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導入
「DODのクーラーボックスって、名前がユニークすぎて逆にどれを選べばいいかわからない…」
そんな悩みを抱えているあなた、実は同じ思いのキャンパーは多いんです。「ソフトくらら」「バベコロ」「マヒャドイナフスキー」なんて言われても、何がどう違うのかピンときませんよね。
この記事では、登山ガイド歴20年の先生が、DODクーラーボックスの全ラインナップを徹底解説!ソフトクーラーとハードクーラーの違いから、あなたのキャンプスタイルに合った一台の選び方まで、初心者にもわかりやすくお伝えします。
登場人物紹介
JK (女子高生)
登山・キャンプ初心者。見た目重視で「かわいい!」が口癖。専門用語には「呪文ですか?」と素直に反応する。素朴な疑問や不満を正直に口にする、読者の代弁者。
先生 (登山ガイド)
登山ガイド歴20年のベテラン。無骨で質実剛健、道具への愛と知識は深い。JKの「見た目重視」を否定はしないが、機能的な裏付けがないと認めない誠実さがある。
なぜDODのクーラーボックスはこんなに種類が多いのか?
先生、DODのクーラーボックス見てたんですけど、「ソフトくらら」「ソフトくらこ」「ソフトくらお」「ソフトくらぞう」って…これ、家族構成ですか?
ふふ、確かにそう見えるな。「ソフト家」シリーズと呼ばれていて、容量別にキャラクター化されているんだ。4Lの「くらら」が末っ子、46Lの「くらぞう」がお父さん的存在だな。
あ、可愛い…!でも、なんでこんなに種類があるんですか?1個あればいいのでは?
それは使用シーンが全然違うからだ。ソロキャンプで46Lなんて持っていったら荷物になるだけだし、ファミリーキャンプで4Lでは飲み物すら入りきらない。
あー、確かに…!じゃあDODのクーラーボックスって、どんなラインナップがあるんですか?
- ソフト家シリーズ(ソフトくらら、ソフトくらこ、ソフトくらひこ、ソフトくらお、ソフトくらぞう):軽量で持ち運びやすいソフトクーラー
- バベコロ2:冷蔵庫のような形状で整理しやすいキャリー付きソフトクーラー
- マヒャドイナフスキー:DOD唯一のハードクーラーボックス
- ソクサバクーラー・バケツトクーラー:釣り向け特化モデル
- ヒャドチョミーレ・ヒャドメシーレ:2025年新製品
マヒャドイナフスキー…呪文みたいな名前!これ覚えられる気がしないんですけど。
「魔法の呪文(ヒャド)」と「十分(イナフ)」を掛けた造語だな。日本のキャンプに「必要十分」な保冷力を提供するというコンセプトだ。
ソフト家シリーズ:軽くて使いやすいソフトクーラーの決定版
コンパクトで普段使いもOKなら「ソフトくらら(4)」
Image Prompt: DODのソフトくらら(4)を肩から掛けて、ピクニック場で楽しそうにしている若い女性。クーラーの中には350ml缶が6本と保冷剤が見える。背景は緑豊かな公園。
まずは一番コンパクトな「ソフトくらら(4)」から紹介しよう。容量は約4Lで、350ml缶が6本と保冷剤がぴったり収まるサイズだ。
これはあくまで「サブクーラー」や「デイユース」向けだからな。例えば、ちょっとしたピクニックや、メインのクーラーボックスとは別にすぐ取り出したい飲み物を入れておくのに最適なんだ。
参
「6面すべてに極厚の断熱材が入っており、ソフトクーラーとしては良好な保冷性能を発揮します。第三者機関の試験では、40℃の環境下で氷が14時間残存するという計算結果が出ています」出典
https://www.bepal.net/
6面すべてに極厚の断熱材が入っているからな。さらに、外装は水を通さないターポリン製で、止水ファスナーも採用されている。急な雨でも中身が濡れにくいし、氷が溶けても外に漏れにくい。
約350gだ。ペットボトル1本分もないくらいだな。肩掛け用ベルトも付属しているから、両手を空けて持ち運べる。
軽っ!通勤バッグより軽いかも。普段使いにもいいかもしれないですね。
主なスペック
- 容量:約4L
- サイズ(外寸):約W24×D17×H20cm
- 重量:約350g〜450g(付属品含む)
- 材質:アウター/ポリエステル(ラミネートPVC)、断熱材/発泡ポリエチレン、インナー/PEVA
- 最大積載重量:5kg
- カラー:ブラック、タン、カーキ、ブルーグレー
