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導入
登山用のグローブって、本当に種類が多くて困りますよね。「夏用」「冬用」はなんとなく分かるけど、「GORE-TEX」「PrimaLoft」「インフィニウム」…専門用語が並んでいると、どれを選べばいいか全然わからない。
そんな悩みを抱えている方に朗報です。今回は、フランス発のアウトドアブランド「ミレー(Millet)」のグローブを、登山ガイドの先生に徹底解説してもらいます。夏の日焼け対策から厳冬期の雪山まで、幅広いラインナップを誇るミレーのグローブ。自分にぴったりの一双を見つけましょう!
登場人物紹介
登山初心者。見た目重視で「形から入る」タイプ。専門用語が嫌いで、素朴な疑問や不満は正直に口にする。
登山歴20年のベテラン。質実剛健で道具への愛と知識は深い。デメリットも隠さず伝える誠実さがある。
なぜミレーのグローブは種類が多いのか?
先生、ミレーのグローブを探してるんですけど、公式サイト見たらめっちゃ種類あるじゃないですか。何がなんだか…
ふむ、ミレーはフランス発のブランドで、夏のトレッキングから厳冬期の雪山まで、用途に応じたグローブを幅広く展開しているからな。
参
「Millet (ミレー) offers a variety of gloves for climbing and trekking, designed with different features to suit various conditions from summer to severe winter alpine environments.」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGQLNG6rNhW7yjgK7xrghSKHjfHBJ4AAiIf5hEQk4zyJqu36LWgbLuumPPpDUkJv8p55llRvlV6wv5U9Lkz071ABPPiVcB6PRLiy6LR8iML5vvyLZgESQ5K3WqFxA==
夏と冬で違うのは分かるんですけど、それにしても多くないですか?
登山では、ただ手を温めればいいというわけではないんだ。防水性、透湿性、操作性、耐久性…求める機能によって最適な素材や構造が変わる。だから自然と種類が増えるわけだな。
ミレーグローブの主なカテゴリ
- 夏用トレッキンググローブ: 速乾性・UVカット重視。薄手で通気性抜群
- 冬用トレッキンググローブ: 保温性・ストレッチ性重視。タウンユース兼用可
- 冬山・雪山用グローブ: GORE-TEX採用の防水透湿モデル。高い保温性
- スキー・バックカントリー用: 操作性と保温性のバランス重視
- オーバーグローブ: 超撥水の薄手カバー。レインハイクや緊急時に
へぇ、カテゴリ分けするとちょっとスッキリしますね。
夏のトレッキングなら「QD トレック グローブ」
まずは夏向けから紹介しよう。ミレーの「QD トレック グローブ」は、夏のトレッキングに最適な速乾グローブだ。
いい質問だ。実は夏でもグローブがあると便利な場面は多いぞ。鎖場で手を保護したり、日焼け対策になったり、トレッキングポールのグリップ力を上げたり。
Image Prompt: 夏の緑豊かな登山道で、QDトレックグローブを装着してトレッキングポールを握る登山者の手元のクローズアップ。明るい日差しの中。
そうだ。このQDトレックグローブは、甲部分にUVカット機能(UPF30)があるから日焼け対策にもなる。さらに吸水速乾性と消臭機能を備えた「ツインコット」素材を使っている。
参
「吸水速乾性、UVカット機能、そして消臭機能を備えたツインコット素材が採用されており」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQH26QKpzYRF4d0PXYI6gOmLpasUK7gaek1PEWdEwoXaN2ykBdC0qEWt_ijr0l6NlD0MK26F7EuD30kR6LeVeVwUYd3-fCuMcnlfvZpbHISJxIh-M7t4kO7UV10lSGRlDoma8Y6Rm7V_ffYFJEI=
消臭機能!地味に嬉しいかも。汗かくとグローブって臭くなりそうだし…
ユーザーからも「やわらかくて軽く通気性が良いので夏につけても問題ない」「日焼け対策にもなりそう」「通気性もいいので夏の山登りでも使用している」という声が上がっているな。
参
「やわらかくて軽く通気性が良いので夏につけても問題ない」「日焼け対策にもなりそう」「通気性もいいので夏の山登りでも使用している」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQEwlDcoVRv2NiUDQv18mesIzE0L_snjbvb8eVvtTvkSr6UiICRn9T3Y_-z8H6gEK3q8BDptwo2n_HlU-qhkC0_a1vUOnSTNZKxyhTp73RDN1RnMOv6oTOwksd0BSMDHvccNfRe26YY=
夏でも快適なら安心ですね。掌の方はどうなってるんですか?
