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カリマーの小型リュックを背負って登山道を歩く登山者のイメージ写真。

導入

「日帰り登山用のリュック、どれを選べばいいかわからない…」「カリマーっていろんな種類があって迷う…」そんな悩みを抱えていませんか?

カリマーは1946年イギリス創業の老舗アウトドアブランド。「Carry More(もっと運べる)」を語源に持ち、クライマー向けの製品開発で培われた高い機能性と背負い心地の良さで、多くの登山者から支持されています。

この記事では、カリマーの小型リュックの中でも特に人気の高いtatra(タトラ)sector(セクター)dale(デール)の3シリーズを徹底比較。それぞれの特徴やメリット・デメリット、どんな人におすすめなのかを、わかりやすく解説していきます。


登場人物紹介

JK
登山初心者。見た目重視で「形から入る」タイプ。専門用語が苦手で、素朴な疑問を正直に口にする。
先生
登山歴20年のベテラン。機能性と安全性を重視しつつ、初心者にもわかりやすく解説してくれる頼れる存在。

なぜカリマーの小型リュックは種類が多いのか?

JK
先生、カリマーのリュックって調べたらめっちゃ種類出てきたんですけど…。tatra?sector?dale?何が違うんですか?
先生
いい質問だな。カリマーは用途やユーザーの好みに合わせて、複数のシリーズを展開しているんだ。簡単に言うと、こんな特徴がある。
  • tatra(タトラ): 雨蓋式のクラシックなデザイン。本格的な登山機能を備えつつ、普段使いもできる
  • sector(セクター): シンプルで軽量。ジッパー開閉で使いやすく、タウンユースにも最適
  • dale(デール): 二気室構造で収納力抜群。日帰り登山から軽い山小屋泊まで対応できる
JK
なるほど…。でも正直、見た目そんなに変わらなくないですか?
先生
ふふ、確かに遠目には似て見えるかもしれないな。だが、背負ってみると全然違う。それぞれの特徴を詳しく見ていこう。

雨蓋式の定番なら「tatra(タトラ)」

Image Prompt: 緑豊かな低山の登山道で、カリマーtatra 25を背負った女性ハイカーが楽しそうに歩いている写真。リュックのポケットからペットボトルがのぞいている。

先生
まず紹介するのはtatraシリーズだ。カリマーの小型リュックの中でも、最もオーソドックスな「登山リュック」らしい形をしている。
JK
雨蓋式って、上からかぶせるフタがあるやつですよね?なんかおじさんっぽくないですか?
先生
手厳しいな。だが、丸みを帯びたデザインで意外とかわいらしいぞ。シンプルでカジュアルな服装にも合わせやすいと評判だ。

参考情報: 「丸みを帯びたかわいらしいデザインで、シンプルなのでカジュアルな服装や普段使いにも合わせやすいです」

出典https://o-sen.net

JK
へぇ、そうなんだ。具体的にどんな機能があるんですか?

tatraの機能とメリット

先生
tatraには20Lと25Lの2サイズがある。主な機能を紹介しよう。

まず、パッド入りのヒップベルトだ。日帰りハイキング程度でもヒップベルトがあると、肩への負担がかなり軽減される。しかもポケット付きで、スマホや行動食を入れておける。

JK
えっ、小さいリュックでもヒップベルト必要なんですか?
先生
これが意外と重要なんだ。5kgを超える荷物を背負うと、ヒップベルトがないと肩がパンパンになる。特に下山時は、体に固定されていないとリュックがブレて歩きにくい。

参考情報: 「パッド入りのヒップベルトは、長時間の使用でも安定したフィット感を提供します」

出典https://fashionwalker.com

JK
なるほど…。ポケットはどうですか?
先生
ポケットはかなり豊富だ。トップポケット、フロントポケット、メッシュ式のサイドポケット、ウエストベルトポケット、雨蓋内ポケット…小物の整理がしやすいと好評だな。

それから、ポールキャリアも搭載している。トレッキングポールを使う人には便利な機能だ。

JK
あれ、でも雨蓋式ってことは、荷物取り出しにくくないですか?ジッパーでガバッと開くほうが楽そう…。
先生
正直に言うと、それはデメリットの一つだ。フタを開けて、さらに中身を取り出す必要があるから、頻繁にものを出し入れする人には向かないかもしれない。

参考情報: 「メインポケットから荷物を取り出しにくいと感じる人もいます」

出典https://amelie-note.com

JK
やっぱり…。他にデメリットはありますか?
先生
ヒップベルトが取り外しできないという点だな。タウンユースでは邪魔に感じる人もいる。ただ、登山で使うなら常につけておくものだから、問題ないと言えば問題ない。

tatraのスペック

主なスペック(tatra 25の場合)

