デュカン vs サピュエン vs セルティグ、あなたに最適なマムート登山靴はどれ?
Tags: Shoes, Guide

目次
導入
「マムートの登山靴が気になるけど、デュカンとかサピュエンとか、名前がいっぱいあってよくわからない…」
そんな声をよく聞きます。スイス生まれの老舗ブランド、マムート。あのマンモスのロゴはカッコいいけれど、登山靴のラインナップを見ると、似たような名前のモデルがズラリと並んでいて、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
この記事では、登山ガイド歴20年の「先生」と、登山初心者の「JK」の会話を通じて、マムート登山靴の主要3シリーズ——デュカン、サピュエン、セルティグ——の違いを徹底解説。あなたにピッタリの一足が見つかるはずです。
登場人物紹介


マムートってどんなブランド?




参考情報: 「マムートの登山靴は、かつてライケル(Raichle)という老舗の靴メーカーが製造していたものを引き継いでおり、その技術と足型が活かされている」
出典
https://yamahack.com/


マムート独自のテクノロジー「Flextron」とは?
Image Prompt: マムート登山靴のソール断面図。スプリングスチール製のFlextronプレートが内蔵されている構造がわかるイラスト。





参考情報: 「インソールに内蔵された波打つスプリングスチールソールが、かかとや母指球で踏み込んだ際の圧力を足裏全体に分散させ、アウトソール全体で地面を捉えることを可能にします」
出典
https://funq.jp/





シリーズ①「デュカン」——オールラウンダーの本命
Image Prompt: 緑豊かな山道を歩く登山者の足元。マムート・デュカン II High GTXを履いており、メッシュアッパーの通気性の良さと、岩場でのグリップ力が伝わるシーン。



デュカン II High GTX
主なスペック
- 重量: 約545g(UK8.5片足)
- ヒールドロップ: 10mm
- 防水素材: GORE-TEX
- アウトソール: Vibram Flextron
- 価格: 30,800円〜34,100円(税込)






参考情報: 「2024年9月5日に新発売されたモデルで、特に日本人の足にフィットするように改善されています」
出典
https://monomagazine.com/


デュカン II Low GTXもある


主なスペック
- 重量: 約460g(27cm片足)
- ヒールドロップ: 10mm
- 価格: 27,500円(税込)
- カラー: ブラック、ブラック・ダークタンジェリン、ディープ・ジェイドブラック


デュカンの良いところ・イマイチなところ
こんな人におすすめ
- 日帰りから1泊程度の山行がメイン
- 岩場や急登を含むルートを歩く
- 長距離での疲労を軽減したい
- Flextronの推進力を体感したい
注意点
- 履き慣らしが必要: モノタン構造のせいか、最初はかかとが当たって痛む人もいる
- 価格が高め: ハイカットは3万円超え
- 濡れた岩での滑り: 一部ユーザーから「濡れた岩で滑りやすい」との声あり
参考情報: 「最初は踵が当たって痛むなど、履き慣れるまでに時間がかかるという意見もあります。特に一体型の履き口構造が原因と感じる人もいるようです」
出典
https://note.com/




シリーズ②「サピュエン」——高フィット感のテクニカルモデル
Image Prompt: 岩がちな高山帯を歩く登山者の足元。サピュエン High GTXを履いており、レザーの質感と足首のホールド感が伝わるシーン。






参考情報: 「足の動きや姿勢に追随する立体的なアッパー構造と、かかとや足首周りのクッション性が特徴です。これにより、足と靴が一体化したようなフィット感を実現」
出典
https://roomie.jp/
サピュエン High GTX
主なスペック
- 重量: 約530g(UK8.5/27.0cm)
- ヒールドロップ: 10mm
- 防水素材: GORE-TEX Performance Comfort Footwear
- アウトソール: Vibram Flextron II
- フレックスインデックス: A6
- アッパー素材: ダブルエンジニアードメッシュ、ストレッチ素材、ベロアレザー
- 価格: 約30,300円




サピュエン vs デュカン、どっちを選ぶ?


| ポイント | デュカン | サピュエン |
|---|---|---|
| 履き心地 | 履き慣らし必要 | 最初から快適 |
| アッパー | メッシュ(通気性◎) | レザー混(耐久性◎) |
| 見た目 | スポーティ | クラシック |
| 重量 | やや軽い | やや重い |




こんな人におすすめ
- 買ってすぐ山で使いたい
- レザーの質感が好き
- 重い荷物を背負うこともある
- 岩がちなルートが多い
注意点
- やや細めの足型
- 幅広の足は半サイズアップ推奨
- レザー部分のメンテナンスが必要
シリーズ③「セルティグ」——軽さを極めたスピードモデル
Image Prompt: トレイルを軽快に走る女性の足元。セルティグ II Low GTXを履いており、ローカットの軽快さとアグレッシブなソールパターンが見える。



セルティグ II Low GTX
主なスペック
- 重量: 約330g(UK8.5/27.0cm)
- ヒールドロップ: 7〜8mm
- 防水素材: GORE-TEX Invisible Fit
- ミッドソール: EVA(衝撃吸収)
- アウトソール: Mammut Swiss Design / Gripex Trail Bite
- フレックスインデックス: A4



参考情報: 「日帰りハイキング、ファストハイク、軽装備でのバックパッキングなど、軽快な活動に適しています」
出典
https://hikingfeet.com/




参考情報: 「本格的な『縦走』(重い荷物を背負い、複数日にわたって厳しい山道を歩くような登山)では、Sertigシリーズは十分な足首のサポートや、重い荷物に対応できる剛性、そしてより高い耐久性を提供する『従来の登山靴』に比べると劣る可能性があります」
出典
https://hikingfeet.com/