掌部分には「ポーラテック® パワードライ」という素材が使われている。ストレッチ性があって、滑り止め加工も施されているから、トレッキングポールや鎖をしっかりグリップできる。
もちろん対応している。グローブを外さずにスマホ操作できるぞ。
主なスペック
- 価格: 4,950円(税込)
- 甲部素材: ツインコット(吸水速乾、UVカットUPF30、消臭機能)
- 掌部素材: ポーラテック® パワードライ(ストレッチ性、滑り止め加工)
- タッチパネル対応: ○
こんな人におすすめ
- 夏のハイキング・トレッキングに
- 手の日焼けが気になる人
- 汗をかきやすい人
- コスパ重視の人
注意点
- 保温性はないので秋冬には向かない
- 防水性はないので雨天時は別途対策が必要
秋冬のトレッキングなら「ウォーム ストレッチ トレック グローブ」
夏用は分かりました。じゃあ秋から冬にかけてはどれがいいですか?
「ウォーム ストレッチ トレック グローブ」がおすすめだ。保温性とストレッチ性を両立したオールラウンダーだな。
Image Prompt: 紅葉の山道で、ウォームストレッチトレックグローブを装着した登山者。秋晴れの中、落ち葉の登山道を歩いている。
名前からして暖かそう。でもストレッチって何ですか?
グローブの生地が伸びるということだ。甲部分に使われている「Polartec® Power Stretch® Pro™」という素材は、通気性、保温性、ストレッチ性を全部兼ね備えている優れものだ。
参
「甲の部分には、優れた通気性、保温性、ストレッチ性を兼ね備えたPolartec®Power Stretch® Pro™素材が使用されており」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGjz2JN0ixUWroAZ-FiPQcKAx-YtNgMnvoXTCOajDQhUhyYew2NcUDgAU4u6R-vfxrVxh5blS93J5_mQtPtuAtlRyjxugk8_GrY_fhtWid-5IoMSt93yXEG8-BjKOAp_c3iVjXl8coBvHYK2Q==
ポーラテック!それ聞いたことあります。フリースとかに使われてるやつですよね?
よく知っているな。その通りだ。実際にユーザーからは「薄手ながら暖かさを感じられ、風のある状況でも寒さを感じにくい」という評価を受けている。
参
「薄手ながら暖かさを感じられ、風のある状況でも寒さを感じにくいという声があります」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQHuZwEGzXAX6CeAFiVnh0e18muo4QZ6HEMo866OmlQQajXrf6wcN6JYPC0017QkE24f8IYrU7ULd0tzwpIBl5QP0eXI2fS7U5hNTVBEq23uLsMUUTdWPOxhTt2N78zFLOPLaKl0UF1FxWFwsloLpYFw5j6cm83F_pSu
薄いのに暖かいって最高じゃないですか!ゴツくて分厚いの嫌なんですよね…
たしかに、このモデルは比較的薄手だから、細かい作業もしやすい。掌にはシリコンの滑り止め加工もある。それに、タッチパネルは親指、人差し指、中指の3本で対応しているから、スマホ操作も快適だ。
ただし、気になる点もある。レビューを見ると「タッチパネル対応だが操作には角度の工夫が必要な場合もある」という声もあるな。
あー、グローブのタッチパネルって微妙に反応悪い時ありますよね。
それと、ユニセックスモデルだからサイズ選びに注意が必要だ。「日本人男性の手にMサイズが窮屈でLサイズに買い直した」という事例もある。
えー、それは困るなぁ。試着できないとちょっと不安…
だからこそ、サイズ表をしっかり確認するか、可能なら店舗で試着することをおすすめする。
主なスペック
- 価格: 5,516円〜6,490円(税込)
- 甲部素材: Polartec® Power Stretch® Pro™
- 掌部素材: ポリエステル素材にシリコン滑り止め加工
- タッチパネル対応: ○(親指、人差し指、中指)
こんな人におすすめ
- 秋〜冬のトレッキング・ハイキングに
- 通勤・タウンユースでも使いたい人
- インナーグローブとして雪山で使いたい人
- 薄手でフィット感の良いグローブが好きな人
注意点
- 完全防水ではないので雨雪には弱い
- サイズ選びは慎重に(ユニセックスモデル)
- 厳冬期にはこれ単体だと保温力不足
行動時の防風なら「ストーム GORE-TEX インフィニウム グローブ」
GORE-TEXって防水のやつですよね?でも「インフィニウム」って何ですか?