  • 容量: 25L
  • サイズ: H49×W28×D21.5cm
  • 重量: 730g
  • 背面長: 45cm
  • 素材: 420D高密度ナイロン
  • 価格: 定価16,500円〜18,700円(実売12,000円〜13,000円程度)

こんな人におすすめ

  • 雨蓋式のクラシックなデザインが好きな人
  • ポケットが多いリュックを求める人
  • 日帰りハイキング〜1泊程度の登山を想定している人
  • 登山とタウンユースを兼用したい人

注意点

  • 荷物の出し入れは雨蓋式のため若干手間がかかる
  • ヒップベルトは取り外し不可
  • レインカバーは付属していない

軽量シンプル派には「sector(セクター)」

Image Prompt: 都会のカフェ前で、カリマーsector 25を背負った若い女性が友人と談笑している写真。リュックはシンプルなブラックで、カジュアルなコーディネートに馴染んでいる。

JK
次はsectorですね。なんかシンプルでおしゃれな感じ?
先生
そうだな。sectorはライトトレッキングからタウンユースまで幅広く使えるのが特徴だ。見た目がスッキリしていて、普段使いでも違和感がない。
JK
18Lと25Lがあるんですよね?どっちがいいんですか?
先生
用途による。sector 18は最軽量で、小柄な女性や荷物が少ない人向け。sector 25は2気室構造という大きな特徴がある。
JK
2気室構造って何ですか?
先生
リュックの内部が上下に仕切られていて、荷物を分けて収納できる仕組みだ。内部のジッパーを開ければ1気室としても使える。

参考情報: 「コンパクトながらも2気室構造を採用し、実用性と利便性を高めたライトトレッキング向けのリュックサック」

出典https://www.yamakei-online.com

JK
へぇ!それ便利そう。どう使い分けるんですか?
先生
例えば、下に濡れたレインウェア、上に乾いた着替えを入れる。あるいは、下にカメラを入れて、上にほかの荷物を入れる。こうすれば、上の荷物がカメラを圧迫しない。
JK
カメラ入れるの、めっちゃ怖いですよね…。重いもので潰れそうで。
先生
その点、2気室構造なら安心だ。重さの分散にも役立つから、背負い心地も良くなる。

sectorの機能とメリット

先生
sectorの魅力は軽さシンプルさだ。sector 18は約480g〜600g、sector 25でも約640g〜700g。tatraと比べて100g近く軽い。
JK
100gってそんなに違います?
先生
侮るなかれ。登山では「軽さは正義」なんだ。特に長時間歩くハイキングでは、少しでも軽いほうが体への負担が減る。

それから、エアメッシュバックパネルも快適性に貢献している。背中に接する面がメッシュ生地なので、汗をかいても蒸れにくい。

JK
夏は汗でベタベタになるのイヤですもんね…。
先生
ああ。特に日本の夏は湿度が高いから、通気性は重要なポイントだ。

参考情報: 「軽量で体にフィットし、背中に接する面がメッシュ生地で快適であると好評です」

出典https://review.rakuten.co.jp

JK
デメリットはありますか?
先生
一部のユーザーから「ジッパーの開け閉めがしにくい」という声があるな。また、tatraと比べるとポケット数はやや少なめだ。

参考情報: 「ジッパーの開け閉めがしにくいと感じるユーザーもいます」

出典https://kakaku.com

sectorのスペック

主なスペック(sector 25の場合)

  • 容量: 25L
  • サイズ: H47×W32×D24cm
  • 重量: 約640g〜700g
  • 素材: 210Dミニリップストップナイロン
  • 価格: 約11,550円〜13,750円(税込)

こんな人におすすめ

  • 軽量でシンプルなリュックを求める人
  • 登山とタウンユースを兼用したい人
  • 2気室構造で荷物を整理したい人
  • 通勤・通学にも使いたい人

注意点

  • ジッパーの開閉にやや硬さを感じる場合がある
  • tatraと比べてポケット数はやや少なめ
  • レインカバーは付属していない

本格派には「dale(デール)」

Image Prompt: 紅葉の山頂で、カリマーdale 28を下ろして休憩している登山者。リュックの形状可変バックプレートが見えるよう、背面側を向いている。

JK
最後はdaleですね。これは容量28Lで、3つの中で一番大きい?
先生
そうだ。daleは日帰り登山から軽い山小屋泊まで対応できる、ワンランク上のモデルだ。
JK
なんか…重そう。
先生
確かに940g前後と、tatraやsectorより重い。だが、その分機能が充実しているんだ。

daleの機能とメリット

先生
daleの最大の特徴は形状可変バックプレートだ。
JK
形状可変…?なんですかそれ、呪文ですか?
先生
ははは、簡単に言うと、背面にアルミプレートが入っていて、自分の背中のカーブに合わせて曲げられるんだ。これでフィット感が格段に良くなる。

