Tags: Camping, Guide

キャンプサイトでスノーピークのシェルフコンテナが並んでいる写真。シルバーのスチールと竹の持ち手がおしゃれな雰囲気を演出している。

導入

「スノーピークの収納ケース、めっちゃおしゃれだけど…シェルフコンテナ?マルチコンテナ?何が違うのかさっぱりわからない!」

キャンプギアの収納に悩むあなた、その気持ちよくわかります。スノーピークには様々な収納アイテムがあり、それぞれ特徴も用途も異なります。どれを選べばいいのか迷ってしまうのは当然のこと。

この記事では、スノーピークの収納ケース・コンテナについて、登山ガイド歴20年のベテランが初心者にもわかりやすく解説します。シェルフコンテナとマルチコンテナの違い、サイズ選びのコツ、さらにはDIYでの天板作りまで、あなたのキャンプライフを快適にする情報をお届けします。


登場人物紹介

JK
登山初心者。形から入るタイプで、見た目重視。収納ケースも「おしゃれじゃなきゃ嫌!」という気持ちが強い。
先生
40歳男性。登山歴20年のベテラン。機能性と実用性を重視するが、スノーピークのデザイン性の高さは認めている。

なぜスノーピークの収納ケースは種類が多いのか?

JK
先生、スノーピークの収納ケースって調べたらいっぱい出てきて、もう頭がパンクしそうです…。
先生
ははは、確かに種類は多いな。だが、それには理由がある。キャンプで収納したいものは千差万別だろう?ペグやハンマーのような鋭利なもの、食器のような壊れやすいもの、テントのような大きなもの。それぞれに最適な収納があるから、種類が多くなるわけだ。
JK
なるほど…でも結局どれを買えばいいんですか?おしゃれなやつがいいんですけど。
先生
まず大きく分けて、スノーピークの収納ケースにはハードタイプソフトタイプがある。ハードタイプの代表が「シェルフコンテナ」、ソフトタイプの代表が「マルチコンテナ」だ。
JK
え、それだけ覚えればいいんですか?意外とシンプル!
先生
いや、それぞれにサイズ違いがあるから、そこを理解する必要がある。順番に見ていこう。

スノーピーク収納ケース・コンテナの主なラインナップ

  • シェルフコンテナ 25/50: スチール製のハードケース。棚としても使える2WAY仕様
  • マルチコンテナ S/M/L/Sユニット: 帆布製のソフトケース。ペグやハンマーの収納に最適
  • ガビングスタンド: キャンプ用ゴミ箱
  • ウォータープルーフユニットギアバッグ: 防水仕様の収納バッグ
  • パックシンク: 折りたたみ式シンク(収納ケースとしても活用可)

キャンパーの憧れ「シェルフコンテナ」を徹底解説

Image Prompt: キャンプサイトでシェルフコンテナを積み重ねて棚として使用している様子。上段には調理器具、下段にはランタンや小物が整然と収納されている。

JK
シェルフコンテナってSNSでよく見ます!めっちゃおしゃれですよね。あのシルバーのやつ。
先生
そうだな。スノーピークの収納ケースの中で最も人気が高いのがシェルフコンテナだ。人気の理由は、収納ボックスと棚の2通りの使い方ができることにある。
「収納ボックスと棚の2役をこなす機能性と美しいデザインから、キャンパーを中心に高い人気を誇るアイテムです」
出典https://nap-camp.com/
JK
棚として使える!?収納ケースなのに!?
先生
うむ。通常は箱型として荷物を運搬するが、キャンプサイトでは開いて中身を取り出しやすい棚の形状に変形できる。これが「シェルフコンテナ」という名前の由来だ。
JK
なにそれ、変形ロボみたい…!かっこいい…!

