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導入
「ミレーのフリースってめちゃくちゃ種類あるけど、結局どれ買えばいいの?」
登山用品店でフリースの棚を見ていると、そんな気持ちになりませんか?フュージョングリッド、トリロジー、ウビック、ワッフルウール…カタカナの名前が多すぎて、どれが何やらさっぱり分からない。店員さんに聞いても「ポーラテックが〜」「パワーグリッドが〜」と専門用語のオンパレード。
今回は、登山ガイド歴20年の先生と一緒に、ミレーのフリースを徹底解説していきます。それぞれのモデルの違いを明確にして、あなたにぴったりの一着が見つかるようにお手伝いしますよ。
登場人物紹介
登山初心者。「形から入る」タイプで見た目重視。素朴な疑問や不満を正直に言う。専門用語が嫌い。
登山歴20年のベテランガイド。機能美を愛する。優しく、時に厳しく、道具の選び方を教えてくれる。
なぜミレーのフリースは種類が多いの?
先生、ミレーのフリースって本当に種類多すぎませんか?公式サイト見てたら頭痛くなってきました…
確かに多いな。だが、それぞれに明確な理由があるんだ。ミレーはフランスの山岳ブランドで、1950年のアンナプルナ遠征隊に装備を提供したほどの歴史がある。彼らは「用途に最適化された道具」を作り続けてきた結果、こうなったというわけだ。
歴史の話はいいんですけど、要するにどう選べばいいんですか?
大きく分けると、厚さと素材で考えればいい。薄手で動きやすいものから、厚手で保温力重視のもの、そしてウールを使った肌触り重視のものまである。
ふーん、まだピンとこないけど…具体的にどんなのがあるんですか?
主なシリーズ一覧
- フュージョン グリッド: ポーラテック パワーグリッド採用の軽量・高機能モデル
- トリロジー ウールフリース: メリノウール配合の高級ライン
- ウビック ライト グリッド: コスパ重視のオールラウンダー
- ワッフル ウール フーディ: 天然素材派向けのベースレイヤー
- フュージョン ライン ロフト: 最高保温力を誇るハイロフトモデル
- タカオ: 日常使いもできるエントリーモデル
「ポーラテック」って何?まずはここを理解しよう
さっきから「ポーラテック」って呪文みたいなの出てきますけど、何ですかそれ?
ああ、そこから説明が必要だったか。ポーラテックは、フリースを最初に開発したアメリカの素材メーカーだ。要するにフリースの本家本元だな。
参
「ミレーは1980年代にPolarfleece(ポーラテック開発のフリース)をいち早く採用し、現代ではPower Wool、Power Fill、Power Airなど最新のポーラテック技術を取り入れている」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQEGgs_4SfgyCpCndCDOxukBO6bAcPbJSIi8USOPDH9IcdCZkxtmHEXiaH4MOA9pndF2srAsAoilk-VaZhb1ZL2_6VJP2kgxGCSodYhACemYz7wcI1g1EvBv3Sy9nisE2ZSsa0reWm7D31d9PA-3YtdZ
へー、フリースの元祖なんですね。でもそれがなんでミレーに関係あるんですか?
ミレーは30年以上前からポーラテックと提携しているんだ。だからミレーのフリースには、ポーラテックの最新技術がふんだんに使われている。
端的に言えばそうだ。特に重要なのがパワーグリッドという技術だな。
これは生地の内側がグリッド状(格子状)になっている構造のことだ。空気の層ができて保温性が上がる。同時に、その隙間から湿気が抜けるから蒸れにくい。軽くて、暖かくて、蒸れない。登山用フリースに必要な要素を全部満たしているわけだ。
参
「グリッド状の編み方が空気の層を作り出し、保温性と通気性を高めながら重量を大幅に削減。体の湿気を素早く排出し、優れたストレッチ性を発揮」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQFnuKdSBSqsBFTJFrPlfQGIY0ZzXxadoCFhWJAvAmV_i_AL2FBOCgGCW-_jOjC1ZI9sor7erD1JvPfJYi6s9AzzG4q6_0__UtLl44N704349ghaCjYCZmYSk3w-Ixou_x2geOHOohuR2yHxmuno7E6mU7I=
冬山で本気を出すなら「フュージョン グリッド フーディー」
Image Prompt: 冬山の稜線で、ハードシェルを脱いでフュージョングリッドフーディーを着用した登山者が休憩している写真。バラクラバ型フードをかぶっている。
最初に紹介するのはフュージョン グリッド フーディーだ。ミレーのフリースの中でも、最もテクニカルなモデルの一つだな。
テクニカルって、要するにガチ勢向けってことですか?