参考情報: 「新設計の『形状可変バックプレート』を背面に内蔵しており、背中のラインに合わせてアルミプレートを調節することで、高いフィット感を実現」

出典https://love-mountaineering.fc2.net

JK
へぇ…でも、ちゃんと調整できます?私みたいな素人でも。
先生
最初は少し戸惑うかもしれないが、一度合わせてしまえばあとは楽だ。店舗で試着するときにスタッフに聞いてみるといい。

それから、二気室構造に加えて、レインカバーが内蔵されているのも大きなメリットだ。ボトム部分から引っ張り出してかぶせるだけで、急な雨にも対応できる。

JK
あ、それいいですね!レインカバー忘れがちなので…。
先生
忘れがちな人には最適だな。レインカバーを別途買うと2,000円〜3,000円するから、内蔵されているのはコスパ的にも良い。

daleのサイズバリエーション

先生
daleにはMediumとSmall(または Type 2とType 1)の2サイズがある。
JK
え、リュックにサイズがあるんですか?
先生
ああ。正確には背面長が違うんだ。Mediumは背面長47cmで男性や高身長の人向け。Smallは背面長42cmで女性や小柄な人向け。

参考情報: 「背面長に応じて『Type 1』(42cm、女性や小柄な方向け)と『Type 2』(47cm、男性や高身長の方向け)が選べます」

出典https://love-mountaineering.fc2.net

JK
背面長って何ですか?
先生
首の付け根から腰骨の上端までの長さだ。これがリュックの背面長と合っていないと、肩や腰のベルトがうまくフィットしない。
JK
私、たぶん小柄なほうなので、Smallのほうがいいのかな…。
先生
身長だけで判断するのは危険だぞ。同じ身長でも胴の長さは人それぞれだからな。店舗で実際に背負ってみるのが一番だ。

daleのスペック

主なスペック(dale 28 Mediumの場合)

  • 容量: 28L
  • 背面長: Medium 47cm / Small 42cm
  • 重量: Medium約940g / Small約960g
  • 素材: 210Dリップストップナイロン
  • 価格: 約15,000円〜20,000円

こんな人におすすめ

  • 日帰り登山から軽い1泊登山まで使いたい人
  • フィット感を重視する人
  • レインカバー内蔵が必須な人
  • 荷物が多めの人

注意点

  • tatraやsectorと比べて重い(約940g〜960g)
  • 価格がやや高め
  • 背面長のサイズ選びが重要

3シリーズ徹底比較!どれを選ぶ?

JK
結局、どれがいいんですか?全部良さそうで決められない…。
先生
では、比較表を見てみよう。
項目 tatra 25 sector 25 dale 28
容量 25L 25L 28L
重量 730g 640〜700g 940〜960g
開口部 雨蓋式 ジッパー パネルローディング
気室構造 1気室 2気室(1気室切替可) 2気室
レインカバー なし なし 内蔵
背面長調整 なし なし 2サイズ展開
ヒップベルト 固定式(パッド入り) 着脱式 固定式
価格帯 1.2万円〜1.3万円 1.1万円〜1.4万円 1.5万円〜2万円
JK
うーん…。軽さならsector、機能ならdaleって感じ?
先生
そうだな。用途別に整理するとこうなる。

選び方のポイント

日帰りハイキング(軽装)なら → sector 18 or tatra 20

  • 軽くてコンパクト
  • 必要最低限の機能

日帰りハイキング(標準装備)なら → tatra 25 or sector 25

  • ポケットが多いのがいいならtatra
  • 2気室構造で荷物整理したいならsector

日帰り登山〜1泊軽登山なら → dale 28

  • レインカバー内蔵
  • フィット感抜群
  • 容量にゆとりあり

タウンユース兼用なら → sector 25

  • シンプルなデザイン
  • 2気室構造で仕事道具と私物を分けられる
JK
私は日帰りハイキングがメインで、普段も使いたいから…sectorかな?
先生
いい選択だと思う。ただ、実際に背負ってみることが大事だ。店舗で3つとも試してみるといい。

他ブランドとの比較

JK
カリマー以外だと、グレゴリーとかノースフェイスとかも人気ですよね?違いはあるんですか?
先生
各ブランドに特徴がある。簡単に比較してみよう。

カリマー vs グレゴリー

  • グレゴリーは「背負い心地」が最大の特徴。長時間背負っても疲れにくい設計
  • カリマーはより軽量でシンプル。価格帯もカリマーのほうがやや手頃
JK
グレゴリーはちょっと高いイメージがあります…。
先生
ああ。同じ容量帯で比べると、カリマーのほうが3,000円〜5,000円ほど安いことが多い。コスパで選ぶならカリマーだな。