こんな人におすすめ
- トレイルランニングがメイン
- 軽装備での日帰りハイキング
- 普段使いやタウンユースも兼ねたい
- とにかく軽さを重視
注意点
- 本格縦走には不向き
- 足首サポートは弱い(ローカットの場合)
- 重い荷物には対応しづらい
- Flextronは非搭載



覚えておきたい「その他のモデル」


Kento Tour High GTX——山岳ツアー向け
Image Prompt: 岩稜帯を歩くクライマーの足元。ケント ツアー High GTXを履いており、ベロアレザーの堅牢さとアイゼン対応のソールが見える。
主なスペック
- 重量: 約610g(UK8.5)
- ヒールドロップ: 11mm
- フレックスインデックス: A8
- アイゼン対応: あり(セミワンタッチ)
- 価格: 約30,800円〜42,900円





参考情報: 「パフォーマンス志向のハイグレードな登山ブーツ」「マムートとVibram共同開発のソールによる軽量性と優れたグリップ力が評価されています」
出典
https://mammut.jp/


Taiss Light Mid GTX——アルパイン向け超軽量モデル
主なスペック
- 重量: 約510g(UK8.5)
- アウトソール: Vibram Litebase
- ミッドソール: カーボンファイバー
- アイゼン対応: あり(セミワンタッチ)



参考情報: 「剛性はしっかりしているのに超軽量」「岩、雪、氷の上でのクライミングに適しており、非常に硬いながらもかさばらない」
出典
https://kojitusanso.jp/





Nova IV GTX——女性向けモデル
主なスペック
- 重量: 約388g(23.0cm)
- フレックスインデックス: A6
- ヒールドロップ: 12mm
- アッパー素材: Terracare® ヌバックレザー(bluesign®認証)
- 幅広タイプ: あり


参考情報: 「3Dメモフォームによるクッション性が、足にしっかりとフィットし、長時間の着用でも快適さが続く」
出典
https://mammut.jp/



サイズ選びの注意点




参考情報: 「マムートはアパレル製品において日本人の体型に合わせた『ALOC/ASIAN FITモデル』を展開しており、アジア人の体型への配慮があることがうかがえます」
出典
https://mammut.jp/




サイズ表記について

| UKサイズ | 日本サイズ(cm) |
|---|---|
| UK5.5 | 24.0 |
| UK6 | 24.5 |
| UK6.5 | 25.0 |
| UK7 | 25.5 |
| UK7.5 | 26.0 |
| UK8 | 26.5 |
| UK8.5 | 27.0 |
| UK9 | 27.5 |


登山靴のメンテナンス方法




1. 洗う
- 靴紐とインソールを外す(洗濯機で洗ってOK)
- 靴本体はブラシとぬるま湯で汚れを落とす
- 内側も忘れずに洗浄(小石が残っていると防水層を傷つける)
- 洗濯機での丸洗いはNG


2. 乾かす
- 新聞紙を詰めて、風通しの良い日陰で乾燥
- 数時間ごとに新聞紙を交換
- 暖房器具・直射日光は絶対NG
参考情報: 「登山靴を乾かす最善の方法は、靴の内側に新聞紙を詰めて、風通しの良い日陰に逆さまに置いて乾かすことです」
出典
https://mammut.jp/


3. 防水処理
- 乾ききる前に防水スプレーを塗布(気孔が開いている状態が浸透しやすい)
- 水性の防水スプレーがおすすめ
- ゴアテックス製品にワックスやグリースは非推奨(通気性に影響)


モデル比較表


| モデル | 用途 | 重量(片足) | 価格帯 | Flextron | アイゼン |
|---|---|---|---|---|---|
| Ducan II High GTX | ハイキング〜軽縦走 | 約545g | 30,800円〜 | ○ | × |
| Ducan II Low GTX | ハイキング | 約460g | 27,500円 | ○ | × |
| Sapuen High GTX | ハイキング〜高山 | 約530g | 約30,300円 | ○(II) | × |
| Sertig II Low GTX | トレラン〜軽ハイク | 約330g | — | × | × |
| Kento Tour High GTX | 山岳ツアー | 約610g | 30,800円〜 | ○ | ○ |
| Taiss Light Mid GTX | アルパイン | 約510g | — | × | ○ |
| Nova IV GTX(W) | ハイキング(女性) | 約388g | — | × | × |

結局、私はどれを選べばいい?






- 汎用性が高い: 日帰りから1泊まで対応できる
- Flextron搭載: 長く歩いても疲れにくい
- 将来性: 北アルプスの一般ルートなら十分対応できる







まとめ——マムート登山靴の選び方

マムート登山靴 3つのシリーズまとめ
| シリーズ | 特徴 | おすすめシーン |
|---|---|---|
| デュカン | Flextron搭載のオールラウンダー | 日帰り〜1泊縦走、岩場含む |
| サピュエン | 高フィット感、すぐ快適 | 重装備の高山ハイク |
| セルティグ | 超軽量、トレランシューズ感覚 | トレラン、ライトハイク |
選び方のポイント
- 用途を明確に: どんな山でどんな装備で歩くか
- 試着は必須: 同じブランドでもモデルで足型が違う
- 履き慣らし: 新品はいきなり長距離はNG
- メンテナンス: 洗う→乾かす→防水処理の3ステップ





この記事で紹介した価格は2024年12月時点のものです。最新の価格・在庫状況は各販売店でご確認ください。