そうだ。冬山やスキー、クライミングなど、寒くて体を激しく動かす場面に最適化されている。
いや、そうでもないぞ。このモデルの良さは「薄いのに暖かい」という点だ。だから重ね着しやすい。ハードシェルの下に着ても着膨れしにくい。
なるほど…でも見た目がなんかピチピチしてませんか?
スリムフィットだからな。だがストレッチが効いているから窮屈じゃない。むしろ体に沿うから無駄な空気が入らず、効率的に保温できるんだ。
参
「POLARTEC® POWER GRID™ 生地を採用し、軽量、保温性、透湿性に優れています。スリムフィットで、マウンテニアリングに適しており、防水ジャケットの下に着用可能」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQHkpf2aJ4yZGq8Z8YHCrgj3jsmG_HU80tFvsMnaK6XeEpr5-ipSNHdXXpJ0xQEWtZC5Fg-DNlYF4b3YsHgJx2EHECz_7CbhJ9lqpyzmZG0j0PsC9udA7ncn85d58mUrni3IEk47WUubX4HTEuD2SSWJSQKvcCm3dwMXqfr76Z8T6-jA819ZFJHE2w==
細部へのこだわりがすごい
22,000〜27,500円くらいだな。確かに安くはない。だが、細部を見ればわかる。まずフードがバラクラバ型になっていて、ヘルメットの下にも被れる。
目出し帽のことだ。首元までしっかり覆える形状になっている。冬山では首からの冷気侵入が命取りになるからな。
ポケットの位置も面白い。普通より高い位置にある。なぜかわかるか?
ハーネスを着けても邪魔にならないようにだ。クライミングやスキーではハーネスやヒップベルトを着けることが多い。普通の位置だとポケットが使えなくなるからな。
参
「スリムで軽量、さらにストレッチが効いていて動きやすく、保温性能も十分で汗抜けもよい、完璧」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGdZyyW9gPczNQQqPqeoRAh_JWTFslF3RvplfrXzwZJzxHX1gkXNNO1L3P2QIpTUGv9ti3vfEa9dbWISfFGFsz-rHyp3VzQUTmYb4wKTL9V5JfqiX9kLil3ZQDcGXgXm--6CwF6BdEKTPmxghIwVFXjr8CH53I4VtE=
レビューを見ると「標高が高い山頂でも暖かく過ごせた」「肩周りや腕がかなり動かしやすい」という声が多いな。私自身も12月の赤岳で使ったが、行動中は汗をかいてもベタつかず、休憩中も体が冷えすぎなかった。
主なスペック
- 素材: POLARTEC® POWER GRID™(94%リサイクルポリエステル、6%エラスタン)
- 重量: 約395g(メンズMサイズ)
- 価格帯: 22,000〜27,500円
こんな人におすすめ
- 冬季登山やスキー、クライミングをする人
- 重ね着の中間着として薄手のフリースが欲しい人
- ハーネスを併用するアクティビティをする人
注意点
- スリムフィットなのでゆったり着たい人には不向き
- 単体での保温力は限定的(真冬はアウターが必須)
ウール派に捧げる「トリロジー ウールフリース」
Image Prompt: 紅葉の山を背景に、トリロジーウールフリースを着た登山者が岩場を登っている写真。
先生、さっきからポリエステルばっかりですけど、ウールのフリースってないんですか?私、化繊より天然素材のほうが好きなんですよね。
いいところに目をつけたな。ミレーにはトリロジー ウールフリースというラインがある。これはPolartec® Power Wool™という、ウールとポリエステルのハイブリッド素材を使っている。
ハイブリッドって中途半端じゃないですか?どっちつかずというか…
逆だ。両方のいいとこ取りなんだ。外側は耐摩耗性の高いポリアミド、内側は起毛したニットで肌触りが良い。ウールの調湿性や防臭効果を活かしながら、弱点である摩耗しやすさを補っている。
参
