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カリマーの中型リュックを背負って山道を歩く登山者。背景には緑豊かな山々が広がる。

導入

「カリマーのリュックって、リッジとかイントレピッドとか色々あるけど、結局どれがいいの?」

登山用品店に行くと、カリマーのザックコーナーには似たようなリュックがずらり。ridge 40、ridge 30、ridge SL、intrepid 40…。名前も似てるし、見た目も似てる。でも値段は違うし、何が違うのかさっぱりわからない。

そんな悩みを持つ方は多いはず。この記事では、カリマーの中型リュック(30〜40Lクラス)の代表モデルであるridgeシリーズintrepidシリーズを、登山ガイドの先生が徹底解説します。それぞれの特徴、違い、そしてどんな人に向いているのかを、初心者にもわかりやすくお伝えします。


登場人物紹介

JK
登山初心者。見た目重視で「カワイイ」「オシャレ」が大事。専門用語は苦手で、素朴な疑問をどんどんぶつける。
先生
登山歴20年のベテラン。機能性と実用性を重視。道具への愛と知識は深いが、初心者の気持ちも理解して丁寧に解説する。

カリマーってどんなブランド?なぜ種類が多いの?

JK
先生、カリマーってよく聞くけど、どんなブランドなんですか?
先生
カリマーは1946年にイギリスで生まれたアウトドアブランドだ。ブランド名の由来は「Carry More」、つまり「もっと運べる」という意味だ。

参考情報: 「カリマーの名前の由来は"Carry More"(もっと運べる)という言葉から」

出典https://hinata.me/article/1266903485993787430

JK
へぇ〜、だからリュックが得意なんですね!でも、なんでこんなに種類があるんですか?ridgeとかintrepidとか、全部同じに見えます…。
先生
それは良い質問だ。カリマーのリュックは用途や重視するポイントでシリーズが分かれている。簡単に言うとこうなる。
  • ridge(リッジ): 「背負い心地」を最優先にした定番モデル
  • intrepid(イントレピッド): 「機能性・収納のしやすさ」を重視したモデル
  • ridge SL: ridgeの「軽量化」バージョン
JK
なるほど!じゃあ私はどれを選べばいいんですか?
先生
それを今から詳しく説明するぞ。まずはカリマーの看板モデル、ridgeシリーズから見ていこう。

背負い心地最優先なら「ridge(リッジ)」シリーズ

Image Prompt: カリマー ridge 40+を背負った登山者が、紅葉の山道を歩いている。ザックのシルエットが美しく、背中にぴったりフィットしている様子。

先生
ridgeシリーズは、カリマーを代表するロングセラーモデルだ。20年以上にわたって多くの登山者に愛されてきた。

参考情報: 「ridgeはkarrimor社を代表するロングセラーモデル」

出典https://karrimor.jp/items/ridge-40-plus

JK
20年も!?そんなに長く売れてるってすごいですね。
先生
それだけ完成度が高いということだ。特にこのシリーズは「背負いやすく、疲れづらい」というカリマーのコンセプトを最も体現しているモデルだな。

ridge 40+(リッジ40プラス)

先生
まずは中型リュックの主力、ridge 40+から説明しよう。容量40リットルで、日帰り登山から山小屋泊、場合によってはテント泊まで対応できる万能選手だ。

主なスペック

  • 容量: 40L+
  • 重量: Sサイズ 1,410g / Mサイズ 1,460g / Lサイズ 1,520g
  • 背面長: S(42cm) / M(47cm) / L(51cm)の3サイズ展開
  • 素材: 210D Mini R/S NY、420D High density NY(ナイロン100%)
  • 価格: 33,550円(税込)
  • 付属品: 専用レインカバー

