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導入
「ノースフェイスのダウンジャケットが欲しいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない…」
そんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。バルトロ、ヌプシ、サンダー、アコンカグア…名前を聞いただけでは違いがさっぱりわからない。でも、数万円もする買い物だから失敗したくない。
この記事では、登山ガイド歴20年のベテランと初心者女子高生の会話形式で、ノースフェイスのダウン・中綿ジャケットの違いを徹底解説します。「バルトロとヌプシ、どっちが暖かいの?」「サンダーって何が違うの?」といった素朴な疑問から、素材技術の深い話、お手入れ方法まで、この記事を読めばあなたにぴったりの一着が見つかるはずです。
登場人物紹介
登山初心者。元気で好奇心旺盛。見た目重視で「形から入る」タイプ。専門用語は苦手だけど、素朴な疑問は遠慮なく口にする。
登山歴20年のベテラン。40歳男性。道具への愛と知識は深いが、チャラチャラした流行には疎い。落ち着いた「師匠」のような雰囲気。
なぜノースフェイスのダウンは種類が多いのか?
先生、ノースフェイスのダウンジャケットが欲しいんですけど、種類が多すぎて訳がわからないんです。バルトロ、ヌプシ、サンダー…全部名前がカタカナで覚えられないし。
ふむ、確かに種類は多いな。だが、それぞれに明確な役割があるんだ。簡単に言うと、使う場所と目的によって分かれている。
そうだ。例えば、-40℃の極地で使うダウンと、東京の冬で使うダウンでは、必要な性能がまったく違うだろう?ノースフェイスはその違いに応えるために、用途別にモデルを展開しているんだ。
はは、そうだろうな。だから君が選ぶべきモデルは限られてくる。今日は主要なモデルの違いを説明しよう。大まかに分けるとこうなる。
ノースフェイス ダウンジャケット主要モデル
- バルトロライトジャケット: 最高峰の保温性。雪山・極寒地向け
- ヌプシジャケット: ストリートで人気の定番。タウン〜軽アウトドア向け
- サンダージャケット: 軽量ハイブリッド。ミドルレイヤー兼用
- アコンカグアジャケット: 軽量インナーダウン。レイヤリング向け
- キャンプシェラジャケット: クラシックなデザイン。街着向け
- マウンテンダウンコート: 完全防水ダウン。雨雪対応
- ヒマラヤンパーカ: 8,000m峰用の最高峰モデル
え、ヒマラヤンパーカって8,000m峰用…?さすがにそれは私には関係なさそうですね。
そうだな。だが、知っておいて損はない。ノースフェイスの技術の粋を集めたモデルだからな。まずは人気の3モデル、バルトロ・ヌプシ・サンダーを詳しく見ていこう。
最高の暖かさなら「バルトロライトジャケット」
Image Prompt: 雪が降る夜空の下、天体望遠鏡の横でバルトロライトジャケットを着た人が星を見上げている写真。ジャケットの光電子ダウンが体を暖めているイメージ。
まずはバルトロライトジャケットだ。ノースフェイスのダウンジャケットの中でも、最高クラスの保温性を誇るモデルだな。
最高クラス!それは気になります。でも、なんでそんなに暖かいんですか?
秘密は中わたにある。バルトロには光電子®ダウンという特殊なダウンが使われているんだ。
参考情報: 「真冬の天体観測や雪上ハイクにも対応できる、最高レベルの保温力を備えています」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQHIXlj57gMk3Oo4hfNVUt-3cctbuCS0kxi98expl2DI_FXLBwTKjZ0KPHM-T5zhPvGGZzjdW7HiDCW6W_EdJrZ9eeDKfUKePjtkKParuQ-MhQBRbw==
いや、これは日本のゴールドウインが開発した技術だ。簡単に言うと、自分の体温を利用して暖かくなる素材なんだ。
人間の体からは常に遠赤外線という熱エネルギーが出ている。光電子®は繊維の中に特殊なセラミックスを練り込んでいて、この遠赤外線を効率よく体に戻してくれる。だから、自然なポカポカ感が持続するんだ。
へぇ〜、自分の熱を再利用するってこと?エコじゃないですか!
そうだな。しかも洗濯しても効果が落ちない。半永久的に持続するんだ。
それはすごい…でも先生、ダウンって濡れたらダメなんじゃなかったでしたっけ?雪山とかで大丈夫なんですか?
