スノーピークの登山・トレッキングギア、種類多すぎ!?登山ガイドの先生が教える「失敗しない選び方」
Tags: Gear, Guide

目次
導入
スノーピーク──キャンプ場でよく見かけるあのブランド。焚火台やテーブル、チェアのイメージが強いですよね。でも実は、登山・トレッキング向けの軽量ギアも豊富にラインナップされているって、知っていましたか?
「キャンプブランドでしょ?登山には関係ないんじゃ…」と思っている方、ちょっと待ってください。創業の原点は実は登山用品なんです。しかも、燕三条の金属加工技術を活かしたチタン製品や、超軽量の山岳テントなど、登山者が注目すべきアイテムが揃っています。
今回は、そんなスノーピークの登山・トレッキングギアを徹底解説。「本当に登山で使えるの?」「定番ブランドとどう違うの?」という疑問に、登山ガイドの先生がわかりやすく答えます。
登場人物紹介


まず知っておきたい!スノーピークと登山の深い関係




参考情報: 「スノーピーク(Snow Peak)は、1958年に新潟県燕三条市で創業した日本のブランドで、使いやすさと高い品質を兼ね備えた登山用品やキャンプ用品を提供しており、国内外で人気を集めています。」
出典
https://basecamp-jp.com/



スノーピークの登山ギア、主なカテゴリ

主なカテゴリ一覧
- 山岳テント:ファル Pro.air シリーズ
- 超軽量テーブル:オゼンライト
- シングルバーナー:ギガパワーマイクロマックスウルトラライト
- チタンマグ:チタンシングルマグ(220/300/450ml)
- クッカー:ソロセットチタン、チタントレック、アルミパーソナルクッカー等
- LEDランタン:たねほおずき、ほおずき


軽さと設営のしやすさなら「ファル Pro.air」シリーズ
Image Prompt: 北アルプスの稜線にスノーピークのファルPro.airテントを設営している登山者。背景に雲海が広がる。





参考情報: 「ファル Pro.air シリーズは、インナーテントはフライシートに吊り下げる方式で、設営・撤収が容易です。インナーテントを取り外せばシェルターとして利用することも可能で、荷物の軽量化にもつながります。」
出典
https://www.yamahack.com/2899


ファル Pro.air 2 のスペック
主なスペック
- 対応人数:2名
- 重量:1,710g(本体・フレームのみ)
- インナー内寸:210×130×100(h)cm
- 収納サイズ:本体ケース直径17×33cm、フレームケース11×50cm
- フライシート:20Dシリコンポリエステルミニリップストップ・PUコーティング(耐水圧1,500mmミニマム)
- フレーム:ジュラルミンA7001(直径9mm)


| 項目 | ファル Pro.air 2 | ステラリッジ2 |
|---|---|---|
| 重量 | 1,710g | 約1,430g(本体のみ) |
| 価格 | 約60,000円 | 本体+フライ=約51,000円 |
| 構造 | アウトフレーム | 吊り下げ式 |
| 設営 | フライ先行 | インナー先行 |


参考情報: 「バイクキャンプ愛好家からは、ファル Pro.air 2が『最良のテント』との評価も得ています。」
出典
https://kakaku.com/
耐水圧の「ミニマム」表記について


参考情報: 「スノーピーク独自の『ミニマム』という耐水圧表記を採用しており、これは生地のどの1点を測定しても最低1,500mmの耐水圧を保証するという意味です。」
出典
https://www.kojitusanso.jp/special/snowpeak-tent/

こんな人におすすめ
- 悪天候での設営を重視する人
- デザイン性の高いテントが欲しい人
- バイクツーリングやソロキャンプも兼ねる人
注意点
- モンベルやアライテントと比較すると高価格
- メッシュ部分が少なく、夏場は暑いという声も
- 純粋な軽量性ではステラリッジに劣る
山頂のお供に「オゼンライト」
Image Prompt: 北アルプスの山頂でオゼンライトにバーナーとシェラカップを置いてコーヒーを淹れる登山者。





参考情報: 「本体重量は270gと非常に軽量で、収納サイズは297×120×25mmとA4ハーフサイズに収まります。」
出典
https://aocamp.com/


オゼンライトのスペック
主なスペック
- 使用時サイズ:297×210×85(h)mm(A4用紙とほぼ同サイズ)
- 収納サイズ:297×120×25mm
- 重量:270g
- 素材:天板=アルミニウム合金(パンチング加工)、スタンド=ステンレス鋼
- 価格:約6,000円


参考情報: 「天板のアルミにはパンチング加工が施されており、これが軽量化に貢献しています。」
出典
https://stbnikki.com/
参考情報: 「天板にパンチング穴があるため、風防として使えるというユニークなメリットも挙げられています。」
出典
https://aocamp.com/


参考情報: 「超軽量設計であり、コンパクトに収納できるため、日帰り登山者にも嬉しい仕様です。山頂でお湯を沸かしてコーヒーを飲んだり、一人分の料理をする際にちょうど良いサイズで、ソロ登山には最適なテーブルと結論づけるレビューもあります。」
出典
https://camptakany.com/