参考情報: 「ridge 40+の重量はSサイズ1410g、Mサイズ1460g、Lサイズ1520g」

出典https://karrimor.jp/items/ridge-40-plus

JK
えっ、サイズが3つもあるんですか?SMLって服じゃないのに…。
先生
これは背面長のサイズだ。リュックは背中の長さに合ったものを選ばないと、どんなに良いザックでも性能を発揮できない。背面長が合っていないと肩に負担がかかって疲れやすくなる。
JK
そうなんだ…。じゃあ私みたいに小柄な人はSサイズってことですか?
先生
基本的にはそうだ。Sサイズは背面長42cmで、女性や小柄な男性向け。Mサイズは47cmで標準体型の男性向け、Lサイズは51cmで長身の男性向けだな。

3Dバックパネルシステムの凄さ

先生
ridge 40+の最大の特徴は、3Dバックパネルシステムだ。

参考情報: 「3Dバックパネルシステムにより、肩と腰のパッドが体にフィットし、メッシュ生地で繋ぐことでフィット感を高めながら熱を逃がす」

出典https://karrimor.jp/items/ridge-40-plus

JK
3Dバックパネル…?なんか呪文っぽいんですけど、どういうことですか?
先生
簡単に言うと、背中・肩・腰の3点がバラバラに動いて体にフィットする仕組みだ。肩に当たる「スカピュラーパッド」と腰に当たる「ランバーパッド」が独立していて、それをメッシュ生地でつないでいる。
JK
ふーん…。で、それの何がいいんですか?
先生
歩くとき、人間の体は微妙にねじれたり曲がったりするだろう。普通のザックは背面が一枚板みたいに硬いから、体の動きについてこない。でも3Dバックパネルなら体の動きに合わせてパッドが追従するから、常にフィットしたまま歩ける。
JK
あー、なるほど!ずっと「ぴったり」が続くってことですね!
先生
その通り。さらにパッド同士をつなぐメッシュ生地が熱を逃がす通り道になる。背中が蒸れにくいんだ。

2気室構造とボトムアクセス

先生
もう一つの大きな特徴は2気室構造だ。
JK
2気室…?部屋が2つあるってことですか?
先生
そうだ。メインの荷室が上下で分かれていて、それぞれ別の入り口からアクセスできる。上はトップから、下はボトムアクセスジッパーから。

参考情報: 「メインコンパートメントは2気室構造で、荷物の整理や出し入れがしやすくなっています。下部の荷物にも簡単にアクセスできるボトムアクセスジッパーを装備」

出典https://yuricky.com/karrimor-ridge/

JK
それって便利なんですか?
先生
とても便利だ。例えば、山頂で使う防寒着を下に入れておいて、途中で取り出したい時。1気室のザックだと上の荷物を全部出さないといけないが、2気室なら下のジッパーを開けるだけで取り出せる。
JK
あ、それいいですね!上の荷物グチャグチャにならなくて済む!
先生
そうだ。パッキングが下手でも、下の荷物にすぐアクセスできるのは大きなメリットだ。

2025年モデルの大幅アップデート

先生
ちなみに、ridgeシリーズは2025年春夏モデルで大幅にアップデートされた。

参考情報: 「2025年春夏シーズンに向けてデザインと機能が刷新され、2025年2月より順次リリース」

出典https://karrimor.jp/items/ridge-40-plus

JK
へぇ〜、どこが変わったんですか?
先生
主な改良点はこうだ。
  1. フロントポケットがストレッチ素材に: ヘルメットも入るくらい大きく開くようになった
  2. 大容量ワンドポケット: 1Lボトルやトレッキングポールも収納可能に
  3. 3Dヒップベルトの改良: より立体的になって腰へのフィット感が向上
  4. ハイバックシェイプ: 急な下りでもザックの底が体に当たらない形状に
JK
ストレッチ素材のポケット、良さそう!スマホとかも入れやすそうですね。
先生
大画面スマホも入るようになったと公式で謳っている。時代に合わせた改良だな。

ユーザーレビュー:良い点

先生
実際のユーザーレビューを見てみよう。まず良い評価から。

参考情報: 「体にしっかりフィットしながらも、背中に隙間があり、蒸れにくいという声があります」

出典https://kakaku.com/item/K0001170396/review/

JK
蒸れにくいのは嬉しい!夏とか背中ベタベタになるの嫌なんですよね…。
先生
他にも「40Lなのに50Lではないかと思うほどたくさん入る」という声や、「日帰りから小屋泊、テント泊までこれ一つでこなせる」という評価が多い。
JK
万能選手ってことですね!