シェルフコンテナ 25 ― コンパクトで使いやすい定番サイズ

先生
シェルフコンテナには25と50の2サイズがある。まず25から説明しよう。
「コンパクトで持ち運びやすく、車載しやすい点がメリットです」
出典https://znjii.com/

主なスペック

  • 製品型番: UG-025G
  • サイズ(外寸): 520mm × 325mm × 210mm (h)
  • 内寸: 405mm × 290mm × 195mm (h)
  • 重量: 3.6kg
  • 容量: 25L
  • 最大積載量: 20kg/1個
  • 最大積重ね数: 3個
  • 素材: ガルバリウム鋼板(スチール)、持ち手は竹集成材
  • 価格(税込): 14,520円
JK
え、3.6kg…?空っぽで3.6kg?重くないですか?
先生
正直なところ、重い。スチール製だからな。だが、その分頑丈だ。ペグやハンマーのような重いものを入れても歪まないし、最大20kgまで積載できる。
JK
でも中身入れたらもっと重くなるってことですよね…私、腕細いんですけど。
先生
そこは確かにデメリットだな。だが、シェルフコンテナ25は50サイズと比べてコンパクトで取り回しがいい。実際、多くのベテランキャンパーは「50を1個買うより、25を2個買う方が使いやすい」と言っているぞ。
「50サイズは大きすぎて車の積載で小回りが利かなかったり、重すぎると感じるユーザーもいるため、複数の25サイズを組み合わせる方が良い」
出典https://taro01.com/
JK
へぇ〜、プロはそう使うんですね。でも1個14,520円って…2個買ったら3万円近いじゃないですか!
先生
…まあ、そこは覚悟が必要だな。

こんな人におすすめ

  • コンパクトな収納を求める人
  • 車の積載スペースが限られている人
  • 頻繁に出し入れするギアを収納したい人
  • 複数個を組み合わせて使いたい人

注意点

  • 本体が3.6kgあるため、中身を入れると重くなる
  • 内寸は外寸より小さいため、収納したいものを事前に確認する
  • 持ち手が出っ張っているため、車載時にデッドスペースが生まれやすい

シェルフコンテナ 50 ― 大容量で存在感抜群

先生
次に50サイズだ。25の約2倍の容量がある。
「25よりも一回り大きく、多くの荷物を収納できます」
出典https://colorful-camp.com/

主なスペック

  • 製品型番: UG-055G
  • サイズ(外寸): 625mm × 405mm × 270mm (h)
  • 内寸: 500mm × 370mm × 255mm (h)
  • 重量: 5.5kg
  • 容量: 50L
  • 最大積載量: 20kg/1個
  • 最大積重ね数: 3個
  • 素材: ガルバリウム鋼板(スチール)、持ち手は竹集成材
  • 価格(税込): 18,480円
JK
5.5kg!?空っぽで5.5kg!?もはや筋トレじゃないですか!
先生
ふふ、確かにそうだな。だが、その分収納力は抜群だ。大型のギアや、かさばるブランケット、衣類などをたっぷり収納できる。
JK
でも先生、さっき25を複数持つ方がいいって言ってませんでした?
先生
よく聞いていたな。確かにその通りだが、50にも良さがある。例えば、あまり頻繁に移動させない使い方をするなら、大容量の50が便利だ。キャンプサイトに設置したら動かさない、いわば「拠点」として使うイメージだな。自宅でインテリアとして使う場合も、50サイズの方が存在感があって映える。
JK
なるほど…見た目重視なら50もアリってことですね。

こんな人におすすめ

  • 大容量の収納が欲しい人
  • キャンプサイトに設置したら動かさない人
  • 自宅でもインテリアとして使いたい人
  • ファミリーキャンプでギアが多い人

注意点

  • 重量が5.5kgあり、中身を入れると片手では持てない
  • 車の積載で小回りが利きにくい
  • 25サイズ2個より価格は安いが、使い勝手では劣る場合も

シェルフコンテナのメリット・デメリット徹底比較

JK
先生、シェルフコンテナのいいところと悪いところ、まとめて教えてください!
先生
よし、整理しよう。
「無骨なスチールのシルバー感と温かみのある竹の持ち手の組み合わせが、シンプルながらも上質感を醸し出しており、キャンプサイトに置くだけでおしゃれに見える」
出典https://kitagaga.com/