いい質問だ。バルトロの表地にはGORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPER®という素材が使われている。これが風を完全にシャットアウトしつつ、雪や小雨程度の濡れなら弾いてくれる。
ゴアテックス!それは聞いたことあります。レインウェアに使われてるやつですよね?
そうだ。ただし、バルトロに使われているのは完全防水タイプではなく、防風・耐水タイプのゴアテックスだ。本降りの雨には対応していないから注意が必要だぞ。
なるほど…あ、でも先生、このバルトロってめちゃくちゃ高くないですか?
…そこは否定できないな。2024年モデルで66,000円だ。
ろ、66,000円!?高すぎません?ダウンジャケットに6万円って…
確かに安くはない。だが、-10℃を下回るような環境で行動するなら、この保温性は命を守る投資だと思うべきだ。私も厳冬期の八ヶ岳でバルトロを着ているが、本当に助かっている。
命を守る投資…そう言われると高いとも言えないような…でも私、そんな極寒の場所には行かないですよ?
それなら、バルトロはオーバースペックかもしれないな。東京の冬程度なら、逆に暑すぎて汗をかく可能性もある。
主なスペック
- 価格: 66,000円(税込)
- 重量: 約940g(Lサイズ)
- 表地: 30D GORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPER(2層)
- 中わた: CLEANDOWN® 光電子®(ダウン72%、レーヨン20%、フェザー8%)
- カラー: キャバングレー、ケルプタン、TNFグリーン、ブラック、ニュートープなど
こんな人におすすめ
- 雪山登山や冬キャンプをする人
- 真冬の天体観測や野外イベントで長時間過ごす人
- 北海道や東北など寒冷地に住んでいる人
- 「暖かさ」を最優先で選びたい人
注意点
- 東京などの都市部では暑すぎることがある
- 完全防水ではない(本降りの雨はNG)
- 人気モデルのため予約・抽選販売が多い
- 価格が高い(66,000円)
ストリートの定番なら「ヌプシジャケット」
Image Prompt: 都会の街角でヌプシジャケットを着た若者がコーヒーを片手に歩いている写真。ボックスシルエットがストリートファッションにマッチしている様子。
次はヌプシジャケットだ。これはノースフェイスを代表するアイコン的存在だな。
ヌプシ!これは知ってます!友達が着てるの見たことあります。なんか90年代っぽいデザインが可愛いですよね。
お、さすがにヌプシは知っていたか。1992年にエクスペディション用として開発されたモデルで、90年代にはヒップホップシーンで大流行したんだ。
参考情報: 「1992年にエクスペディション向けに開発された、高い保温性と機能性を持つブランドの象徴的なダウンジャケット」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQHySZ3PvigcqWRdModgHmBQ7eMhPpQeX76AM_t_yKAPLypziyuplyGfe2sq6awF9g4NyIrocxkh6qzzdSwcx8olmMgMJ7jLpVjcPswjN7UBMVgL-4MbY6xFdRI4yRj2kA==
遠征のことだ。ヒマラヤなど極地への登山遠征用として作られた。ちなみに「ヌプシ」という名前は、エベレストの近くにある標高7,861mの山「ヌプツェ」から取られている。
へぇ〜、山の名前だったんですね!でも今はストリートファッションで人気ってことは、そこまで本格的じゃなくても着れるってことですよね?
その通りだ。今のヌプシは当時のデザインを継承しながらも、タウンユース向けにアレンジされている。保温性は十分あるが、バルトロほど極端ではない。
ふむふむ。じゃあ東京の冬なら十分ってことですね。あ、でも先生、ヌプシってめっちゃモコモコしてて太って見えませんか?
…正直に言うな。確かにボックスシルエットでボリュームがあるから、人によっては着ぶくれして見えることがある。
だが、そのボリューム感こそがヌプシの魅力でもある。スキニーパンツやタイトなボトムスと合わせれば、メリハリが出てバランスが取れる。最近はショートヌプシという丈が短めのモデルも出ているから、それを選ぶのも手だな。
ショートヌプシ!それはちょっと気になるかも。あ、でもヌプシってサイズ選びが難しいって聞いたんですけど…
ああ、それは確かに注意が必要だ。ヌプシには日本規格、US規格、韓国規格などがあって、それぞれサイズ感がかなり違う。
US規格はかなり大きめで、日本で買うならワンサイズ下を選ぶのが一般的だ。逆に韓国規格はアジア人の体型に合わせてコンパクトに作られている。試着せずにネットで買うのはリスクがあるな。
なるほど…お店で試着したほうがいいってことですね。
その通りだ。あと、ヌプシは2018年以降はリサイクルダウンを使っていて、2022年以降は表地や裏地にもリサイクル素材を採用している。環境への配慮もしっかりしているんだ。
リサイクル!エコなのは嬉しいですね。価格はどのくらいですか?