こんな人におすすめ
- 山頂でコーヒーや軽食を楽しみたい人
- ソロ登山、UL(ウルトラライト)志向の人
- 不安定な場所でもバーナーを使いたい人
注意点
- 約6,000円と同サイズのテーブルでは高価格
- 重い調理器具を置くには不向き
- 組み立てにはややコツが必要(慣れれば15秒)
世界最軽量クラス「ギガパワーマイクロマックスウルトラライト」
Image Prompt: オゼンライトの上でスノーピークのギガパワーマイクロマックスウルトラライトが稼働している様子。チタンマグでお湯を沸かしている。





参考情報: 「本体重量は56gと非常に軽量で、収納ケースに入れた状態でも100g以下に収まります。」
出典
https://soloniwa.jp/

参考情報: 「収納サイズは67mm×34mm×80mmと非常に小さく、卵とほぼ同じ大きさです。」
出典
https://sakanakokoro.com/
ギガパワーマイクロマックスウルトラライトのスペック
主なスペック
- 重量:56g
- 収納サイズ:67×34×80mm
- 出力:2,800kcal/h
- ゴトク:4本(風防効果あり)
- 点火装置:非搭載






参考情報: 「4本ゴトクで構成されており、一般的な3本ゴトクのバーナーと比較して安定感があります。」
出典
https://trailspace.com/


参考情報: 「特定のテストでは、水1リットルを3〜4分で沸騰させることができたと報告されています。」
出典
https://trailspace.com/

こんな人におすすめ
- UL(ウルトラライト)志向の登山者
- ソロ登山で荷物を極限まで減らしたい人
- バックアップバーナーが欲しい人
注意点
- イグナイター非搭載のため、ライター等が必要
- 風に弱い傾向があり、ウィンドスクリーン推奨
- 同社の「ギガパワーストーブ"地"」より高価な場合も
登山者の定番「チタンシングルマグ」
Image Prompt: 山小屋の前でスノーピークのチタンシングルマグを手に持ち、温かいコーヒーを飲む登山者。




参考情報: 「チタン製であるため非常に軽量で丈夫です。登山では装備の軽量化が重要視されるため、この点は大きなメリットとなります。」
出典
https://humbert-tomoyuki.com/


チタンシングルマグのスペック比較
| モデル名 | サイズ | 重さ | 容量 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| チタンシングルマグ220 | φ67.2×79mm | 45g | 220ml | 少量向け、お酒にも |
| チタンシングルマグ300 | φ76.2×82mm | 50g | 300ml | 汎用性No.1 |
| チタンシングルマグ450 | φ86.2×91.5mm | 70g | 450ml | クッカー兼用可 |






参考情報: 「シングルウォール構造のため、直接火にかけることができます。これにより、お湯を沸かしたり、飲み物を温め直したり、簡単な調理(袋麺など)をしたりと、クッカーとしても活用できます。」
出典
https://takao-log.com/




こんな人におすすめ
- 装備を軽量化したい登山者
- マグとクッカーを兼用したい人
- 丈夫で長く使えるギアが欲しい人
注意点
- シングルウォールなので保温・保冷性はない
- 直火使用後は火傷に注意
- 保温性が欲しい場合はダブルウォールを検討
本格調理なら「ソロセットチタン」と「トレック」シリーズ
Image Prompt: テント場でソロセットチタンを使ってラーメンを調理している登山者。OD缶とバーナーがセットアップされている。


ソロセットチタン



参考情報: 「スノーピーク独自のスタッキングシステムにより、ポットの中に110gのガス缶と小型ストーブを収納できるため、携行性に優れています。」
出典
https://snowpeak.co.jp/


ソロセットチタンのスペック
主なスペック
- 重量:約181g(本体のみ)
- セット内容:ポット(880ml)、カップ(540ml)、フタ、メッシュケース
- 素材:チタニウム
- 価格:約12,000円


参考情報: 「チタンは熱伝導率が低いため、米を炊くと焦げ付きやすいというデメリットがあります。炊飯目的であればアルミ製のクッカーが推奨されます。」
出典
https://nap-camp.com/


チタントレック900 / 1400

| モデル | 容量 | 重量 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| チタントレック900 | 900ml | 175g | ソロ向け、フタは皿/フライパン可 |
| チタントレック1400 | 1,400ml | - | 2〜3人向け、フタは500mlフライパン可 |
アルミパーソナルクッカーセット


参考情報: 「アルミニウム製で熱伝導率が高いため、短時間で効率的に調理ができます。」
出典
https://bepal.net/
アルミパーソナルクッカーセットのスペック
主なスペック
- 重量:約500g(セット全体)
- セット内容:深型鍋、浅型鍋、フタ×2
- 素材:アルミニウム
- 機能:計量目盛り付き、ガス火・焚き火対応、OD缶収納可
- 価格:約5,500円