シェルフコンテナのメリット

  1. 美しいデザイン: スチールのシルバーと竹の持ち手の組み合わせが上質感を演出。キャンプサイトに置くだけでおしゃれに見える
  2. 2WAY機能: 収納ボックスとしても、開いて棚としても使用可能
  3. 頑丈さ: スチール製で最大20kgまで積載可能。重いギアも安心して収納できる
  4. スタッキング機能: 最大3段まで積み重ね可能。車載時の荷崩れも防止
  5. 磁石対応: スチール製なので磁石がつく。外側に小物を収納するカスタムも可能
JK
磁石がつくって便利ですね!ライターとか貼り付けておけそう。
先生
その通り。マグネットフックをつけて鍵を吊るしたり、磁石式の小物入れをつけたりと、カスタムの幅が広がるんだ。

シェルフコンテナのデメリット

  1. 本体重量が重い: 25で3.6kg、50で5.5kg。中身を入れるとかなりの重さになる
  2. 価格が高い: 25で約14,500円、50で約18,500円と高価格帯
  3. 持ち手の出っ張り: 車載時にデッドスペースが生まれやすい
  4. 内寸のギャップ: 外寸に比べて内寸が小さく感じられることがある
  5. 隙間がある: 構造上、側面に隙間があり細かなものがこぼれる可能性がある
JK
隙間があるって、虫とか入ってきません?
先生
可能性はある。完全密閉ではないからな。食材を入れる場合は袋に入れるなど工夫が必要だ。
JK
うわ、それはちょっと嫌かも…。
先生
まあ、使い方次第だな。私は調理器具やランタンなど、虫に関係ないものを入れている。

シェルフコンテナを「テーブル化」するDIYカスタム

JK
先生!シェルフコンテナにテーブル天板をつけてる人、SNSで見たことあります!あれ、純正であるんですか?
先生
残念ながら純正の天板は販売されていない。だが、DIYで自作するキャンパーが多い。材料費は2,000〜3,000円程度で作れるぞ。
「コンテナ本体より1cm長くすると見た目が綺麗になります」
出典https://parukyanblog.com/
JK
え、そんなに安くできるんですか!?
先生
うむ。ホームセンターで木材を買って、必要なサイズにカットしてもらえば、あとは塗装とストッパーの取り付けだけだ。

DIY天板の作り方(シェルフコンテナ25の場合)

  1. 材料を準備する

    • パイン集成材(430mm × 310mm、厚さ18mm程度)
    • ストッパー用の木材(厚さ9mm程度の端材)
    • 木工用ボンド
    • ニスまたはワックス(塗装用)
    • 紙やすり
  2. 木材をカットする

    • ホームセンターで希望サイズにカットしてもらうと楽
  3. 角を面取り・研磨する

    • 紙やすりで角を丸くして、ケガ防止と見た目を向上
  4. 塗装する

    • ニスやブライワックスで木材を塗装し、耐久性を高める
  5. ストッパーを取り付ける

    • 天板裏面に木工用ボンドでストッパーを接着
    • 左右7mm、上下6mm程度の余白を確保
JK
私、DIYとか苦手なんですけど…できますかね?
先生
正直なところ、木工の経験がなくても難しくはない。ホームセンターでカットまでしてもらえば、あとは塗って貼るだけだ。ただ、手間をかけたくないなら、サードパーティ製の天板を購入する手もある。少し高いが、完成品を買えば楽だぞ。

ソフトケースの定番「マルチコンテナ」シリーズ

Image Prompt: スノーピークのマルチコンテナMサイズに、ペグハンマーとソリッドステークがきれいに収納されている様子。帆布の質感がしっかり見えるアングル。

JK
先生、シェルフコンテナはわかりました!でも、ペグとかハンマーを入れるにはちょっとオーバースペックな気がするんですけど…。
先生
鋭いな。ペグやハンマーのような鋭利で重いものを収納するなら、マルチコンテナの方が向いている。
「主に6号帆布という厚手の生地で作られており、ペグやハンマーのような先端が尖った重いギアを入れても破れにくい」
出典https://mizutamablog.com/
JK
マルチコンテナって、布のバッグみたいなやつですよね?
先生
そうだ。6号帆布という厚手の生地で作られていて、底面と側面には樹脂製の補強板が入っている。ソフトケースでありながら、かなり頑丈だ。