2024年モデルで約39,000円だ。バルトロよりは手が届きやすいだろう。
39,000円…それでも高いけど、バルトロよりはマシですね。
主なスペック
- 価格: 39,050円(税込)
- 重量: 中程度
- 表地: 40〜50D リップストップリサイクルナイロン(撥水加工)
- 中わた: リサイクルダウン(ダウン80%、フェザー20%)
- 特徴: 襟元に収納可能なフード、袖口ベルクロ、裾ドローコード
こんな人におすすめ
- タウンユースでおしゃれに着こなしたい人
- ストリートファッションが好きな人
- 軽いアウトドア(ハイキング・キャンプ)でも使いたい人
- 環境に配慮した製品を選びたい人
注意点
- ボリュームがあるので着ぶくれして見えることがある
- サイズ規格(日本・US・韓国)で大きさが異なる
- 予約・抽選販売でないと手に入りにくいことがある
- 完全防水ではない
軽量&万能なら「サンダージャケット」
Image Prompt: 秋の紅葉ハイキングでサンダージャケットをミドルレイヤーとして着ている人。薄手で動きやすそうな様子が伝わる写真。
先生、バルトロもヌプシも良さそうなんですけど、正直どっちも私にはオーバースペックな気がするんです。もっと軽くてカジュアルに使えるやつってないですか?
ふむ、それならサンダージャケットがいいかもしれないな。
名前の由来は知らないが、このジャケットの特徴はハイブリッドダウンを使っていることだ。
ハイブリッド…ダウンとフェザーのハイブリッドってことですか?
違う。ダウンと化学繊維(化繊わた)のハイブリッドだ。
参考情報: 「ダウンと化繊わたを組み合わせたハイブリッドダウンが最大の特徴です」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQEQtzrGvwtHtroK4ifVBlRMeMItFJXybLB0dgOQKNzyZ6e7sap3Xqaf1zJDZHLpJWk8x9LyJhmWXJjPQ5KEs91JZY-vYWZRLTKCb70WocfirRzzAQ==
え、化繊わたを混ぜてるんですか?それってダウンより劣るんじゃ…
一概にそうとは言えないんだ。ダウンには弱点がある。濡れると保温性が激減するという点だ。一方、化繊わたは濡れても保温性が落ちにくい。
あ、なるほど!じゃあ両方のいいとこ取りってことですか?
その通りだ。サンダージャケットは「ダウンの暖かさ」と「化繊の濡れに強い特性」を両立している。しかもめちゃくちゃ軽い。
Lサイズで約255gだ。バルトロが940gだから、約4分の1だな。
255g!?それはすごい!ペットボトル半分くらいの重さじゃないですか!
そうだ。しかもポケッタブル仕様で、本体をコンパクトに収納できる。カバンに入れておいて、寒くなったらサッと着る…という使い方ができる。
まさにそういう使い方が想定されている。秋口や春先はアウターとして、真冬はミドルレイヤー(中間着)として使える万能選手だ。
ミドルレイヤーって、シェルの下に着るってことですよね?
そうだ。例えばバルトロやマウンテンダウンコートの代わりに、ハードシェルの下にサンダーを着てレイヤリングする。そうすれば状況に応じて温度調節ができる。
へぇ〜、賢い使い方ですね。でも先生、サンダーってバルトロやヌプシに比べて暖かさは落ちますよね?