- 参考価格:約4,000円
こんな人におすすめ
- ソロでのデイキャンプに行く人
- ピクニックや運動会でサッと持っていきたい人
- メインクーラーとは別にドリンク用のサブが欲しい人
- 通勤時のランチボックスを冷やしたい人
注意点
- 止水ファスナーは開閉がやや硬め
- 内部に仕切りがないため、小物整理には別途ポーチが必要
- 折りたたみはできない構造
ソロキャンツーリングの相棒「ソフトくらこ(10)」
Image Prompt: バイクのリアシートにDODのソフトくらこ(10)を積載し、キャンプ場に向かうライダー。クーラーはショックコードでバックパックに接続されている。
次は「くらこ」ですね。10Lって、くららの倍以上じゃないですか。
そうだ。これはソロキャンプやキャンプツーリングに特化したモデルでな、特徴的なのはこの薄型設計だ。
あ、確かに平べったい!普通のクーラーボックスって結構ボリュームあるのに。
一般的なクーラーボックスに比べて厚みがないから、バイクへの積載がしやすいんだ。リアシートに平置きしやすいし、バックパックへ接続できるショックコードも付いている。
参
「ソロキャンプやツーリングに適しており、薄型のためバイクへの積載もしやすいと評価されています。1泊程度のキャンプであれば十分な保冷力を持ち、食材やドリンクをスマートに運べる点が好評です」出典
https://fukuandfuku.com/
バイク乗りには嬉しいですね!でも薄いと保冷力は落ちないんですか?
いい質問だな。薄型でも断熱材はしっかり入っているから、1泊程度のキャンプなら十分な保冷力がある。重量も約700gと軽いから、機動力を損なわない。
持ち運び方法も豊富でな、メインハンドル、サイドハンドル2つ、取り外し可能な肩掛け用ベルト、さらにDリングまで搭載されている。状況に応じて使い分けられるのがいい。
主なスペック
- 容量:約10L
- サイズ(外寸):約W41×D29×H13cm
- インナーサイズ:約W36×D25×H11cm
- 重量:約700g(付属品含む)
- 最大積載重量:8kg
- カラー:タン、ブラック
- 参考価格:5,500円(税込)
こんな人におすすめ
- バイクでキャンプに行くライダー
- ソロキャンプで荷物をコンパクトにまとめたい人
- 電車やバスでキャンプ場に向かう人
注意点
- 薄型のため2Lペットボトルは横置きでも入らない場合あり
- 連泊には保冷力が不足する可能性あり
ソロキャンプの本命「ソフトくらひこ(15)」
Image Prompt: キャンプサイトでDODのソフトくらひこ(15)を開け、中の食材を取り出しているソロキャンパー。パーテーションで仕切られた庫内が見える。
容量が15Lで、浅型設計が特徴だ。350ml缶を立てて収納し、その上に保冷剤を置ける高さに設計されているんだ。
あ、350ml缶が立つんですね!それは取り出しやすそう。
そうだ。さらに、位置を調整できるパーテーションが2枚付属しているから、肉と野菜を分けたり、集中して冷やしたいものを仕切ったりできる。
参
「一般的なソフトクーラーに比べて断熱材がぎっしり詰まっており、「極厚発泡ポリエチレンフォーム」を使用しているため、高い保冷性能を持っています。特定の条件下では約25時間の氷残存が計算されています」出典
https://www.dod.camp/
計算値であって保証値ではないが、1泊のソロキャンプには十分な保冷力だな。極厚の発泡ポリエチレンフォームを使っているおかげだ。
それが約1.3kgなんだ。肩掛け用ベルトも付属しているから、問題なく運べる。面白いのは、この厚い断熱材がクッション材としても機能することだ。
ランタンやバッテリーなど、衝撃に弱いギアを保護して運ぶギアケースとしても使えるんだ。
主なスペック
- 容量:約15L
- サイズ(外寸):約W41×D29×H21cm
- インナーサイズ:約W36×D26×H18cm
- 重量:約1.3kg(付属品含む)
- 氷残存時間:約25時間(計算値、保証値ではない)
- 最大積載重量:15kg
- カラー:ブラック、タン
- 参考価格:約7,000円
こんな人におすすめ
- ソロキャンプで食材・飲み物をしっかり持っていきたい人
- 庫内を整理して使いたい人
- ギアケースとしても活用したい人