いい質問だ。GORE-TEX INFINIUMは、通常のGORE-TEXとは少し違う。完全防水ではなく、完全防風と高い撥水性を持つ素材なんだ。
Image Prompt: 風の強い稜線で、ストームGORE-TEXインフィニウムグローブを装着した登山者。髪がなびくほどの強風の中、しっかりとトレッキングポールを握っている。
えっ、防水じゃないんですか?じゃあ雨で濡れちゃうじゃないですか!
高い撥水性があるから、小雨程度なら弾いてくれる。ただ、大雨や長時間の雨には耐えられない。その代わり、透湿性が非常に高いんだ。
参
「GORE-TEX INFINIUM™ fabric, which provides absolute wind protection. This technology is engineered to completely block wind」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGKt5NzTC0tHCxAQJUPjy_XeNNi3IRU40KnPtbOJhPQkEKRIYbWfSdq7_qPln6ndzP51-aZ6BTGLfJ5pFF0cBm3nMBLrQ1tTV4onn1yp_vWu5w9Xk3dETNEhgH5uSte0O8HXt0O6yneZbPlxrea6-oJZNlIdTplNg==
参
「highly water-repellent or water-resistant rather than fully waterproof」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGiY7dya7-NOfhnUugD99_cnwKEm0vTQfJvPQpDGnOHDjdejV58CdM09e3yLs-iyH2jYQtUJKDejH6kLCeMo3Abs9eiV4mUPoBecC031I59h6jk6o7eDRBTxHT6b1H4bCEkYd7FPXTArpowI34uTBDYUCEq-HSpvvgwCACGHDMAIf3foN0vAFBXLg==
透湿性が高いってことは、行動中に蒸れにくいってことですか?
その通り。行動しながら使うのに向いているんだ。スキーツーリングや、風の強い稜線歩きに最適だな。しかもこのモデル、約60gと非常に軽量だ。
掌部分にはゴートスキンレザー(山羊革)が使われていて、耐摩耗性とグリップ力も確保されている。素材には100%リサイクルポリエステルを使うなど、環境への配慮もあるな。
環境にも優しいんですね。それにしても、防水じゃないのはちょっと気になるなぁ…
だからこそ、用途を選ぶんだ。「絶対濡れたくない」なら素直にGORE-TEX採用モデルを選ぶべきだな。
主なスペック
- 価格: 約10,000円〜
- 素材: GORE-TEX INFINIUM™(100%リサイクルポリエステル)
- 掌素材: ゴートスキンレザー
- 重量: 約60g
- 防風性: 完全防風
- 撥水性: 高撥水(DWR加工)、完全防水ではない
- タッチパネル対応: ○
こんな人におすすめ
- スキーツーリングやバックカントリーに
- 風の強い稜線歩きが多い人
- 行動時の蒸れが気になる人
- 軽量なグローブを求める人
注意点
- 完全防水ではないので大雨・長時間の雨には不向き
- 保温性は高くないので極寒には向かない
雪山・厳冬期登山なら「トリロジー アイコン GORE-TEX グローブ」
ミレーのグローブの中でも最高峰に位置するのが「トリロジー アイコン」シリーズだ。厳冬期の登山やアルペンクライミングに対応する、まさにプロ仕様のグローブだな。
Image Prompt: 雪化粧した冬山の山頂付近で、トリロジーアイコンGORE-TEXグローブを装着したアルピニスト。アイスアックスを握り、吹雪の中で力強く立っている。