それは否定できない。保温性という点では中程度だ。-10℃以下の環境ではサンダー単体では厳しいだろう。
じゃあ東京の冬で電車移動メインの私には、むしろちょうどいいかもしれないですね。電車の中って暑いし。
いい判断だ。実際、都市部での使用ならサンダーの軽さと薄さはメリットになる。脱いでもかさばらないからな。
約33,000円だ。これでも決して安くはないが、三者の中では最も手頃だな。
主なスペック
- 価格: 約33,000円(税込)
- 重量: 約255g(Lサイズ)
- 表地: PERTEX® Quantum ECO(ナイロン100%)撥水加工
- 中わた: HYBRID CLEANDOWN KODENSHI® PRO(ダウン54%、ポリエステル40%、フェザー6%)
- 特徴: ポケッタブル仕様、ZIP IN ZIPシステム対応(一部モデル)
こんな人におすすめ
- 軽量でコンパクトなダウンが欲しい人
- 春秋のアウター〜冬のミドルレイヤーとして兼用したい人
- 電車移動が多く、脱ぎ着が頻繁な人
- アクティブに動くシーンで使いたい人
注意点
- 保温性はバルトロやヌプシより劣る
- 真冬の屋外で長時間過ごすには向かない
- 薄手なので見た目のボリューム感は少ない
その他のモデルも知っておこう
先生、バルトロ・ヌプシ・サンダーの違いはわかりました。でも最初に言ってたアコンカグアとかキャンプシェラとかも気になるんですけど…
アコンカグアジャケット
アコンカグアは軽量インナーダウンの代表格だ。サンダーと似ているが、こちらは化繊をブレンドしていない純粋なダウンで、ジップインジップシステムに対応している。
ノースフェイスのアウターシェルと連結できるシステムだ。例えばマウンテンジャケットの内側にアコンカグアを連結すれば、一体化したダウン入りハードシェルになる。
あ、それ便利そう!バラバラにならないのはいいですね。
重量も約420gと軽く、スタッフサックでコンパクトに収納できる。インナーダウンとして一枚持っておくと重宝するぞ。
キャンプシェラジャケット
キャンプシェラはクラシックなデザインが特徴だ。1970年代に発売された「シェラパーカ」のデザインを継承している。
そうだな。コットンライクな質感で、光沢を抑えたマットな風合いがある。フロントにはシルバーボタンがあしらわれていて、「ザ・アウトドアウェア」という感じがしない。
へぇ〜、じゃあ普段着として着やすそうですね。スポーティーすぎるのが苦手な人にも良さそう。
その通りだ。デニムやロングスカートとも合わせやすい。ただし機能面ではバルトロやサンダーには劣るから、あくまで街着メインと考えたほうがいいな。
マウンテンダウンコート
マウンテンダウンコートは完全防水のダウンだ。表地にGORE-TEXを使っていて、雨や雪の中でも着られる。
え、ダウンなのに雨の中で着れるんですか?それはすごい!
ふむ、ただし注意点もある。完全防水ゆえに透湿性には限界があるし、価格も7万円台とかなり高額だ。
丈も長めのコートタイプだから、用途が合う人には最高だが、万人向けではないな。
ヒマラヤンパーカ
そして最後がヒマラヤンパーカ。これは8,000m峰登攀を想定した最高峰モデルだ。
そうだ。三浦雄一郎氏がエベレスト挑戦で着用したこともある。中わたには900フィルパワーという最高級ダウンが使われ、極地の-40℃にも対応する。
-40℃!想像もつかない寒さですね…。でもそれ、私には絶対必要ないやつですよね?
まあ、そうだな。価格も10万円を超えるし、一般ユーザーが購入することはまずない。だが、こういうモデルがあるからこそ、そのフィードバックが他のモデルにも活かされているんだ。
ダウンの品質を決める「フィルパワー」とは?
先生、さっき「900フィルパワー」って言ってましたけど、フィルパワーって何ですか?数字が大きいと良いってことですか?
いい質問だ。フィルパワーはダウンの品質を示す重要な指標だ。
参考情報: 「1オンス(約28.4g)の羽毛がどのくらいの体積(立方インチ)に膨らむかを示した数値で、FPと略されます」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQFiKFmms0KfGD1hs1Okq8lLK8BBbF9lpKthZ4li5NEWlZAoHR6QZTxyyFvGmU5f8KlN400gLIsVXIcMEMNxCoTQtQ3ds8VvHqjLqQoCzILH3Rg5Ktgao9d_p3FzWiU0DJfOHkWyC5k2iB3R
1オンスの羽毛が膨らむ体積…?よくわからないんですけど。
簡単に言うと、数字が大きいほど、少ない量のダウンで暖かくなるということだ。高フィルパワーのダウンは空気をたくさん含めるから、同じ暖かさなら軽く作れる。
あ、なるほど!じゃあ900フィルパワーはめちゃくちゃ高品質ってことですね。
フィルパワーの目安
| フィルパワー |
グレード |
特徴・用途 |
| 500〜600FP |
標準 |
街中使用に十分 |
| 700FP |
高品質 |
春〜秋のテント泊登山向け |
| 800FP |
超高品質 |
冬のテント泊登山向け |
| 900FP |
最高級 |
雪山・極限環境必須 |
じゃあ私みたいな街中メインの人は600FPくらいでも十分ってことですか?