「ソフトで暖かく、ストレッチ性、通気性、防臭性に優れたPolartec® Power Wool™ を使用」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGk6GuspbVkSQkNG2WWVloy4eJSpRPPC2NR-9-eiIAxHhJSc2-aPUsJVgyUx8m97ys70vbZouG8GnB9HR4lXqr7kXH5haf1jGOzLh0rtvUjrtEEqomfc6pxAcRUpCWcl-4RmLdOcjPEaj_nOB4OGYETaKUlgphqRUW8TwHcB1HTaZsHxG-o
防臭効果っていうのは気になります。汗かくと臭くなるのイヤなんですよね…
ウールは天然の抗菌防臭効果がある。テント泊の縦走でも、3日くらいは臭いが気にならないという人も多い。
へー!でもウールってチクチクしませんか?セーターとか苦手なんですよ。
トリロジーに使われているメリノウールは非常に細い繊維だから、チクチク感はほとんどないな。
高山でこそ真価を発揮
このモデルの真骨頂は「Hybrid™構造」だ。体の部位によって素材を使い分けている。
汗をかきやすい部分は通気性を高め、冷えやすい部分は保温性を高めている。これによって重さを最小限に抑えながら、最大限の快適性を実現しているんだ。
参
「冬のアクティビティのミドルレイヤーに最適で、洗練されたデザインと肌触りの良さ、高い保温力が魅力です」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQEnqNPVM_z_9QY5nDalJRIiVc4_6wsWWvJ7_adiPPTn_FB9DlMwBNwyFdxT_t-M9yc8ZIE5MYjTUYnSh13mRZKXtW7UYEz4RiogkIc7jTAzyLmfA_pmQuXOsMW0TAdOPSsv1eTnc-Mgl8iqqs7E8ZNbBMtzvwjugJ1jhNOBFsob3Gj400Yjo5CdCbvBOA==
28,000〜33,000円くらいだな。確かに安くはない。
高いと感じるだろう。だが、この価格には理由がある。チェストポケットがV字型のデザインになっていて、ハーネスやアウターを着ていてもアクセスしやすい。左袖口には腕時計を確認できるスロットまである。高山でグローブを外さずに時間を確認できるんだ。
私は北アルプスの縦走で使っているが、3日間着続けても不快にならなかった。洗練されたデザインだから下山後にそのまま街を歩いても違和感がない。
主なスペック
- 素材: Polartec® Power Wool™ + ハイブリッド構造
- 価格帯: 28,000〜33,000円
こんな人におすすめ
- 天然素材の着心地を重視する人
- 長期縦走で臭いを気にする人
- 高山での快適性を求める人
注意点
- 価格が高め
- 純ウールに比べると「ウール感」は控えめ
コスパ最強の「ウビック ライト グリッド ジャケット」
Image Prompt: 秋の低山ハイキングで、ウビックライトグリッドジャケットを着た女性登山者がトレッキングしている写真。
こだわって作られているのはわかるんですけど、、正直2〜3万円のフリースはムリですね。
そんな君にウビック ライト グリッド ジャケットを紹介しよう。17,600円で買える。
このモデルは100%リサイクルのポーラテック素材を使っていて、年間を通して使える汎用性が魅力だ。
参
「年間を通して保温性と快適性を提供する軽量フリースジャケットです。100%リサイクルのPolartec素材が使用されています」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQEI4akhMNQWO3P0XqZ3S8blfbCa62caemDahbHEwWoKFo84eKzV9kLRxuU7BM4WugGNV6iSmjWllg-nBp9Y5QGaWoalQFdH4goMsLjeij6TPys1K3Sy7HXrLxIpqmzfPJ3r45PwZrgFpVEU-Xr81EZPw1xbyy01e7S8qUiuREYdHjQkK1E-gOSzDnFuhxMk
そうだ。環境に配慮しているから、そういう点を気にする人にも良い選択だな。
でも安いってことは、やっぱり機能が劣るんじゃないですか?