注意点
デュオやファミリーに「ソフトくらお(23)」
「くらお」は23Lですね。これくらいあると2人分の食材が入りそう。
その通りだ。実はこのモデル、SNSでの要望に応えて製品化されたんだ。
そうなんだ。10Lでは足りない、46Lでは大きすぎる。ちょうどいいサイズが欲しいという声が多かったそうだ。
参
「SNSでの要望に応える形で製品化された中間のサイズで、ソフトクーラーとしては高い断熱効果が期待できるとされています」出典
https://papa-asobi.com/
DODって、ユーザーの声を聞いてくれるんですね。好感度上がる〜。
パーテーション2枚付属で食材の整理もしやすい。肩掛け用ベルトとサイドハンドルも搭載されているから、持ち運びも便利だ。
主なスペック
- 容量:約23L
- サイズ(外寸):約W40×D29×H29cm
- インナーサイズ:約W35×D25×H26cm
- 重量:約1.3kg(付属品含む)
- カラー:タン、ブラック
- 参考価格:7,480円〜7,580円(税込)
こんな人におすすめ
- デュオキャンプを楽しむ人
- ソロでも食材をたっぷり持っていきたい人
- 1泊2日キャンプのメインクーラーが欲しい人
ファミリーキャンプの大黒柱「ソフトくらぞう(46)」
Image Prompt: ファミリーキャンプサイトで、DODのソフトくらぞう(46)から2Lペットボトルやたくさんの食材を取り出している家族。子供たちが嬉しそうにドリンクを受け取っている。
ついに「くらぞう」!46Lってめちゃくちゃ大きいですね。
2Lペットボトルを縦に入れられる大容量だ。ファミリーキャンプやグループキャンプに最適なサイズだな。
でも、大きいと保冷力が落ちるんじゃないですか?開け閉めも多くなりそうだし。
実はこのモデル、高性能なハードクーラーに匹敵する保冷力を持っているんだ。
参
「「ソフトくらぞう 46L」は56時間氷をキープできるとされ、高性能なハードクーラーに匹敵すると評価されています」出典
https://rakucamp.net/
56時間!?2日以上ですよ!ソフトクーラーなのにそんなに!?
極厚の発泡ポリエチレンフォームを使っているからな。パーテーションも2枚付属しているし、大容量でも中身が散らからない。
ソフトクーラーだからな、本体は軽量に抑えられている。もちろん中身を入れれば重くなるが、肩掛け用ベルトも付属しているから、両手持ちと使い分けられる。
主なスペック
- 容量:46L
- 氷残存時間:56時間(計算値)
- カラー:ブラック、タン
- 参考価格:12,320円〜14,850円(税込)
こんな人におすすめ
- ファミリーキャンプが主な人
- グループキャンプで食材担当になることが多い人
- 2泊以上のキャンプで保冷力を重視する人
注意点
- 満タンにすると相当重くなる
- 車からの運搬用にキャリーワゴンがあると便利
バベコロ2:冷蔵庫型で食材が一目瞭然
Image Prompt: キャンプサイトでDODのバベコロ2を開けている様子。冷蔵庫のように棚が並び、食材が整理されて入っている。横にはBBQグリルがセッティングされている。
先生、「バベコロ」ってなんですか?名前だけじゃ全然想像できないんですけど…。
「バーベキュー コロンビア」…ではなくてな、おそらく「バーベキュー」と「コロコロ(キャスター)」を掛けた造語だろう。見れば一発でわかる。
えっ…これ、クーラーボックス?冷蔵庫みたいな形してる!
そうなんだ。縦長の冷蔵庫のような形状で、扉が大きく開くから食材の整理・出し入れがとても楽なんだ。
参
「冷蔵庫のように食材を立てて収納できるため、中身が見やすく、目的のものを簡単に出し入れできます」出典
https://www.bepal.net/
あ〜!普通のクーラーボックスって、上から開けるから奥のものが取り出しにくいんですよね!
そうそう、「あのソーセージどこいった?」問題が解消されるんだ。取り外し可能な棚板が3枚付属していて、食材を4段に整理できる。
さらに上部には独立したトップボックス(5L)があってな、アイスクリームや寿司など、他の食材と分けて保冷したいものを入れられる。
サイドには大型ポケットもあって、割り箸、紙皿、ガスボンベ、ゴミ袋などのBBQ必需品を収納できる。
でもこれ、相当大きそう。持ち運び大変じゃないですか?