理論上はそうだ。ただし、注意点がある。暖かさはフィルパワー×ダウン量で決まるんだ。
どれだけの量のダウンが入っているか、ということだ。900フィルパワーでもダウン量が少なければ暖かさは限られるし、600フィルパワーでもたっぷり入っていれば暖かい。
なるほど〜。フィルパワーだけ見てもダメってことですね。
その通りだ。カタログスペックだけで判断せず、実際に着てみて暖かさを確かめるのが一番だな。
ノースフェイス独自の技術「CLEANDOWN®」
先生、さっきから「CLEANDOWN」って言葉もよく出てきますけど、これは何ですか?
CLEANDOWNは、ノースフェイスのダウン製品に使われている高品質ダウン素材のブランド名だ。河田フェザーという日本の会社が開発した。
参考情報: 「河田フェザー独自の高度な技術により、原毛に付着したアカ、ホコリ、油脂などの不純物を日本国内で徹底的に洗浄」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQEEy8NIMQ0is5SoySGmu_QbZYUGo8f1KJUTcNF0qPEcjdTm8HIK-TahNySyHgricwIh50nTKBmxgKHdjEGWmIWIhhRhq5q1Cs6QPC3hbHXri7WG2ouaTzIBfDGmP51OOw==
原毛の状態では汚れや油脂がたくさん付着しているんだ。CLEANDOWNはそれを徹底的に除去して、ダウンの純度をほぼ100%まで高めている。
不純物がなくなることで、ダウン本来の性能が最大限発揮される。暖かい空気を保持する力、湿度に応じて羽毛が開閉する調湿機能…これらがしっかり働くようになる。あと、ダニや雑菌の発生も抑えられて衛生的だ。
2017年以降、ノースフェイスのほとんどのダウン製品にこのCLEANDOWNが採用されている。さらに最近はリサイクルダウンを使ったGreenRecycled CLEANDOWNもあって、環境配慮も進んでいるな。
ダウンジャケットの正しいお手入れ方法
先生、ダウンジャケットって高いから長く使いたいんですけど、お手入れってどうすればいいんですか?洗濯機で洗っちゃダメですよね?
実は、製品によっては洗濯機で洗えるものもある。ただし必ず洗濯表示を確認してからだ。基本的には手洗いが推奨されている。
洗濯の手順
まず、30℃程度のぬるま湯にダウン専用洗剤か中性洗剤を溶かす。普通の合成洗剤はダウンの天然油脂を洗い流してしまうから避けるんだ。
ニクワックスやグランジャーズなどが有名だな。10分ほどつけ置きしてから、優しく押し洗いする。もみ洗いや擦り洗いはNGだ。
すすぎは洗剤が残らないよう十分に行う。洗剤残りがあると機能が低下する原因になる。脱水は軽めに、1分程度で。
風通しの良い日陰で平干しだ。完全に乾くまで2〜3日かかることもある。乾燥途中で何度か手で叩いて、ダウンの偏りを直してやるといい。
低温設定なら使えるものもある。テニスボールを数個入れて乾燥させると、ダウンがふっくら仕上がるというテクニックもあるな。
クリーニングについて
やっぱり自分で洗うのは不安なんですけど、クリーニングに出してもいいですか?