ユーザーレビュー:注意点

先生
ただし、悪い評価もある。正直に伝えておこう。

参考情報: 「ヒップベルトが硬く、擦れると痛いと感じるという意見や、他のザックと比較してやや重いという指摘もあります」

出典https://yamakei-online.com/yama-ya/product.php?id=3265

JK
えっ、痛くなるんですか?それは困る…。
先生
ヒップベルト自体はしっかりした作りで荷重分散に優れているが、硬めなので体に馴染むまで時間がかかることもある。新品で長距離を歩くと擦れる可能性があるから、徐々に慣らしていくのがいい。
JK
あと重いっていうのは…?
先生
約1.4〜1.5kgあるから、ウルトラライト系と比べると確かに重い。軽さを最優先する人には向かないかもしれない。ただ、その分しっかりした作りで耐久性があり、背負い心地も良い。トレードオフだな。

こんな人におすすめ

  • 長時間の行動や宿泊を伴う登山で背負い心地を最優先したい
  • 初めての登山用ザックを探している初心者
  • 日帰り〜小屋泊〜テント泊まで幅広く使えるザックが欲しい
  • 多少重くてもフィット感と安定性を重視する

注意点

  • ヒップベルトが硬めで、慣れるまで擦れる可能性がある
  • 軽量性を最優先する人には不向き(約1.4〜1.5kg)
  • 荷物が少ない日帰り登山では持て余すことも

軽さも欲しいなら「ridge SL」シリーズ

Image Prompt: 女性登山者がカリマー ridge SL 30を背負ってハイキングコースを歩いている。軽快な足取りで、軽量ザックの恩恵を感じさせる。

JK
先生、私やっぱり重いの嫌なんですよね…。もっと軽いのないですか?
先生
そういう人のためにridge SLシリーズがある。「SL」は「Super Light(スーパーライト)」の略だ。

参考情報: 「リッジSL 30は、標準のリッジ30と比較して約300gから500g以上軽量です。この軽量化は、より薄い生地(210デニール)を使用することで実現されています」

出典https://hinata.me/article/1266903485993787430

JK
300〜500gも軽い!?それってペットボトル1本分くらいですよね!
先生
そうだ。ridge SL 30の場合、重量は約1,100〜1,200g。標準のridge 30が約1,490gだから、かなりの軽量化だ。

軽量化の代償

JK
じゃあ最初からこっち買えばいいじゃないですか!
先生
そう単純ではないんだ。軽量化にはトレードオフがある。
JK
トレードオフ…?
先生
ridge SLは軽くするために薄い生地を使っている。その結果、フレームが省略されている場合があり、背中のパネルが柔らかい。
JK
それって何か問題あるんですか?
先生
荷物の形が背中に響きやすいんだ。例えば、角ばったものを入れると背中に当たって不快に感じることがある。パッキングに気を使う必要がある。

参考情報: 「Type1は女性や小柄な男性の体型を考慮しており、ショルダーストラップやヒップベルトが体にフィットしやすいよう工夫されています」

出典https://yamahack.com/2975

JK
なるほど…。じゃあ荷物少なめの日帰り向きってことですか?
先生
その通り。荷物が軽くて量も少ない日帰りハイキングや、小屋泊で荷物を減らしたい人に向いている。逆に、重い荷物を長時間背負うなら標準のridgeの方がいい。

主なスペック(ridge SL 30)

  • 容量: 30L
  • 重量: 約1,100〜1,200g
  • 背面長: Type1(42cm) / Type2(47cm)
  • 素材: KS-N210BRS/KS-N210Grid(210デニールナイロン)
  • 価格: 約27,500円(税込)