フュージョングリッドほどの細部へのこだわりはないが、基本性能は十分だ。軽くて暖かく、ストレッチも効いている。低山ハイキングや秋冬のキャンプ、日常使いなら全く問題ない。
主なスペック
- 素材: 100%リサイクルPolartec素材
- 価格帯: 約17,600円
こんな人におすすめ
- 初めてのフリースを探している人
- コスパを重視する人
- 通年使える一着が欲しい人
注意点
- 厳冬期には保温力不足
- テクニカルな機能(ハイポジションポケットなど)は省略
肌が敏感な人への選択肢「ワッフル ウール フーディ」
Image Prompt: 山小屋の中で、ワッフルウールフーディを着てくつろぐ登山者の写真。柔らかそうな素材感が伝わる。
先生、私ちょっと肌が敏感で、化繊だと痒くなることがあるんです。そういう人向けのフリースってありますか?
それならワッフル ウール フーディだな。18.5μmのエクストラファインメリノウールを70%も配合している。
マイクロメートル、つまり繊維の太さだ。ウールがチクチクするかどうかは繊維の太さで決まる。一般的に20μm以下なら痒くなりにくいとされている。18.5μmはかなり細い部類だ。
参
「高品質の極細メリノウール(18.5μmのエクストラファインメリノ)を70%配合しており、ウール特有のチクチク感を大幅に軽減し、肌に直接触れても快適な柔らかな肌触りを実現」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQH638WmDkPjwG2wS-paAN08xld0ew-yQKbuyAZSW6hU6bbjIhK9yFSTG2TBfjd4NQIG9oB3mPkL1nyRUgukIeJ4R2y8GIo_SqThy5iKEjbt1W4l6zFOLDmMDtN6SnXq_w7W8BB7
面白いのは製法だ。このモデルは「ホールガーメント」という縫い目のないコンピューター編みで作られている。
普通の服は布を裁断して縫い合わせて作る。でもこれは一着丸ごと立体的に編まれている。だから縫い目による肌への擦れが起きにくい。
ワッフル構造も良い。凹凸があるから空気の層ができやすく、見た目より暖かい。メリノウールの調湿機能と組み合わさって、汗をかいても蒸れにくい。
参
「生地表面がワッフル状になっており、空気の層を作り出して優れた保温性を発揮します。メリノウールの調湿機能と相まって、汗をかいても蒸れにくい特徴があります」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQFfn_-Yj0liVI21Inz2pSCOI0Cr8guUJiw-P3sVeE5yWwRZTc7hVKZ_jmaBC5KiI2kcLCnRx3Dt6IETMVO3oEx9xKJDXPNbVp7Nouj6gq5dG2yUwdM=
ワッフル編みだから、独特の素朴なテクスチャがある。好みは分かれるかもしれないな。
正直に言うと、もうちょっとスタイリッシュなほうが…
まあ、機能を取るか見た目を取るか、だな。サムホール(親指を通す穴)も付いていて、手の甲まで覆えるから実用性は高い。
主なスペック
- 素材: メリノウール70%、ナイロン26%、ポリウレタン4%
- 価格帯: 25,000〜30,000円
こんな人におすすめ
- 肌が敏感で化繊が苦手な人
- 天然素材の調湿性・防臭効果を重視する人
- 縫い目の擦れが気になる人
注意点
- 見た目が素朴(ファッション性は控えめ)
- 価格は高め
最強の保温力「フュージョン ライン ロフト ジャケット」
Image Prompt: 雪山の山頂付近で、フュージョンラインロフトジャケットを着た登山者がアイスアックスを持って立っている写真。
先生、今まで紹介してもらったの全部「薄手」とか「軽量」ばっかりじゃないですか。私、めちゃくちゃ寒がりなんですけど、一番暖かいのはどれですか?
それならフュージョン ライン ロフト ジャケットだ。ミレーのフリースの中で最もハイロフト、つまり最も毛足が長く保温力が高い。
参
「ミレー製品の中で最もハイロフトのPolartec®フリース素材を使用しており、コンパクトながら高い保温性と優れた運動性を誇ります」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQEXzXJvg8T__lCtujAixChzu6Ia1FvH7lZUTGwkHrHfuDlRRAbmaLT6HxlfKs6shBTVyN7xzwzsPH5IzVNfkgl8TFjlINqRoD6OdNuyUQbIYNHnMFfbR0514AL36uXaASk=
フリースの毛足の長さのことだ。毛足が長いほど空気をたくさん閉じ込められるから暖かい。シェルパのようなモコモコした感触がある。
見た目はともかく、機能は本物だ。厳冬期の停滞時やビレイ中(クライミングで相方を確保している間)など、動かずに寒さに耐えなければならない場面で威力を発揮する。
でもマシュマロみたいにモコモコしてたら動きにくくないですか?