ほら来た!やっぱり高い!3万円近くするグローブって…
価格に見合うだけの性能はある。まず、GORE-TEXメンブレン採用で完全防水・高透湿。中綿にはPrimaLoft® Gold Crosscoreが100g入っていて、これがまた凄いんだ。
参
「優れた防水性と透湿性を持つGORE-TEXメンブレンを採用しています」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQHQjR2gf8Kr_Zflb2VgJkPxQVxmRUygTLMk5M8etx_etcxD4j4wxJqc_xzkw03kp5ezbAwOi1C9Cu-BcU5YSiM3wB9z-jOKwR7W8eygYKTV14kojE1Gdakh95alt4kUShEWYhTrLWE=
化繊の中綿素材として有名だ。特にGold Crosscoreは「エアロゲルマイクロカプセル技術」という、元々NASAが開発した技術を応用している。軽量なのに保温性が非常に高いんだ。
参
「高い保温性を誇るPrimaLoft® Gold Crosscore 100g を使用しています」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQGrkHRgjU4r4yCOObmavyreZcTO1VGywQ3LfvcsxqAVHlgVhfqnISli_Z7YFphpQcc6UQ2iXvWtOZhp8chj6kLn7ic5ACUPGozbZfCg6p1v9ECETN8xttsJ1-WMxuAqtwaJCt-JaJNLYwTWyT7axO7hMJ4oDjlOXsNnzWAk-vqqVwGR
ははは、そこまでではないが、宇宙服に使われる断熱技術と同じ原理だな。さらに、掌にはゴートレザー(山羊革)とスエードレザーが使われていて、耐久性とグリップ力も高い。
でも革って水に弱くないですか?雪山だと濡れそうですけど…
いい着眼点だ。確かに革は水に弱いが、このグローブは革の裏側にGORE-TEXメンブレンがあるから、内部への浸水は防げる。ただし、革自体はケアが必要だな。使用後は陰干しして、定期的に革用クリームで保湿するといい。
なるほど。高いだけあってメンテナンスも必要なんですね。
他にも、ゴーグルワイプが親指についていたり、リーシュ(落下防止コード)が付いていたりと、細かい装備も充実している。人間工学に基づいた立体裁断で、指を曲げた状態でも突っ張らないように設計されているぞ。
3フィンガーモデルもある
そういえば、「3フィンガー」っていうのも見かけたんですけど、あれは何ですか?
3フィンガーとは、親指、人差し指、そして中指・薬指・小指をまとめた3つのパートに分かれた構造のことだ。
参
「3フィンガー構造により、保温性と効率性を向上させています」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQEf33_QePeoCjgkWeGJcjr4kHqdVxYDxMujSRONSWKivLQb44k8jmx6FEWHrHRkRzwMSKedySkBdYNr--Rg329c8rY9fDcm1yW7hPspu5xoFcCkQtz49acWFAhCP8JhDJFEBVaEVs5cQkkJ_8KteE5CGKCtTvdaEbS3ghPT5L2SHIg=
えっ、なんで指をまとめるんですか?動かしにくくならないですか?
逆だ。指をまとめることで、指同士が温め合って保温性が上がる。ミトン(親指以外が一体型)ほどではないが、5本指よりは暖かい。それでいて人差し指は独立しているから、カラビナ操作などある程度の作業は可能だ。
あー、なるほど!保温性と操作性のバランスってことですね!