こんな人におすすめ(チタン)
- 軽量化を最優先する人
- 湯沸かしとインスタント調理がメインの人
こんな人におすすめ(アルミ)
- 山でも炊飯や鍋料理をしたい人
- コストパフォーマンス重視の人
テント内で活躍「たねほおずき」
Image Prompt: テント内でスノーピークのたねほおずきが点灯している様子。暖色の柔らかい光がテント内を照らす。





たねほおずきのスペック
主なスペック
- 重量:57g(電池除く)
- サイズ:直径62mm×高さ75mm
- 明るさ:最大60ルーメン
- 点灯時間:Hiモード60時間、Lowモード100時間
- 電源:単4形アルカリ乾電池×3本
- 機能:マグネット付きループ、無段階調光、ゆらぎモード
- 価格:約5,500円
参考情報: 「電池を除く本体重量はわずか57gと非常に軽量です。」
出典
https://web-farm.jp/


参考情報: 「マグネット付きのループを搭載しており、テントのループや細いフレーム、衣類やザックのベルトなど様々な場所に取り付けて使用できます。」
出典
https://slowcamp.net/


たねほおずき vs ほおずき
| 項目 | たねほおずき | ほおずき |
|---|---|---|
| 重量 | 57g | 165g |
| 明るさ | 60ルーメン | 100ルーメン |
| 点灯時間 | 60〜100時間 | 10時間 |
| 機能 | ゆらぎモード(プログラム) | ゆらぎモード(風感知)、おやすみモード |
| 登山適性 | ◎ | △(重め) |


こんな人におすすめ
- テント泊登山でハンズフリーのライトが欲しい人
- 予備ライトとして軽量なものを探している人
- 暖色系の優しい光が好きな人
注意点
- ヘッドランプの代わりにはならない(補助用途)
- 60ルーメンは読書には十分だが、調理には暗い場合も
スノーピークの「永久保証」と安心のアフターサービス




参考情報: 「スノーピークの製品には保証書が添付されていませんが、これはメーカーが製品の品質に責任を持つのは当然という考えに基づいています。製品が破損した場合でも、可能な限り修理を行い、お客様に長く愛用してもらうことを大切にしています。」
出典
https://snowpeak.co.jp/afterservice


参考情報: 「修理の受付から発送までを自社の専門部署であるアフターサービスが担当しています。目標平均修理日数を2日と設定し、迅速な対応に努めています。」
出典
https://snowpeak.co.jp/afterservice


修理依頼の方法
- オンライン修理受付(ポイントカード番号があればWebで申請可能)
- ディーラー・直営店への持ち込み
- アフターサービスルームへ直接持ち込み(新潟・福岡)


登山ギアとしてのスノーピーク、正直どうなの?


スノーピークの強み
強みリスト
- 燕三条の金属加工技術を活かしたチタン製品の品質
- 軽量性への追求(オゼンライト270g、バーナー56gなど)
- 永久保証で長期的な安心感
- スタッキングシステムでパッキング効率向上
- デザイン性──シンプルで美しい
考慮すべき点
注意点リスト
- 価格帯が競合製品と比較して高め
- 専門登山ブランドほど特化していない
- トレッキングポールやヘッドランプなど展開していないカテゴリがある
- キャンプブランドのイメージが強い(登山ショップでの取り扱いが少ない場合も)


おすすめの組み合わせ例
ソロ日帰り登山向けセット

| 製品 | 重量 | 価格(税込目安) |
|---|---|---|
| オゼンライト | 270g | 約6,000円 |
| ギガパワーマイクロマックスウルトラライト | 56g | 約6,000円 |
| チタンシングルマグ450 | 70g | 約3,500円 |
| 合計 | 約400g | 約15,500円 |

ソロテント泊向けセット

| 製品 | 重量 | 価格(税込目安) |
|---|---|---|
| ファル Pro.air 2 | 1,710g | 約60,000円 |
| オゼンライト | 270g | 約6,000円 |
| ソロセットチタン | 181g | 約12,000円 |
| ギガパワーマイクロマックスウルトラライト | 56g | 約6,000円 |
| たねほおずき | 57g | 約5,500円 |
| 合計 | 約2,300g | 約89,500円 |


まとめ:スノーピークで揃えたいベストアイテムは?




スノーピーク登山ギア比較表
| 製品名 | 重量 | 価格帯 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| ファル Pro.air 2 | 1,710g | 約60,000円 | ★★★☆☆ |
| オゼンライト | 270g | 約6,000円 | ★★★★☆ |
| ギガパワーマイクロマックスウルトラライト | 56g | 約6,000円 | ★★★★★ |
| チタンシングルマグ450 | 70g | 約3,500円 | ★★★★★ |
| ソロセットチタン | 181g | 約12,000円 | ★★★★☆ |
| たねほおずき | 57g | 約5,500円 | ★★★★☆ |


最後に、登山ギアは実際に試してみることが大切です。特にテントは高価な買い物なので、レンタルで試すのもおすすめ。スノーピークのギアが気になった方は、ぜひ直営店やアウトドアショップで実物を見てみてください。その質感と軽さに、きっと驚くはずです。