そこがこのモデルのすごいところで、Polartec® Thermal Pro X-Loftという素材は、見た目より軽くて動きやすい。100%リサイクルPETプラスチック製だから環境にも配慮している。
だが、真冬の山で凍えるよりはマシだろう?私は12月の八ヶ岳でピッケル待機をするときに使っているが、動かなくても30分は耐えられる。安物のフリースなら10分で震えが来る。
主なスペック
- 素材: Polartec® Thermal Pro X-Loft
- 価格帯: 30,000〜38,500円
こんな人におすすめ
- 厳冬期登山をする人
- とにかく暖かいフリースが欲しい人
- 停滞時やビレイ時の保温重視の人
注意点
- かさばる(パッキングには工夫が必要)
- 行動中は暑くなりすぎる可能性
- 価格が高い
日常使いもできる「タカオ ジャケット」
Image Prompt: 秋の公園で、タカオジャケットを着た女性がベンチに座ってコーヒーを飲んでいる写真。カジュアルな雰囲気。
先生、ここまで聞いてて思ったんですけど、ミレーって本格的すぎませんか?私、まだそこまでガチ登山しないんですけど…
それならタカオジャケットがいいかもしれないな。名前の通り、高尾山くらいの低山ハイキングを想定して作られている。
薄手のマイクロフリースで、適度な保温性と通気性がある。日常使いからちょっとしたアウトドアまで幅広く使える。
参
「薄手のマイクロフリースジャケットで、適度な保温性と通気性があり、屋外アクティビティから日常生活まで幅広く活用できます」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQFNnsWSXaG1RTyPPldjGZ6j7c6fr7e46uCCp1F9BTwqD6_P8vR_D5ceID7C7-sBvOIUDx8O80OBudhAYVOlgnyyCEn191f1aJQ4OEEzX4bUjIXBI_U=
12,000〜15,000円くらいだ。ミレーとしてはかなりお手頃な部類だな。
デメリットも言っておくと、テクニカルな機能はほとんどない。ポーラテックではない普通のマイクロフリースだし、ポケットの位置も普通だ。
そうだな。最初の一着としては良い選択だ。これで物足りなくなったら、次はもっと高機能なモデルを試せばいい。
主なスペック
- 素材: マイクロフリース
- 価格帯: 12,000〜15,000円
こんな人におすすめ
注意点
- 本格的な登山には保温力不足
- テクニカル機能は省略されている
サイズ選びの注意点
先生、ミレーのフリースってサイズ感どうなんですか?ネットで買おうと思ってるんですけど、失敗したくなくて…
ミレーは基本的に日本サイズに準拠しているが、モデルによって違いがある。特にフュージョングリッドのようなテクニカルモデルはスリムフィットだから、普段より1サイズ上を勧める人もいる。
参
「スリムな作りが多いものの、ストレッチ性に優れた生地が採用されているため、快適な着心地を提供します」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQFbQLAEDJwpLe5O7L5_S3ChJ8s88B21oBQg9SC3IDzfAEOJsmdK9QbyWmCfz18_phreOcKAOEJ8Kxw520ZHxfNulyoNHhMskE5rfJzw1Z6YkVDjXc4=
レビューを見ると「袖丈が若干長い」という声もある。腕が長めの人にはちょうどいいが、標準的な腕の長さだと余ることがあるようだ。
そうだな。可能なら実店舗で試着するのが一番確実だ。特に初めて買う人は、ネットで買う場合も返品交換できるところを選ぶといい。
洗濯・お手入れ方法
洗濯のポイント
ポーラテックのような高機能素材は、柔軟剤を使うと吸湿性や速乾性が落ちてしまう。柔軟剤の成分が繊維をコーティングしてしまうからだ。
参
「ポーラテックのような高機能フリースは、柔軟剤を使用するとその性能(吸湿性や速乾性など)が低下する可能性があります」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQH5JqCG38FD6zWcbzETt1wuYtzxJQ_-E71mvEXb3OFuj-7xDrB-nmrEWmY3mo_UKs5bYwS_1VLsLcJAxs9pXkqX1lsSZ6Xpx94uLrUsbBtI8mZOhhk5prXrJdZLZAM7_w==
中性洗剤を使うこと。フリースを裏返して洗濯ネットに入れると毛玉ができにくい。水温は30℃程度のぬるま湯が理想だな。
避けたほうがいい。フリースは熱に弱く、高温で繊維が縮んだり変形したりする。陰干しで自然乾燥させるのがベストだ。
引っ張って取ろうとしないこと。小さなハサミで丁寧に切るか、毛玉取り器を使うといい。
他ブランドとの比較
先生、パタゴニアとかノースフェイスのフリースもよく見かけますけど、ミレーとどう違うんですか?