その通り。厳冬期の八ヶ岳で使ったことがあるが、−15℃の強風でも指先が冷え切ることはなかったな。ただ、細かいロープワークには5本指タイプの方が向いている。
主なスペック
- 価格: 5本指モデル 29,700円(税込)、3フィンガーモデル 約28,600円
- 防水透湿素材: GORE-TEXメンブレン
- 中綿: PrimaLoft® Gold Crosscore 100g
- 外装素材: スエードレザー、ゴートレザー、Dry Edge Rainflex
- 重量: 約160g
- 付属機能: ゴーグルワイプ、リーシュ、立体裁断
こんな人におすすめ
- 厳冬期の雪山登山に挑戦する人
- アルペンクライミングやバリエーションルートを行く人
- 妥協のない防水性・保温性を求める人
- 長く使える本格派グローブが欲しい人
注意点
- 価格が高い
- レザー部分のメンテナンスが必要
- オーバースペックになる場面も(夏山には使えない)
アルペンスキーには「グランモンテ GORE-TEX グローブ」
スキー専用というわけではないが、「グランモンテ GORE-TEX グローブ」はアルペンスキーやバックカントリーに最適化されたモデルだ。
Image Prompt: 快晴のゲレンデで、グランモンテGORE-TEXグローブを装着したスキーヤーがストックを握っている写真。雪煙を上げながら滑走中。
大きな違いはカフ(手首から先の長さ)だな。グランモンテはカフが短めに設計されていて、スキーウェアの袖の下に収まりやすい。トリロジーは逆に長めのカフで、雪の侵入を徹底的に防ぐ設計だ。
参
「カフは短めに設計されており、スキーウェアの袖の下に収まりやすいようになっています」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQHhElOpx-3RGK9Or6HdXaCnQ4Of3KF6uXhctI5LZ8xe94jmR2SbJHR795ZYWSMKvaErEDNTpY8UDWhyhLBlG1TlKrrwahng_NmapPggsV7OZROL_cs0-Vh93n96SZEzj2YqyjPKugbQlp5W5Qi7o6ZJoKE7vlpmGFBipTdvt8-SkT4rvJtV0GlfQtj77GlP
なるほど、袖の中に入れるか外に被せるかの違いですね。
そうだ。あと、グランモンテには親指の裏にゴーグルワイパーが付いている。滑走中にゴーグルが曇った時、サッと拭けて便利だぞ。
えっ、それめっちゃいい!ゴーグル曇ると見えなくて危ないですもん!
防水透湿には「GORE-TEX ePEインサート」を採用。中綿はPrimaLoft® Gold Crosscoreまたはシルバー80gで、掌は山羊革のソフトレザー。スキーポールをしっかりグリップできる。
参
「GORE-TEX ePEインサートを採用しており、優れた防水性と透湿性を提供し、手をドライに保ちます」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQHhElOpx-3RGK9Or6HdXaCnQ4Of3KF6uXhctI5LZ8xe94jmR2SbJHR795ZYWSMKvaErEDNTpY8UDWhyhLBlG1TlKrrwahng_NmapPggsV7OZROL_cs0-Vh93n96SZEzj2YqyjPKugbQlp5W5Qi7o6ZJoKE7vlpmGFBipTdvt8-SkT4rvJtV0GlfQtj77GlP
主なスペック
- 価格: 約15,000円〜
- 防水透湿素材: GORE-TEX ePEインサート
- 中綿: PrimaLoft® Gold Crosscore または PrimaLoft® Silver 80g
- 掌素材: ソフトレザー(山羊革)
- 付属機能: ゴーグルワイパー、リーシュ、ペアリング用クリップ、短めカフ
こんな人におすすめ
- アルペンスキー、スノーボードで使いたい人
- バックカントリースキーに
- スキーウェアの袖の下にグローブを入れたい人
注意点
- カフが短いので雪山登山でのラッセルには不向き
- 登山よりスキー向けの設計
軽量カバーなら「ブリーズバリヤー II オーバーグローブ」
オーバーグローブって何ですか?グローブの上にさらにグローブ被せるんですか?
その通りだ。薄手のインナーグローブやミドルグローブの上から被せて、防水・防風性を強化するためのカバーグローブだな。
Image Prompt: 雨のトレイルで、ブリーズバリヤーIIオーバーグローブを装着した登山者。薄手で軽量なグローブ越しに、雨粒が玉のように弾かれている様子。
なんかめんどくさそう…最初から防水のグローブつければいいのでは?