カリマー vs ノースフェイス

  • ノースフェイスはファッション性と機能性のバランスが良く、日常使いに人気
  • カリマーはよりトレッキング志向で、機能面での実用性が高い
JK
ノースフェイスはみんな持ってるから、かぶりそう…。
先生
そういう意味では、カリマーは玄人感があってかっこいいとも言えるな。

カリマー vs オスプレー

  • オスプレーは通気性、耐久性、機能性が高く評価されている本格派
  • カリマーはオスプレーより価格帯が手頃で、より汎用性が高い
先生
オスプレーはどちらかというとアウトドア専門のイメージが強い。タウンユースも考えるなら、カリマーのほうが使いやすいだろう。

お手入れ・メンテナンス

JK
リュックってどうやって洗えばいいんですか?汗とかで結構汚れそう…。
先生
いい質問だ。適切にケアすれば、かなり長く使えるぞ。

日常のお手入れ

  • 使用後は汚れや各パーツの不具合を確認
  • 泥汚れはよく乾かしてからブラシで落とし、固く絞った濡れタオルで拭き取る
  • 汗などで湿った場合は風通しの良い場所で陰干し

洗い方(手洗い推奨)

  1. 部分洗い: 汚れた部分を水で濡らし、中性洗剤をつけてスポンジで優しくこする
  2. つけ置き洗い: ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、リュック全体を浸して押し洗い
  3. すすぎ: 洗剤が残らないよう、何度も水を替えてすすぐ
  4. 乾燥: 直射日光を避け、風通しの良い場所で陰干し
JK
洗濯機で洗っちゃダメですか?
先生
避けたほうがいい。生地やコーティングを傷める可能性がある。乾燥機やドライヤーもNGだ。

保管のポイント

  • 風通しの良い、湿度の低い場所で保管
  • 直射日光・高温多湿を避ける
  • ビニール袋に入れて密閉しない
  • 無理に折りたたまない
JK
長く使うためには大事ですね…。

まとめ

JK
今日はいろいろ教えてもらってありがとうございました!私、sector 25にしようかな。普段も使えそうだし、2気室構造が便利そう。
先生
いい選択だと思う。ただ、最終決定は絶対に店舗で試着してからにしろよ。背負い心地は、実際に背負ってみないとわからないからな。
JK
はーい!お店で全部試してきます!
シリーズ名 特徴 おすすめユーザー
tatra 雨蓋式、ポケット豊富、クラシックなデザイン 本格的な登山機能を求めつつ、普段使いもしたい人
sector 軽量、シンプル、2気室構造(25Lのみ) 軽さと使いやすさを重視する人、タウンユース兼用したい人
dale フィット感抜群、レインカバー内蔵、二気室構造 日帰り登山〜軽い1泊登山まで対応したい人
先生
最後に一つ。リュックはあくまで道具だ。大事なのは、そのリュックを背負ってどこへ行くか、何を体験するかだ。
JK
…なんか深いですね。
先生
はは、説教臭くなったな。とにかく、良いリュックを選んで、素敵な山旅を楽しんでくれ。

Q&A

Q1. カリマーのリュックはどこで買えますか?

A
カリマー公式オンラインストア、好日山荘やL-Breath(エルブレス)などのアウトドア専門店、Amazon・楽天などの通販サイトで購入できます。試着してから購入したい場合は、店舗での購入がおすすめです。

Q2. 背面長はどうやって測りますか?

A
首の付け根(うつむいたときに出っ張る骨)から腰骨の上端までの長さを測ります。メジャーがあれば自分で測れますが、正確に知りたい場合は店舗でスタッフに測ってもらうのがおすすめです。

Q3. レインカバーは別途買ったほうがいいですか?

A
dale以外のモデルにはレインカバーが付属していないため、雨天での使用を想定する場合は別途購入をおすすめします。カリマー純正のレインカバーもありますし、サイズが合えば他社製品でも問題ありません。

Q4. 機内持ち込みはできますか?

A
tatra、sector、daleいずれも、一般的な航空会社の機内持ち込みサイズ(3辺の合計115cm以内)をクリアしています。ただし、航空会社やキャンペーンによって規定が異なる場合があるため、事前に確認することをおすすめします。

Q5. 修理は可能ですか?

A
カリマーでは修理サービスを提供しています。ファスナーの不具合や生地の破れなどは、修理に出すことで長く使い続けることができます。詳細はカリマー公式サイトをご確認ください。