パタゴニアの場合
パタゴニアは「フリースの元祖」と言われている。環境への配慮が強く、リサイクル素材を積極的に使用している。クラシックなデザインが多く、タウンユースでも人気がある。代表的なのはレトロXジャケットやR1シリーズだな。
そうだな。ファッション性と機能性のバランスが良い。ただ、山岳向けのテクニカル度で言えばミレーのほうが上だと私は思う。
ノースフェイスの場合
ノースフェイスは幅広いラインナップが強みだ。登山向けからタウンユース向けまで、あらゆるニーズに対応している。デナリジャケットは定番中の定番だな。
ファッションアイテムとして定着している部分はあるな。ミレーに比べるとより大衆的と言っていいかもしれない。
ミレーを選ぶ理由
ミレーの強みはテクニカルな山岳アクティビティへの特化だ。クライミング、スキー、厳冬期登山といった、より過酷な環境で使うことを前提に設計されている。
参
「ミレーは主に登山やクライミングなどのテクニカルな山岳アクティビティに特化しており、動きやすさ、保温性、通気性のバランスを重視したフリースが多いです」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQFXM23EeEvdML2wzOIXmT-DI0bcFhdR5uPcUxyj8_1JBt2Y_alm_L9AzM--SQkerZOUf2rNqZl_0fFx5n73M7RSepjnKHF7yZ_XjtfSwRLMI8AJJtFMa2Jqew==
じゃあ、ガチで山やる人はミレー、カジュアルに使いたい人はパタゴニアやノースフェイス、って感じですか?
乱暴に言えばそうだな。もちろん各ブランドにも幅広いラインナップがあるから、一概には言えないが。
まとめ・比較表
うーん、色々聞いたけどまだ迷うなあ…結局私は何を買えばいいんですか?
君の使い方次第だな。低山ハイキングがメインならタカオかウビックで十分だ。
じゃあウビック ライト グリッドにしようかな。17,600円だし、100%リサイクルってのも気分がいいし。
いい選択だと思う。それで物足りなくなったら、次はフュージョングリッドを試してみればいい。
| モデル名 |
価格帯 |
特徴 |
おすすめユーザー |
| フュージョン グリッド フーディー |
22,000〜27,500円 |
軽量・高機能・スリムフィット |
冬季登山・スキー・クライミング |
| トリロジー ウールフリース |
28,000〜33,000円 |
ウール混・防臭・高級感 |
天然素材派・縦走登山 |
| ウビック ライト グリッド |
17,600円 |
コスパ良好・通年使用可 |
初心者・コスパ重視 |
| ワッフル ウール フーディ |
25,000〜30,000円 |
肌触り最高・調湿性抜群 |
敏感肌・天然素材派 |
| フュージョン ライン ロフト |
30,000〜38,500円 |
最高保温力・ハイロフト |
厳冬期・寒がりな人 |
| タカオ ジャケット |
12,000〜15,000円 |
エントリーモデル・日常使い可 |
初心者・予算重視 |
できればお店で試着してから買うことだ。サイズ感は人それぞれ違うし、素材の肌触りも実際に触ってみないとわからない。特にウールフリースは好みが分かれるから、チクチクしないか確認したほうがいい。
はーい、わかりました!今度の週末に登山用品店行ってきます!