底面にキャスターが付いていて、伸縮式のハンドルでスーツケースのように転がして運べるんだ。
ただし、旧モデルには問題があってな。食材の重みで棚板がたわんでしまうことがあったんだ。
だが「バベコロ2」では改良されて、棚板に強化ボードを内蔵することで安定性が大幅に向上した。さらに、クーラーバッグとホイールパーツが取り外し可能になったんだ。
参
「初代バベコロでは、食材の重みで棚板がたわむ問題がありましたが、バベコロ2では棚板に強化ボードを内蔵することで安定性が向上しています」出典
https://happycamper.jp/
取り外せるってことは…クーラーバッグだけで使うこともできるってことですか?
その通り。転がして運ぶ必要がないシーンでは、よりスッキリと使える。
主なスペック
- 容量:約48.5L(上部トップボックス約5L、下部メイン収納約45L)
- サイズ:約W47×D37×H103cm(ハンドル最大時)、約W47×D37×H52cm(ハンドル収納時)
- 重量:約6.4kg(付属品含む)
- 静止耐荷重:10kg
- カラー:タン
- 参考価格:14,940円(税込)
こんな人におすすめ
- BBQを頻繁にする人
- 食材を整理して収納したい人
- オートキャンプがメインの人
- 冷蔵庫感覚でクーラーを使いたい人
注意点
- ソフトクーラーのため、ハードクーラーに比べて保冷力は劣る(春・秋なら問題なし)
- タイヤが小さく硬い素材のため、舗装されていないデコボコ道での移動は難しい
- 2Lペットボトルが縦に入らないという声も一部あり
マヒャドイナフスキー:DOD唯一のハードクーラー
Image Prompt: キャンプサイトでDODのマヒャドイナフスキー43Lを開けている様子。内部に仕切りがあり、2Lペットボトルが縦に入っている。横には大人が座れそうな堅牢な外観。
先生、さっきから気になってるんですけど…「マヒャドイナフスキー」って何語ですか?
日本語だよ。「魔法の呪文(ヒャド)」と「十分(イナフ)」と「スキー(語尾)」を組み合わせた造語だ。
DOD唯一のハードクーラーボックスで、日本のキャンプに「必要十分(イナフ)」な保冷力を提供するというコンセプトなんだ。
参
「YETIなどの高性能クーラーボックスのような極端な保冷力ではなく、日本のキャンプにおいて「必要十分」な保冷性能を目指しています」出典
https://happycamper.jp/
アメリカの高級クーラーボックスブランドだ。圧倒的な保冷力で有名だが、価格も圧倒的でな…。3万円、5万円は当たり前の世界だ。
マヒャドイナフスキーは「そこまでの保冷力は日本のキャンプには必要ない」という割り切りで、必要十分な保冷力を手頃な価格で提供しているんだ。
43Lモデルで理論上53時間氷が残存可能。48時間の検証テストでは、庫内温度4℃を維持し、約5割の氷が残っていたという結果がある。
参
「48時間の検証テストでは、庫内温度4℃を維持し、約5割の氷が残存したという結果も報告されています」出典
https://happycamper.jp/
48時間で半分残ってるなら、1泊2日なら余裕ですね!
そうだな。さらに嬉しいポイントとして、片手で開閉できる上向きのバックルが採用されていて、子供でも扱いやすい。
子供でも開けられるって、ファミリー向けにいいですね。
静止耐荷重90kgだから、座ることもできる。キャンプサイトでちょっとしたベンチ代わりになる。
ハードクーラーならではの強みだな。仕切り板も2枚付属しているし、水抜き用のドレンキャップも装備されている。乾燥時にはフタを半開きで固定できる「乾燥モード」もあるんだ。
主なスペック(43Lモデル)
- 容量:43L
- サイズ(外寸):約W64×D36.5×H39.5cm
- 重量:約11kg(付属品含む)
- 静止耐荷重:90kg
- 最大積載重量:43kg
- 氷残存時間:理論値53時間
- カラー:ベージュ、カーキ、ブルーグレー(こずえブルー)
- 参考価格:33,000円(税込)
主なスペック(19Lモデル)
- 容量:19L
- ウレタン厚:最大4.2cm
- 参考価格:19,800円(税込)
こんな人におすすめ
- 連泊キャンプで高い保冷力が必要な人
- ファミリーキャンプで頑丈なクーラーが欲しい人
- クーラーボックスをベンチ代わりにも使いたい人
- YETIを買うほどではないが、しっかりしたハードクーラーが欲しい人
注意点
- 約11kg(43Lモデル)と重め
- ソフトクーラーのように折りたたんで収納できない
釣り向け特化モデル
ソクサバクーラー(10):釣った魚をその場で捌ける!