こんな人におすすめ

  • 軽量性を重視する
  • 荷物少なめの日帰りハイキングがメイン
  • 女性や小柄な方で軽いザックが欲しい

注意点

  • フレームが省略されており、荷物の形が背中に響きやすい
  • 重い荷物を長時間背負うには不向き
  • 生地が薄いため、耐久性は標準モデルに劣る可能性

機能性重視なら「intrepid(イントレピッド)」シリーズ

Image Prompt: カリマー intrepid 40のフロントアクセスジッパーを開いて荷物を取り出す登山者のクローズアップ。U字型に大きく開く開口部が特徴的。

先生
ここからはもう一つのシリーズ、intrepid(イントレピッド)について説明しよう。
JK
イントレピッド…?かっこいい名前ですね!
先生
「勇敢な」「恐れを知らない」という意味だ。2015年にridgeシリーズの使い勝手を改良して登場したモデルだ。

参考情報: 「カリマー イントレピッド40は、かつての定番モデルであるリッジシリーズの使い勝手を改良して2015年に登場しました」

出典https://outdoorgearzine.com/karrimor-intrepid40-review

JK
ridgeの改良版ってことですか?じゃあridgeより良いってこと?
先生
「良い・悪い」ではなく「違う」んだ。ridgeが「背負い心地」を最重視しているのに対して、intrepidは「機能性・収納のしやすさ」を重視している。

U字型フロントアクセスが最大の特徴

先生
intrepid 40の最大の特徴は、U字型に大きく開くフロントアクセスだ。

参考情報: 「フロントにはU字型に大きく開くアクセスジッパーが装備されており、荷物の出し入れが非常にしやすいです」

出典https://outdoorgearzine.com/karrimor-intrepid40-review

JK
U字型…?どういうことですか?
先生
普通のザックは上から荷物を出し入れするだろう。でもintrepidは前面が扉のように開くんだ。スーツケースみたいにガバッと開いて、中身が一目で見える。
JK
え、それめっちゃ便利じゃないですか!奥の方に入れたものも取りやすそう!
先生
その通り。パッキングがしやすいし、途中で特定のものを取り出したい時も便利だ。

1気室構造

JK
じゃあridgeみたいに2気室なんですか?
先生
いや、intrepidは1気室だ。
JK
えっ、じゃあ下の荷物取り出しにくくないですか?
先生
その代わりにフロントアクセスがあるから、どこにある荷物でもすぐ取り出せる。考え方が違うんだ。ridgeはトップと底から、intrepidは前面から。どちらにもメリットがある。

圧倒的な収納力

先生
intrepidのもう一つの特徴は、見た目以上に入るということだ。

参考情報: 「容量40Lですが、それ以上に収納できると感じさせるほどの圧倒的な収納力があります」

出典https://kakaku.com/item/K0000852543/review/

JK
「40L以上に感じる」って、どういうことですか?実際は何リットルなの?
先生
公称は40Lだが、形状や内部の無駄のなさから、50Lくらい入るように感じるというレビューが多い。天蓋裏ポケット、フロントポケット、サイドポケット、ヒップベルトポケットと、小分け収納も充実している。
JK
荷物多い私には良さそう…!

重要な注意点:生産終了

先生
ただし、重要な注意点がある。
JK
え、なんですか?
先生
intrepidシリーズは現在生産終了している可能性が高い

参考情報: 「メーカー希望小売価格は24,000円(税別)前後でした。現在は新品として公式に販売されていることは少なく、生産が終了している可能性が高い」

出典https://outdoorgearzine.com/karrimor-intrepid40-review

JK
えぇっ!?じゃあ買えないってことですか!?
先生
新品は難しいが、中古やメルカリなどで入手可能だ。中古市場では4,960〜13,999円程度で取引されている。当時の定価が約24,000円だったから、かなりお得に買える場合もある。
JK
なるほど…。でも中古ってちょっと抵抗あるなぁ。
先生
状態の良いものを選べば問題ない。ただ、新品が欲しいならridgeシリーズの方が確実だ。