もちろんいい。ただし注意点がある。一般的なドライクリーニングの石油系溶剤は、ダウンの天然油脂を洗い流してしまう可能性がある。
ダウン製品の扱いに慣れた水洗いクリーニングに対応した専門業者を選ぶことだ。少し高くつくが、大切なダウンを長持ちさせるための投資と思ったほうがいい。
保管方法
まず、保管前に必ずクリーニングすることだ。汚れが残っていると黄ばみやニオイの原因になる。
参考情報: 「圧縮袋の使用はダウンの羽毛を傷め、かさ高(ロフト)や保温性を損なう原因となるため避けてください」出典
https://vertexaisearch.cloud.google.com/grounding-api-redirect/AUZIYQH5EGrs4t3cxx8XldWToXvnPhh84D7W4VAhOiDIxKjpEpsLTf4TfQsslsTaUj94xEwr44arwFT5eDuEwCbFU4COXPPnlssSfaOPUF_vQdz_pBLu0ywd0CRGbFxmF6kj82WDlmw=
えー!ダメなんですか?場所取るから圧縮したかったんですけど…
気持ちはわかるが、圧縮するとダウンの羽毛が潰れて、ふくらみ(ロフト)が戻らなくなる。せっかくの保温性が台無しになるぞ。
理想は幅広のハンガーにかけて保管することだ。スペースがなければ、ゆるく畳んで通気性の良い不織布のカバーに入れる。クリーニング店のビニールカバーは湿気を閉じ込めるから外すこと。
なるほど〜。付属のスタッフバッグに入れっぱなしもダメですか?
長期保管には向かない。あれはあくまで携行用だ。家での保管時は出しておくこと。
まとめ:結局どれを選べばいい?
先生、いろいろ教えてもらってありがとうございます!でも正直、情報量が多すぎて頭がパンクしそうです…
はは、そうだな。では最後に、選び方のポイントをまとめておこう。
3モデル比較表
| 項目 |
バルトロライト |
ヌプシ |
サンダー |
| 価格 |
66,000円 |
39,050円 |
33,000円 |
| 重量 |
約940g |
中程度 |
約255g |
| 保温性 |
★★★★★ |
★★★★☆ |
★★★☆☆ |
| 防風・防水 |
GORE-TEX WINDSTOPPER |
撥水加工 |
PERTEX撥水 |
| 中わた |
光電子ダウン |
リサイクルダウン |
ハイブリッドダウン |
| 主な用途 |
極寒地・雪山 |
タウン・軽アウトドア |
ミドルレイヤー・3シーズン |
| デザイン |
機能重視 |
ストリート |
スリム・薄手 |
選び方の目安
- 最高の暖かさが欲しい → バルトロライトジャケット
- おしゃれに着こなしたい → ヌプシジャケット
- 軽くて万能なやつが欲しい → サンダージャケット
私は…電車移動が多いし、そこまで寒い場所には行かないし…サンダーかなぁ。軽いのは魅力的です。
いい選択だと思う。ただ、最終的には必ず店舗で試着してから決めることだ。ネットの情報だけでは、自分の体に合うかどうかはわからない。
Q&A:よくある質問
Q. バルトロとマウンテンダウンコート、どっちが暖かい?
保温性自体は同等クラスだ。違いは防水性にある。マウンテンダウンコートはGORE-TEXで完全防水だが、バルトロはWINDSTOPPERで耐水レベル。雨や雪の中で着るならマウンテンダウンコート、そうでなければバルトロという選び方になる。
Q. ヌプシのUSモデルと日本モデルの違いは?
USモデルはかなり大きめで、ダウン量も多いと言われている。左袖に「700」の刺繍が入っているのもUSモデルの特徴だ。日本モデルは現代のトレンドに合わせたサイズ感になっている。
Q. ダウンの寿命はどのくらい?
正しくお手入れすれば10年以上使えることもある。ただし、圧縮保管や洗濯ミスを繰り返すとロフトが落ちて2〜3年で保温性が低下することもある。
Q. レディースモデルとメンズモデルの違いは?
基本的にはシルエットとサイズ展開が異なる。レディースは身幅が細く、着丈が短めに設計されていることが多い。最近はショートバルトロなどレディース向けモデルも充実している。
Q. サンダーはダウンなのに化繊が入っていて本当に暖かい?
純粋なダウンと比べると保温性は若干劣るが、濡れに強いというメリットがある。秋口のハイキングで汗をかいても、急な雨に降られても、保温性が急激に落ちないのは安心だ。
先生、今日も勉強になりました!ダウンジャケット、奥が深いですね。
ふむ、道具選びは登山の楽しみの一つでもある。自分に合った一着を見つけて、冬を楽しんでくれ。