Image Prompt: 港の堤防で、DODのソクサバクーラーを使って釣ったアジをその場で捌いている釣り人。内蔵のまな板で作業をしている様子。
先生、「ソクサバクーラー」って、これも変な名前ですね。
「即サバく」から来ているんだ。釣った魚をその場で捌けるクーラーボックスだ。
まな板と水切りネットホルダーが内蔵されていてな、釣った魚をクーラーボックスの中で血抜きや下処理ができるんだ。
参
「「保冷」だけでなく、釣った魚を「さばく」ことまでできる小型クーラーボックスです」出典
https://www.dod.camp/
その通り。車の中も汚れないし、シンクも汚さない。「釣ってから食べるまで」の工程をこのクーラーボックス内で完結できるんだ。
参
「静止耐荷重80kgなので座ることも可能です」出典
https://impress.co.jp/
そうだ。漁港や海釣り公園で長時間釣りをする時、椅子代わりになる。肩掛け用ベルトも太めのラバーになっていて、負担が少ない設計だ。
主なスペック
- 容量:約10L
- サイズ:約W38×D21.5×H41cm(ハンドル込)
- 重量:約2.8kg
- 静止耐荷重:80kg
- 最大積載重量:10kg
- 材質:本体/ポリプロピレン、断熱材/ポリウレタン(本体)・スチロール(フタ)
- 参考価格:約9,900円(税込)
こんな人におすすめ
- 小物釣り(アジ・サバなど)がメインの人
- 釣った魚を新鮮なうちにその場で処理したい人
- 釣り場で椅子代わりになるクーラーが欲しい人
バケツトクーラー:バケツとクーラーの二刀流
「バケツトクーラー」…これはシンプルに「バケツとクーラー」ですね。
その通り。防水バケツとソフトクーラーがセットになった製品だ。Sサイズはバケツ3L+ソフトクーラー7Lの組み合わせ。
海水を汲んで魚を活かしておいたり、釣具を洗ったり、ゴミ入れにしたり。キャンプでも野菜を洗ったり、食器を洗ったりできる。
ショルダーとバックパック、どちらでも持てる。使わない時は折りたたんでコンパクトに収納できるのもポイントだ。
2025年新製品:ヒャドチョミーレ&ヒャドメシーレ
2025年から「ヒャドチョミーレ」と「ヒャドメシーレ」が発売されている。どちらも「ヒャド(冷やす)」が名前に入っているな。
ヒャドチョミーレ(4):調味料専用ミニクーラー
要冷蔵の調味料をキャンプに持ち出すことを想定した製品だ。高さ20cmまでの調味料ボトルを立てて収納でき、サイドポケットにはチューブ調味料6本が収納できる。
マヨネーズとかケチャップとか、確かに夏は傷みそうで怖いですよね。
撥水加工の600Dポリエステルを表地に使っていて耐久性も高い。Amazonで限定販売されているから、欲しい人は要チェックだ。
ヒャドメシーレ(30):買い物カゴサイズのトートバッグ型
参
「10mm厚の発泡ポリエチレンフォームにより、24時間氷を保持できる高い保冷力を備えています」出典
https://campreview.jp/
買い物かごサイズ!スーパーで買い物してそのまま入れられるってこと?
そうだ。30Lの容量で、24時間氷を保持できる保冷力がある。ピクニックや普段の買い物に便利な実用的なモデルだな。
保冷力を最大限に引き出すコツ
先生、せっかくいいクーラーボックスを買っても、使い方が悪いと意味ないですよね。保冷力を上げるコツってありますか?
いい質問だな。実は使い方次第で保冷時間は大きく変わる。基本的なコツを教えよう。
予冷は必須!