たしかに。ただ、オーバーグローブは軽量・コンパクトで携行性に優れるんだ。ザックの隅に入れておいて、急な雨や予想外の寒さに対応できる。ミレーの「ブリーズバリヤー II オーバーグローブ」は超撥水素材で、繰り返し洗濯しても撥水機能が長持ちする。
参
「表面の撥水加工ではなく、繊維自体にシリコン由来の撥水成分を浸透させる加工が施されており、極めて高い撥水性能を持続します」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQFCMCjrGVKZNflN1uZoTJFddSVsdlSm1EJMYRMvUKE5Jn4fAyw1mPMuL7vYdf9WRSn0zLpWzcc21LJ9V8z3ZKprHKchFLQ-0liM8-Q8nAA6EkoB70Ty8tsT3VeTBwtKYsoC6uyGKjM=
繊維自体に撥水成分が浸透?表面のコーティングじゃないんですか?
そうだ。普通の撥水加工は表面にコーティングを施すだけだから、摩擦や洗濯で落ちていく。だがブリーズバリヤーは繊維の中にシリコン由来の成分を浸透させているから、撥水機能の持続性が段違いだ。
UPF50+だ。タッチパネルも親指と人差し指で対応している。手首と袖口はゴム仕様で、素早く着脱できる。
主なスペック
- 素材: ブリーズバリヤー® タスラン SDWR ナイロン100%
- 撥水性: 繊維浸透型超撥水(洗濯耐久性◎)
- UVカット: UPF50+
- タッチパネル対応: ○(親指、人差し指)
- その他: 掌に簡易滑り止め、ゴム仕様の手首・袖口、軽量コンパクト
こんな人におすすめ
- 急な天候変化に備えたい人
- 予備のカバーグローブが欲しい人
- 雨天時のレインハイクに
- とにかく軽量を追求したい人
注意点
- これ単体での保温性は期待できない
- 完全防水ではない(超撥水)
グローブのレイヤリングを知ろう
先生、さっき「レイヤリング」って言ってましたよね?ウェアみたいにグローブも重ね着するんですか?
その通りだ。特に雪山登山では、グローブのレイヤリングが非常に重要になる。
参
「雪山登山では、インナーグローブ、ミドルグローブ、アウターグローブの3層で構成するレイヤリングが効果的です」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQFwLvIkDK0Ijt-HZo_5hPqSwSikCRaRv6fcH-gC0uqyFyKLK59nvWH3Szs6gWY2iuO3u0-EpM9BujlAqZd8Qq-OzyDbZRG3dbTrrvOksPpGG1s3VFTbGeJjdrOFysqGtO2mFLTXWOo9E6FD9oJ2Fl8Y1Dj84vm5lnHpzbpJ2sdkTX1wyNBbBgzQ7O8n5vDCY0_reERWv9R9Piek
グローブレイヤリングの基本
- インナーグローブ(ベースレイヤー): 汗を吸い上げて速乾し、肌を常にドライに保つ。ミレーのウールインナーグローブは雪山用として高評価だ。
- ミドルグローブ: 保温性を担当。ウォームストレッチトレックグローブなどがこれに当たる。
- アウターグローブ(シェル): 防水・防風を担当。GORE-TEX採用モデルが最適だ。
なるほど…でも3枚も着けたら分厚くなりすぎません?手が動かしづらそう。
だから状況に応じて脱ぎ着するんだ。行動中はインナーとミドルだけにして、休憩時や風が強い時にアウターを被せる、といった使い方だな。
そうだ。1枚の高機能グローブに頼るより、レイヤリングの方が柔軟に対応できる。ただし、それぞれのサイズ感を合わせて購入する必要があるから、事前に組み合わせを試しておくといい。
サイズ選びのポイント
ミレーのグローブってどうやってサイズ選べばいいですか?