主なスペック(intrepid 40)

  • 容量: 40L
  • 重量: Type1 約1,430〜1,675g / Type2 約1,600〜1,775g / Type3 約1,700g
  • 背面長: Type1(41〜42cm) / Type2(46〜47cm) / Type3(50cm)
  • 素材: KS-N210RSシルヴァガードファブリック
  • 当時価格: 約24,000円(税別)
  • 現在の入手: 中古市場のみ(メルカリ等で4,960〜13,999円程度)
  • レインカバー: 付属しない(別売り必要)

参考情報: 「イントレピッド40はしっかりとした作りのため、比較的重さを感じる場合があります。また、リッジ40には付属するレインカバーが、イントレピッド40には付属しない」

出典https://outdoorgearzine.com/karrimor-intrepid40-review

こんな人におすすめ

  • 荷物の出し入れのしやすさを重視
  • パッキングが苦手で、中身を一覧で見たい
  • 中古でもコスパ良く手に入れたい

注意点

  • 現在は生産終了、入手は中古市場のみ
  • レインカバーが付属しないため別途購入が必要
  • ピッケルホルダーの強度に不安の声あり

ridge vs intrepid 徹底比較

JK
先生、結局ridgeとintrepid、どっちがいいんですか?
先生
それは何を重視するかで変わる。比較表を見てみよう。
項目 ridge(リッジ) intrepid(イントレピッド)
重視点 背負い心地・快適性 機能性・収納性・アクセス性
気室構造 2気室(底部アクセス可) 1気室(U字型フロントアクセス)
アクセス方法 トップ+底部ジッパー トップ+フロントU字型ジッパー
レインカバー 付属 付属しない
現在の入手性 現行販売中 生産終了(中古のみ)
価格 約33,550円(40+) 中古 約5,000〜14,000円

参考情報: 「リッジ40が『背負い心地』を重視しているのに対し、イントレピッド40は『機能性』を重視している点が大きな違い」

出典https://hinata.me/article/1266903485993787430

JK
うーん、どっちも良さそうで迷う…。
先生
こう考えるといい。

ridgeを選ぶべき人

先生
長時間・長距離歩く人はridgeだ。背負い心地の良さは、午後3時や4時になってから効いてくる。朝は元気だから何でもいいが、疲れてきた時にフィット感の差が出る。
JK
あー、確かに…。午後バテバテになった時、重く感じそう。
先生
それと初心者にもridgeをおすすめする。2気室構造でパッキングがしやすいし、レインカバーも付属しているから、買ってすぐ使える。

intrepidを選ぶべき人

先生
一方、荷物の整理が得意で、機能性を重視する人にはintrepidが合う。フロントアクセスでガバッと開くのは本当に便利だ。
JK
でも生産終了してるんですよね…。
先生
中古に抵抗がなければ、かなりコスパがいい選択だ。状態の良いものなら5,000円台で買えることもある。サブのザックとして持っておくのもいいだろう。
JK
サブザック…。先生、ザック何個持ってるんですか?
先生
…6個くらいだな。
JK
多っ!

背面長(サイズ)の選び方

JK
先生、さっきから「Type1」とか「背面長」とか出てきますけど、これってどうやって選べばいいんですか?
先生
とても重要なポイントだ。背面長が合っていないと、どんなに良いザックでも性能を発揮できない。

参考情報: 「第7頸椎から腰骨の上端までの長さを、背骨のカーブに沿わせてメジャーで測ります」

出典https://lostarrow.co.jp/column/backpack-fitting/

背面長の測り方

先生
背面長は以下の手順で測れる。
  1. 首の付け根の骨を探す: 頭を前に傾けた時に、首の付け根で一番出っ張る骨(第7頸椎)を見つける
  2. 腰骨の上端を探す: 腰に手を当てて、左右の腰骨の一番上を確認
  3. 計測: 第7頸椎から腰骨の上端までの長さを、背骨のカーブに沿って測る
JK
一人じゃ測れなさそう…。
先生
誰かに手伝ってもらうか、登山用品店で測ってもらうのがいい。店員さんは慣れているから。