マルチコンテナのサイズ展開

先生
マルチコンテナにはS、M、L、そしてSユニットという4つのサイズがある。それぞれ収納できるペグのサイズが異なるから、自分が使っているペグに合わせて選ぶといい。

マルチコンテナ S ― 小物収納に最適なコンパクトサイズ

主なスペック

  • 製品型番: UG-073R
  • サイズ: 340mm × 130mm × 155mm (h)
  • 重量: 660g
  • 素材: 綿帆布(6号・パラフィン・PU加工)
  • 価格(税込): 6,468円
  • 適合ペグ: ソリッドステーク30まで収納可能
JK
660g!シェルフコンテナに比べると全然軽いですね!
先生
うむ。ソフトケースの大きなメリットは軽さだ。Sサイズはマグカップやカトラリーなどの小物収納に適している。

こんな人におすすめ

  • 30cm以下のペグを使っている人
  • マグカップやカトラリーをまとめて収納したい人
  • 軽量な収納ケースが欲しい人

注意点

  • 40cm以上のペグは入らない
  • 深さがあまりないため、背の高いものは収納しづらい

マルチコンテナ M ― ペグ収納の王道サイズ

「ペグ(特に30cmや40cmのソリッドステーク)、ハンマー、設営道具一式などを収納するのに最適」
出典https://mizutamablog.com/

主なスペック

  • 製品型番: UG-074R
  • サイズ: 440mm × 160mm × 150mm (h)
  • 重量: 880g
  • 素材: 綿帆布(6号・パラフィン・PU加工)
  • 価格(税込): 7,788円
  • 適合ペグ: ソリッドステーク40がジャストフィット
JK
Mサイズが一番使いやすそうですね。
先生
その通り。多くのキャンパーがペグケースとして愛用しているのがこのMサイズだ。ソリッドステーク40がジャストで入るし、ハンマーや設営道具一式もまとめて収納できる。
JK
でも先生、ガス缶の収納にも使えるって聞いたんですけど…
先生
うむ、その通りだ。OD缶がちょうど収まるサイズなので、ガス缶の収納ケースとして使っている人も多い。いろいろな使い方ができるから「マルチ」コンテナなわけだな。

こんな人におすすめ

  • 40cmペグを使っている人
  • ペグ、ハンマー、設営道具を一箇所にまとめたい人
  • OD缶の収納ケースが欲しい人
  • 汎用性の高いサイズを求める人

注意点

  • 50cmペグは入らない
  • 収納量が多いと重くなる

マルチコンテナ L ― 長尺アイテムもおまかせ

主なスペック

  • 製品型番: UG-075R
  • サイズ: 540mm × 180mm × 160mm (h)
  • 重量: 1,100g
  • 素材: 綿帆布(6号・パラフィン・PU加工)
  • 価格(税込): 9,108円
  • 適合ペグ: ソリッドステーク50も収納可能
JK
50cmのペグって、めちゃくちゃ長くないですか?そんなの使うんですか?
先生
砂浜や雪上でキャンプをする場合、長いペグが必要になることがある。また、大型のタープを張る場合も長いペグの方が安心だ。Lサイズはそういった長尺ペグに対応するためのサイズだな。
JK
なるほど…。私にはまだ要らなそうですね。
先生
初心者のうちはMサイズで十分だろう。ただ、IGTの脚や焚き火台の火吹き棒など、長いギアを入れたい場合にはLサイズが活躍する。

こんな人におすすめ

  • 50cmペグを使っている人
  • 大型タープを持っている人
  • IGTの脚や長尺ギアを収納したい人
  • 砂浜や雪上でキャンプをする人

注意点

  • 日常使いには大きすぎる場合がある
  • 重量が1.1kgあり、他のサイズより重い

マルチコンテナ Sユニット ― IGTとの相性抜群

「6号帆布より厚手の10号帆布が使われているため、破れやほつれに強く、長期間の使用にも耐える頑丈さが特筆されています」
出典https://photostudio-info.com/