まず、自分の手囲いを測ることから始めよう。手囲いとは、親指の付け根と小指の付け根を通る周囲の長さだ。
ミレーグローブのサイズ表(目安)
| サイズ |
手囲い |
手のひら幅 |
| XS |
19cm |
7.5cm |
| S |
20cm |
8.0cm |
| M |
22cm |
8.5cm |
| L |
23cm |
9.0cm |
| XL |
24cm |
- |
参
「ミレーのグローブは、指先にわずかなゆとりがあるサイズを選ぶのがおすすめです。特に冬用のグローブの場合、指先に少し空気の層ができるくらいのゆとりがあると、保温性が高まります」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQFfip4Xh7ec_xjywHFLVLbaPiTHkzXND84nXoXScKZFoXXIDronc_4TW3vTWjnnFg_egrKpXQ3dHhso_IhQyRdTjiFlWlgCk7r7J_T_glwwEEfI4u1i-O1PLTqTLWclhTleDik_
ピッタリサイズより少しゆとりがある方がいいんですか?
冬用グローブはそうだな。指先に空気の層ができることで保温性が上がる。逆に締め付けがきついと、血行が悪くなってかえって冷えやすくなる。
なるほどー。でも大きすぎると今度は操作しにくくなりますよね?
そこがバランスだ。暖かさと操作性は常にトレードオフの関係にある。インナーグローブを併用する予定なら、その分も考慮してサイズを選ぼう。
サイズ選びで注意すべきポイント
- ミレーはフランスブランドなので、欧州基準のサイズ感
- ユニセックスモデルが多いため、女性は特に注意
- 小指が余ったり、親指と人差し指の間がきつく感じる場合もある
- 可能なら店舗で試着するのがベスト
返品・交換ができるショップを選ぶか、サイズ表をよく確認して、中間で迷ったら大きめを選ぶといいかもしれないな。
メンテナンス方法
先生、グローブのお手入れってどうすればいいですか?洗濯機で洗っちゃダメですか?
GORE-TEX グローブの洗い方
- ぬるま湯(30〜40℃)で優しく手洗い
- アウトドア専用洗剤を使用(漂白剤・柔軟剤は絶対NG)
- 絞る際は指先から手首の順に優しく
- 洗濯機での脱水は厳禁(メンブレンが破損する)
- 手首側を下にして風通しの良い日陰で吊り干し
- 乾燥後、撥水が落ちていたら撥水スプレーで回復
参
「ぬるま湯(30~40℃程度)で優しく手洗いします」「濡れたグローブを絞る際は、指先から手首の順に優しく絞ってください。強く絞ったり、洗濯機で脱水したりすると、メンブレン(防水フィルム)が破損する恐れがあるため避けてください」出典
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GORE-TEXは高価な素材だからな。手間をかければ長く使える。逆に雑に扱うと、すぐに防水機能が落ちてしまうぞ。
レザー(革)部分のお手入れ
- 使用後は柔らかいブラシで表面の汚れを落とす
- 水濡れ時はタオルで水分を吸い取り、陰干し
- 直射日光やストーブでの急速乾燥は厳禁(革が硬化・ひび割れる)
- 乾燥後は革用クリーム・オイルで保湿ケア
- 1〜2ヶ月に1回の定期的な保湿ケアを推奨
参
「水濡れした場合は、タオルなどで押さえるように水分を吸い取り、風通しの良い日陰で自然乾燥させてください。直射日光やストーブなどでの急速な乾燥は、革の硬化やひび割れの原因となるため厳禁です」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQHuUeVaqeSjlcw2HUjky8-ayf8WX0H4Ml4mEpNBFqYcSDEN0W9VezNiI3jcyRKzl73GgWV-Ijzvng_Pfbr6J75yZ3eu6aK6BPVL4JXo1DFy7l4DDEIuYo_d50jUhsBel3g=
だからこそ長く愛着を持って使えるんだ。レザーグローブは使い込むほど手に馴染んで育っていく。正しくケアすれば10年以上使えるものもある。
ユーザーの評判まとめ
全体的に高評価だな。特に評価されているポイントをまとめよう。
高評価ポイント
- フィット感: 「伸縮性があり手になじむ」「フィット感が良い」
- 保温性と通気性: 薄手でも暖かい、汗抜けが良い