サイズ対応表

タイプ/サイズ 背面長 対象
Type1/S 約41〜42cm 女性・小柄な男性
Type2/M 約46〜47cm 標準体型の男性・長身女性
Type3/L 約50〜51cm 長身の男性
JK
私は…たぶんSかType1ですね。
先生
実際には店頭で荷物を入れて背負ってみるのが一番だ。スペック上はSサイズでも、Mの方がしっくりくる場合もある。

参考情報: 「店頭で実際に荷物を入れて背負い比べ、ご自身の体型や使い方に合った方を選ぶのが最も確実です」

出典https://yamakei-online.com/yama-ya/product.php?id=3265


まとめ・最終比較表

JK
先生、今日はたくさん教えてもらいましたね!でも情報量が多くて…。最後にまとめてもらえますか?
先生
よし、ポイントを整理しよう。
モデル 特徴 おすすめユーザー 価格
ridge 40+ 背負い心地最優先、2気室、レインカバー付属 長時間行動、初心者、1本で多用途 33,550円
ridge 30+ 40+の30L版、日帰り〜山小屋泊向け 荷物少なめの登山、ハイキング 約29,700円
ridge SL 30 軽量版、約1,100g 軽量性重視、日帰り、女性 約27,500円
intrepid 40 機能性重視、U字フロントアクセス、1気室 パッキング重視、コスパ重視(中古) 中古5,000〜14,000円
JK
こうやって見ると、私はridge SL 30か、安く済ませたいならintrepid 40の中古かな…。
先生
初めての登山用ザックなら、私はridge 30+をおすすめする。少し重いが、背負い心地の良さは長く使えば使うほど実感できる。レインカバーも付いているし、何かと安心だ。
JK
うーん、でも軽いのも捨てがたい…。
先生
だからこそ、店頭で実際に背負ってみるのが大事だ。ネットで買う前に、必ず試着してほしい。背負い心地だけは、スペック表ではわからない。
JK
わかりました!今度の休みに登山用品店に行ってみます!
先生
それがいい。カリマーは日本人の体型に合う作りで、フィッティングも良い評価が多い。きっと気に入るザックが見つかるはずだ。
JK
先生、ありがとうございました!
先生
うむ。良い山行になることを祈っているぞ。

Q&A:よくある質問

Q1. ridgeとintrepid、結局どっちを買えばいい?

A
初心者や背負い心地重視ならridge機能性・パッキング重視でコスパを求めるならintrepid(中古)がおすすめです。ただしintrepidは生産終了のため入手が限られます。迷ったらridgeを選べば間違いありません。

Q2. ridgeのサイズ選びで迷っています。SとMどちらがいい?

A
背面長を測定して判断しましょう。42cm以下ならS、43〜48cmならM、49cm以上ならLです。ただし、必ず店頭で試着してください。数値だけでは分からないフィット感があります。

Q3. ridge SLはテント泊で使えますか?

A
荷物を厳選できれば可能ですが、日帰り〜山小屋泊向けとして設計されています。テント泊メインなら標準のridgeやridge 40+をおすすめします。

Q4. intrepidを中古で買う時の注意点は?

A
①背面パッドやヒップベルトのヘタリをチェック ②ジッパーの動きを確認 ③生地の傷みや破れがないか ④サイズ(Type1/2/3)が自分の背面長に合っているか、を確認しましょう。

Q5. レインカバーは必要ですか?

A
必須です。ridgeは付属しますが、intrepidは付属しないため別途購入が必要です。突然の雨で荷物が濡れると体温低下の原因になります。

Q6. 30Lと40L、迷った時はどちらを選ぶべき?

A
迷ったら40Lをおすすめします。大きいザックに少ない荷物は入りますが、小さいザックに多い荷物は入りません。コンプレッションベルトで圧縮すれば大きさの調整もできます。