主なスペック

  • 製品型番: UG-078
  • サイズ: 380mm × 265mm × 130mm (h)
  • 重量: 800g
  • 素材: 綿帆布(10号・パラフィン・PU加工)※他のサイズより厚手
  • 価格(税込): 約8,184円
JK
Sユニット?Sサイズとは違うんですか?
先生
別物だ。SユニットはスノーピークのアイアングリルテーブルIGTのシングルユニットサイズに対応した設計になっている。形状も横長ではなく、やや正方形に近い。
JK
IGT…?また知らない言葉が出てきた…。
先生
IGTについては別の記事で詳しく解説しているので、そちらを見てほしい。簡単に言えば、スノーピーク独自のテーブルシステムで、様々なユニットを組み合わせてカスタマイズできるものだ。
JK
へぇ〜。じゃあIGTを持ってない人には関係ないですか?
先生
いや、そうとも限らない。Sユニットは他のマルチコンテナより厚手の10号帆布を使っているため、より頑丈だ。また、シェルフコンテナ50に2つ重ねてぴったり収まるサイズなので、組み合わせて使うこともできる。
「シェルコン50に2つ重ねてぴったり収まる」
出典https://log-farm.com/
JK
シェルフコンテナの中にマルチコンテナを入れる…!なんかロシアのマトリョーシカみたい!
先生
はは、そうだな。スノーピークの収納アイテムは、組み合わせて使うことで真価を発揮するものが多い。

こんな人におすすめ

  • IGTシステムを使っている人
  • シェルフコンテナ50と組み合わせて使いたい人
  • より頑丈な素材を求める人
  • 食器や調理器具をまとめて収納したい人

注意点

  • 長いペグの収納には向かない
  • 他のサイズと形状が異なるため、用途が限定される場合も

マルチコンテナのサイズ比較表

項目 S M L Sユニット
型番 UG-073R UG-074R UG-075R UG-078
サイズ 340×130×155mm 440×160×150mm 540×180×160mm 380×265×130mm
重量 660g 880g 1,100g 800g
価格(税込) 6,468円 7,788円 9,108円 約8,184円
素材 6号帆布 6号帆布 6号帆布 10号帆布
適合ペグ 30cm 40cm 50cm -

その他の収納アイテム

JK
シェルフコンテナとマルチコンテナ以外にも収納アイテムってあるんですか?
先生
もちろんある。用途に応じて様々なアイテムが用意されている。いくつか紹介しよう。

ガビングスタンド ― おしゃれなゴミ箱

JK
ゴミ箱って…収納ケースじゃないですよね?
先生
まあ、厳密には収納ケースではないな。だが、キャンプサイトの整理整頓という意味では重要なアイテムだ。
「夜間やサイトを離れる際には、ガビングバッグの上部にある巾着を締めることで、動物にゴミを荒らされるのを防げます」
出典https://little-lamp.com/
JK
動物対策もできるんですか?
先生
うむ。上部が巾着式になっていて、締めれば動物がゴミを荒らすのを防げる。また、内部にベルクロがついていて、最大3つのポリ袋を取り付けて分別もできる。
JK
分別できるのは便利ですね…!

ウォータープルーフユニットギアバッグ ― 防水収納+簡易シンク

「キャンプ用品の持ち運びや、簡易的なシンクとしても使用可能です」
出典https://hanmio.blog/
先生
防水性のあるEVA素材のバッグで、収納ケースとしてだけでなく、簡易的なシンクとしても使える。使った食器を水に浸けておいて、洗い場まで運ぶといった使い方ができる。
JK
一石二鳥!
先生
サイズは110(浅型)と220(深型)があり、どちらもIGTの1ユニットサイズに対応している。

パックシンク ― 折りたたみ式の万能シンク

先生
PVCナイロン製の折りたたみ式シンクだ。食器洗いや飲み物の冷却、収納ケースとしても使える。超音波溶着で接合されているから水漏れの心配もない。
JK
これも便利そう…!でも、全部欲しくなっちゃうのは私だけですか?
先生
…物欲は抑えた方がいいぞ。まずは最低限必要なものから揃えるんだ。

シェルフコンテナ vs マルチコンテナ どっちを選ぶ?