- タッチパネル対応: グローブを外さずにスマホ操作できる便利さ
- デザイン: フランスブランドらしいおしゃれなデザイン
- コスパ: 機能性に対して価格が妥当
参
「コスパ良し」「保温性、フィット感、タッチパネル対応といった機能が高く評価されています」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQHcT6ymz-VUZvlbKUqzjtwqq5eDOIulsXkk7lDrgWU_YcX3QsXKWPJl-eBxr00D6KRXzCMMjbL1I4J9oxVGDhmWEwo1cMlZlKA9LGqs3NQqjAG-_wNUi0aWOB24bQBdSZode5uaH5eqxd1D6lya4qR4LOFlIn-P3LJs
気になるポイント
- サイズ選びの難しさ: ユニセックスモデルが多く、思ったよりきつい・大きい場合がある
- 着脱のしづらさ: 手首部分が狭くて着脱しにくいという声も
- 高機能モデルの洗濯の難しさ: 手洗い必須で手間がかかる
試着できる店舗が近くにあればベストだな。もしくは返品・交換可能な通販サイトで購入するといい。
まとめ・モデル比較表
用途によって変わるが、まずはこの比較表を見てくれ。
| モデル |
用途 |
特徴 |
価格帯 |
おすすめ度 |
| QD トレック グローブ |
夏のトレッキング |
速乾、UVカット、軽量 |
約5,000円 |
★★★★★ |
| ウォーム ストレッチ トレック グローブ |
秋〜冬のトレッキング |
保温、ストレッチ、薄手 |
約5,500〜6,500円 |
★★★★★ |
| ストーム GORE-TEX インフィニウム グローブ |
行動時の防風 |
完全防風、軽量60g |
約10,000円〜 |
★★★★☆ |
| グランモンテ GORE-TEX グローブ |
アルペンスキー |
短めカフ、ゴーグルワイパー |
約15,000円〜 |
★★★★☆ |
| トリロジー アイコン GORE-TEX グローブ |
厳冬期登山 |
最高峰の防水保温性 |
約29,700円 |
★★★★★ |
| コズミック プロ GORE-TEX グローブ |
冬山・バックカントリー |
5本指で高操作性 |
約20,000円〜 |
★★★★★ |
| ブリーズバリヤー II オーバーグローブ |
緊急時カバー |
超撥水、軽量コンパクト |
- |
★★★★☆ |
私は…とりあえず夏用と冬用を1つずつ欲しいかな。QDトレックとウォームストレッチ!
いい選択だ。合わせて1万円ちょっとで、夏〜冬のトレッキングはカバーできる。コスパもいい。
ただ、将来的に雪山に挑戦したくなったら、GORE-TEXモデルも検討してくれ。安全のためには適切な装備が必要だからな。
はい!その時はトリロジーアイコン買います!…貯金します!
ははは、まずは店舗で試着して、手に馴染むものを選ぶんだぞ。グローブはフィット感が命だからな。
Q&A
Q1. ミレーのグローブは日本人の手に合いますか?
基本的に合うが、ユニセックスモデルが多いのでサイズ選びには注意が必要だ。欧州基準のサイズ感なので、日本人男性でも小指が余ったり、親指と人差し指の間がきつく感じる場合がある。試着するか、サイズ表を確認して慎重に選ぼう。
Q2. スマホ対応グローブってちゃんと反応しますか?
対応モデルは基本的に反応する。ただし、生地の厚みや湿度によって反応が鈍くなる場合もある。角度を工夫したり、強めにタップしたりすると反応しやすい。
Q3. グローブの寿命はどのくらいですか?
使用頻度とケア次第だ。化繊グローブなら3〜5年、レザーグローブは正しくメンテナンスすれば10年以上使えることもある。ただし、GORE-TEXの撥水性は徐々に落ちるので、定期的な撥水処理が必要だ。
Q4. インナーグローブは必要ですか?
雪山登山では必須だ。インナーグローブがあると、アウターグローブを外した時も素手にならず、汗をかいても肌をドライに保てる。タウンユースや低山トレッキングなら必須ではない。
Q5. 洗濯のタイミングはいつですか?
使用後すぐに陰干しして、シーズン終わりに洗濯するのが基本だ。ただし、汗や汚れがひどい場合は早めに洗った方がいい。革部分があるグローブは極力洗わず、拭き取りと保湿ケアで対応しよう。