグラフ: 計画ルートの標高差や消費カロリー表示
  • 日の出入りタイム: 特定地点の日出没時刻と方角
  • マイタイム・ナビ: 過去のGPSログから自分のペースに合ったコースタイムを算出
  • 登山ルート通信圏状況: 主要キャリア別に電波状況を表示
  • LINE通知: 緊急連絡先へのLINE通知(試験運用中)

参考情報: 「コンパス プレミアムは、登山をより安全かつ便利にするための追加機能を提供する有料サービスです。」

出典https://www.mt-compass.com/

JK
ふーん…でも初心者には無料版で十分そうですね。
先生
登山回数が増えてきて、「もっと詳しい天気予報が欲しい」「自分のペースを把握したい」と思ったら検討するといい。最初は無料版で十分だ。

登山届に何を書けばいいの?

JK
そういえば、登山届って具体的に何を書くんですか?
先生
コンパスを使えば入力項目に沿って埋めていくだけだが、内容を理解しておくことは大切だ。

参加者情報

  • 氏名、年齢、性別
  • 住所、電話番号
  • 緊急連絡先(氏名、電話番号、続柄)
  • 保険加入の有無

行動予定

  • 目的の山名
  • 登山ルート(登山口→通過する山→下山口)
  • 入山日、下山予定日時
  • 宿泊地(山小屋名やテント泊の有無)

非常時の対策

  • エスケープルート(天候悪化時などの下山ルート)
  • 避難できる山小屋

装備と食料

  • 持参する主な装備品
  • 食料・行動食の量

参考情報: 「登山届に決まったフォーマットはありませんが、すべての項目を丁寧に、できるだけ具体的に記入することが大切です。」

出典https://yama-chizu.jp/

JK
エスケープルートって何ですか?
先生
計画通りに進めなくなったときの、別の下山ルートのことだ。天候悪化、体調不良、時間切れなど、いろいろな理由で予定変更は起こりうる。その場合に「ここから降りる」というルートを事前に決めておく。
JK
なるほど…計画するときに「もしも」も考えるんですね。
先生
その通り。登山届を書くこと自体が、自分の計画を見直す良い機会になる。「この行程、無理がないか?」と客観的に考えられる。

低山や日帰りでも登山届は必要?

JK
でも私、高尾山とか筑波山とか、低い山しか行かないんですけど…そういう山でも必要ですか?
先生
低山でも遭難事故は起きている。筑波山は標高877mだが、毎年遭難事故が発生している。
JK
えっ、筑波山で!?あそこ、めっちゃ人いますよね?
先生
人が多いからといって安全とは限らない。道迷い、転倒、体調不良、どんな山でも起こりうる。

参考情報: 「高尾山と筑波山のような低山での日帰りハイキングにおいても、登山届の提出は義務ではありませんが、自身の安全のため、また万一の際に救助活動を円滑に進めるために、強く推奨されます。」

出典https://www.alpen-group.jp/

JK
でも義務じゃないなら、出さなくてもいいんですよね…?
先生
義務ではない。だが、出さない理由がないだろう?スマホから3分で出せる。無料だ。家族に自動で通知がいく。デメリットがない。
JK
……たしかに。
先生
低山でも提出を習慣にしてくれ。それが、登山者としての責任だ。

よくある質問(Q&A)

Q1: 登山届を出し忘れたらどうすればいい?

先生
できるだけ早く提出すること。山行中や下山後でも、コンパスから提出できる。義務化されている山域では罰則があるから要注意だ。

Q2: 下山通知を忘れたらどうなる?

先生
コンパスでは7時間経過すると緊急連絡先にメールがいく。ただし、システムが自動で警察に連絡することはない。警察への通報は緊急連絡先の方からの連絡が必要だ。

Q3: 電波がない場所で下山通知できない場合は?

先生
電波が届く場所に出てから速やかに行えばいい。事前に緊急連絡先の方には、「電波状況によっては通知が遅れることがある」と伝えておくと、無用の心配を防げる。

Q4: グループ登山の場合は全員出す必要がある?

先生
代表者が1通出せば、同行者情報も記載できる。ただし、同行者Plus!機能を使えば、同行者もアプリを同期して各種機能を利用できる。

Q5: 登山届は警察に行かなくても出せる?

先生
コンパスならスマホやPCから提出できる。多くの警察・自治体と連携しているから、公式な登山届として扱われる。登山口のポストや警察署に足を運ぶ必要はない。

まとめ:登山届は「家族への手紙」

JK
先生、今日の話を聞いて、登山届のイメージが変わりました。
先生
どう変わった?
JK
「面倒くさい手続き」じゃなくて、「家族を安心させるためのもの」って感じがします。
先生
いい気づきだ。登山届は、自分のためだけじゃない。「待っている人」のためでもある。
JK
下山通知が届いたら、親も安心しますよね。
先生
そうだ。そして万が一のとき、登山届があれば捜索が早くなる。家族の不安な時間を短くできる。
JK
帰ってくるのが当たり前って思ってたけど…当たり前じゃないんですね。
先生
山は美しいが、時に厳しい。だからこそ、準備を怠らないことが大切だ。登山届は、その第一歩だ。

今日のポイント

ポイント 内容
登山届とは 遭難時に捜索隊があなたを見つけるための「命綱」
コンパスとは 無料で使えるオンライン登山届システム、37都道府県と連携
主な機能 登山届作成、緊急連絡先への自動共有、下山通知、オフライン地図
義務化の山域 岐阜県、富山県、群馬県などでは罰則あり(最大5万円)
低山でも必要? 義務ではないが強く推奨。3分で出せる、デメリットなし
使い分け 登山届特化ならコンパス、GPS総合アプリならYAMAP

先生の最後のアドバイス

「登山届は、自分と家族を守る最初の一歩だ。スマホで3分。出さない理由は、もうないはずだ。」