JK
先生、結局どっちを買えばいいんですか?シェルフコンテナ?マルチコンテナ?
先生
それは何を収納したいかによる。簡単にまとめよう。

シェルフコンテナが向いている人

  • 頑丈な収納が欲しい人
  • 棚としても使いたい人
  • デザイン性を重視する人
  • 車載時にきれいにスタッキングしたい人
  • 自宅でもインテリアとして使いたい人

マルチコンテナが向いている人

  • ペグやハンマーなど鋭利なものを収納したい人
  • 軽量さを重視する人
  • 予算を抑えたい人
  • 特定のギアに合わせたサイズが欲しい人
JK
私、両方欲しいかも…。
先生
多くのキャンパーは両方持っているぞ。シェルフコンテナに調理器具やランタンを入れて、マルチコンテナにペグとハンマーを入れる、といった使い分けが一般的だ。
JK
沼じゃないですか…ギア沼…。
先生
ははは、否定はしない。

メンテナンスと注意点

JK
先生、買った後のお手入れって必要ですか?
先生
長く使いたいなら、いくつか注意点がある。

シェルフコンテナのメンテナンス

  • スチール製なので、雨ざらしにすると錆びる可能性がある。使用後は乾燥させて保管すること
  • 持ち手の竹材は直射日光や水濡れで劣化することがある。時々オイルを塗ってやると長持ちする
  • 重量があるため、中身を入れすぎると運搬が困難になる

マルチコンテナのメンテナンス

  • 帆布製なので、水に濡れた際は乾燥させてからしまうこと
  • パラフィン・PU加工により撥水性はあるが、完全防水ではない
  • ロゴのプリントは使用により薄れることがある
JK
ロゴが薄れるのはちょっと悲しいですね…。
先生
まあ、それも使い込んだ証だと思えばいい。道具は使ってこそ価値がある。

まとめ ― 自分に合った収納ケースを見つけよう

JK
先生、今日は本当にありがとうございました!シェルフコンテナとマルチコンテナの違い、よくわかりました!
先生
どちらを選んでも、スノーピークの収納アイテムは品質が高い。長く使えるものだから、最初は少し値が張っても後悔は少ないと思うぞ。
JK
私、まずはマルチコンテナMを買って、お金が貯まったらシェルフコンテナ25を買おうかな!
先生
いい選択だな。ペグケースは必需品だし、マルチコンテナMは汎用性が高い。焦らず、必要なものから揃えていくといい。
JK
でも先生、シェルフコンテナの天板DIY、やってみたくなっちゃいました!
先生
ふふ、それもキャンプの楽しみの一つだな。自分だけのカスタムを施したギアは愛着が湧くものだ。

比較表

カテゴリ 製品名 特徴 おすすめユーザー
ハードケース シェルフコンテナ 25 コンパクト、2WAY機能、スタッキング可 取り回し重視、複数個使いたい人
ハードケース シェルフコンテナ 50 大容量、2WAY機能、存在感抜群 ファミリーキャンプ、インテリア使い
ソフトケース マルチコンテナ S 軽量、小物収納向け 30cmペグ使用者、カトラリー収納
ソフトケース マルチコンテナ M 汎用性高い、ペグケースの定番 40cmペグ使用者、初めての1個に
ソフトケース マルチコンテナ L 長尺対応、大容量 50cmペグ使用者、長いギア収納
ソフトケース マルチコンテナ Sユニット 10号帆布で頑丈、IGT対応 IGTユーザー、シェルコン50との組み合わせ

最後に、どの収納ケースを選ぶにしても、まずは店頭で実物を確認することをおすすめする。サイズ感や重量感は、手に取ってみないとわからないものだ。スノーピークの直営店やアウトドアショップで、ぜひ実際に触れてみてほしい。