まず、使う数時間前、できれば前日の夜から保冷剤や氷を入れて庫内を冷やしておくことだ。
クーラーボックス自体が常温だと、保冷剤の冷気が庫内の温度を下げるために消費されてしまうんだ。食材や飲み物も事前に冷蔵・冷凍しておくと効果的だぞ。
保冷剤は上に置く
参
「冷気は下に沈む性質があるため、保冷剤や氷は食材や飲み物の上に置くのが基本です」出典
https://waq-online.com/
大きいクーラーの場合は、底にも敷いて「冷気のサンドイッチ」状態にするとさらに効果的だ。
保冷剤の量は容量の4分の1
参
「保冷剤の量はクーラーボックスの容量の約4分の1を目安にしましょう」出典
https://tokyocrafts.jp/
あとは隙間を埋めること。余分なスペースは追加の保冷剤や凍らせたペットボトル、新聞紙で埋めるといい。隙間が多いと冷気が逃げやすくなる。
開閉回数を減らす
これは…なんとなくわかります。開けるたびに冷気が逃げますよね。
だから飲み物用と食材用でクーラーを分ける「二重使い」も効果的だ。頻繁に取り出す飲み物と、あまり開けない生鮮品を別にするんだ。
設置場所は日陰+地面から離す
これも大事だ。直射日光を避けて日陰に置く。そして地面から離すこと。クーラースタンドを使うか、何かの上に乗せるといい。
夏場のアスファルトなんて50℃を超えることもある。熱伝導で庫内温度が上がってしまうんだ。
ソフトクーラーのメンテナンス
もちろんだ。放置するとカビや臭いの原因になる。基本的なメンテナンス方法を教えよう。
参
「洗浄後は、クーラーの全てのファスナーを開けて、最大48時間放置し、完全に乾燥させます。これにより、汚れや臭い、カビの発生を防ぎます」出典
https://wyldgear.jp/
基本の手入れ手順
- 中身を空にする: 使用後すぐに内容物を取り出す
- 洗浄: ぬるま湯と食器用洗剤で柔らかいスポンジを使って洗う
- すすぎ: 洗剤が残らないよう十分にすすぐ
- 乾燥: 全てのファスナーを開けて最大48時間放置して完全乾燥
ソフトクーラーは内部が乾きにくいからな。しっかり乾燥させないとカビが生える。直射日光は避けて、風通しのいい場所で乾かすといい。
やってはいけないこと
- 鋭利なものを入れない(内部が破れる)
- ドライアイスや高温のものは入れない
- 腐敗しやすい食品を長時間放置しない
- 漂白剤やスチールウールでゴシゴシ洗わない
- ファスナーには付属の潤滑剤を塗布する
止水ファスナーは樹脂コーティングされているから、潤滑剤を塗らないと開閉が硬くなってくるんだ。
まとめ:あなたにぴったりのDODクーラーはこれ!
先生、種類が多すぎて頭がパンクしそうです…結局私はどれを買えばいいんですか?
DODクーラーボックス選び方チャート
| 使用シーン |
おすすめモデル |
容量 |
価格帯 |
| 普段使い・サブクーラー |
ソフトくらら(4) |
4L |
約4,000円 |
| バイクツーリング |
ソフトくらこ(10) |
10L |
5,500円 |
| ソロキャンプ |
ソフトくらひこ(15) |
15L |
約7,000円 |
| デュオキャンプ |
ソフトくらお(23) |
23L |
7,480円 |
| ファミリーキャンプ(ソフト) |
ソフトくらぞう(46) |
46L |
約14,000円 |
| BBQ・整理重視 |
バベコロ2 |
約48.5L |
14,940円 |
| 連泊・高保冷力 |
マヒャドイナフスキー43L |
43L |
33,000円 |
| 釣り(小物用) |
ソクサバクーラー(10) |
10L |
9,900円 |
私は…ソロキャンプに行きたいから「くらひこ」かな!パーテーションで整理できるのがいい!
いい選択だな。最初の一台としてはちょうどいいサイズだ。
あ、でも見た目で選ぶならバベコロ2も捨てがたい…冷蔵庫みたいでかわいい…。
見た目も大事だが、まずは自分のキャンプスタイルに合ったサイズを選ぶことだ。ソロに48Lは必要ないからな。
わかりました!まずはくらひこを買って、いつかファミリーキャンプするようになったらバベコロ2も買います!
それが賢い選択だ。クーラーボックスは複数持っていても無駄にならない。メインとサブを使い分けるのがキャンパーの定番だからな。
先生、今日はありがとうございました!DODの名前、もう忘れなさそうです!