Tags: Midlayer, Guide

マムートのミッドレイヤーを着た登山者が雪山を背景に立つ写真。

導入

「マムートのフリースが欲しい!でも、Aconcagua?Excursion?Crag?…何が違うの?」

登山用品店でマムートのミッドレイヤーコーナーに立つと、ズラリと並んだジャケットたちの前で途方に暮れた経験はありませんか?名前も「アコンカグア」「エクスカーション」「クラッグ」と、どれもかっこいいけれど、違いがわからない。値段も1万円台から3万円近いものまで幅広い。どれを選べばいいのか…。

この記事では、マムートのミッドレイヤーの中から特に人気のExcursionAconcaguaCrag IN Hybridの3シリーズを登山ガイドの先生が徹底比較。「どんな人に、どのモデルが合うのか」を初心者にもわかりやすく解説します!


登場人物紹介

JK
登山初心者。見た目重視で「かわいい」「おしゃれ」が大事。専門用語は苦手で、わからないことは素直に質問する。読者の代弁者。
先生
登山歴20年のベテラン。道具への愛と知識は深いが、初心者の気持ちも理解して丁寧に解説する。機能美を愛する40代男性。

なぜマムートのミッドレイヤーは種類が多いのか?

JK
先生、マムートのフリースコーナー見てきたんですけど、種類多すぎません?ぜんぶ似たようなジャケットなのに、なんでこんなに分かれてるんですか?
先生
ふむ、確かに多いな。でも、それには理由がある。ミッドレイヤーというのは、「保温」と「汗処理」という相反する役割を担っているんだ。
JK
相反する…?
先生
寒いから暖かくしたい。でも動くと汗をかく。汗が冷えると体が冷える。この矛盾を解決するために、「激しく動く人向け」「じっとしている時間が長い人向け」「コスパ重視の人向け」と、用途別に最適化した製品を作っているんだ。
JK
なるほど…。でも見た目じゃ全然わからないです。
先生
そこが難しいところだな。見た目はほぼ同じでも、使っている素材が全く違う。素材が違えば、暖かさも動きやすさも汗の抜け方も変わる。

参考情報: 「ミッドレイヤーは、ベースレイヤーとアウターレイヤーの間に着用する中間着であり、体の保温と汗処理という重要な役割を担っています。」

出典https://yamakei-online.com/

マムートのミッドレイヤー、主なシリーズ

先生
マムートのミッドレイヤーは大きく分けるとこんな感じだ。
  • Excursion(エクスカーション): 定番のエントリーモデル。オールシーズン使える万能タイプ
  • Aconcagua(アコンカグア): ストレッチ性と保温性を両立した人気モデル。Lightバージョンもあり
  • Crag IN Hybrid(クラッグ イン ハイブリッド): インサレーション入りで保温性重視。環境に配慮した素材使用
  • Goblin(ゴブリン): 毛足の長いハイロフトフリース。厳冬期向け
  • Innominata(イノミナータ): クラシカルなデザインで普段使いにも
JK
え、まだあるんですか…。今日はどれを教えてもらえるんですか?
先生
今日は特に人気のExcursionAconcaguaCrag IN Hybridの3つに絞って解説しよう。この3つを理解すれば、自分に合うミッドレイヤーが見つかるはずだ。

コスパ最強の定番なら「Excursion ML Jacket」

Image Prompt: 秋の紅葉が美しい低山を歩くハイカーがExcursionジャケットを着ている写真。明るいカラーのジャケットが映える。

先生
まずはExcursion(エクスカーション)シリーズから。これはマムートのミッドレイヤーの中では最もベーシックで、最もコスパがいいモデルだ。
JK
コスパいいの大事!いくらくらいですか?
先生
だいたい13,000円〜14,000円くらいだな。マムートのミッドレイヤーの中では一番手が出しやすい価格帯だ。
JK
おお、それなら買えそう!

Excursionの素材と特徴

先生
Excursion ML Jacketに使われているのはPolartec® Micro(ポーラテック・マイクロ)という素材だ。
JK
ポーラテック…また呪文が出てきた…。
先生
はは、確かに呪文に聞こえるかもしれないな。簡単に言うと、「フリースの世界で最も信頼されているメーカー」がPolartec社だ。その中でも「Micro」は軽くて柔らかく、普通に暖かいという、クセのない優等生タイプだ。
JK
クセがないって、逆に言うと特徴がないってことですか?
先生
鋭いな。確かに「すごく伸びる」とか「めちゃくちゃ通気性がいい」とか、突出した特徴はない。でも、オールシーズン使える汎用性の高さがExcursionの武器だ。

参考情報: 「軽くて柔らかく、心地よい暖かさを提供するPolartec® Micro素材を使用しています。この素材は100%リサイクルポリエステルで作られています。」

出典https://www.mammut.jp/

JK
100%リサイクル!環境にもいいんですね。
先生
そうだ。最近のアウトドアブランドは環境配慮を重視している。マムートも例外ではない。

Excursionの使いどころ

JK
具体的にどんな時に着るのがいいんですか?
先生
私なら春〜秋の低山ハイキングで使うな。たとえば高尾山や六甲山、あるいは夏の尾瀬とか。気温10〜20℃くらいの時に、薄手のシェルの下に着たり、ちょっと肌寒い時にサッと羽織ったり。
JK
なるほど。じゃあ冬山では使えないんですか?
先生
単体では厳しいな。ただし、ダウンやインサレーションの下に着る「ベースレイヤーの延長」としてなら使える。重ね着の一枚として考えるといい。
JK
あ、でも重量はどうなんですか?重いの嫌なんですけど。
先生
Excursionは約290g。かなり軽い部類だ。ペットボトル半分くらいの重さだな。
JK
軽い!じゃあザックに入れてても邪魔にならないですね。

主なスペック

  • 価格: 約13,400円〜14,300円(税込)
  • 素材: Polartec® Micro(100%リサイクルポリエステル)
  • 重量: 約290g
  • フィット: レギュラーフィット(アジアンフィット)

こんな人におすすめ

  • 初めてのミッドレイヤーを探している人
  • 春〜秋のハイキングがメインの人
  • コスパを重視したい人
  • 1枚で街使いもしたい人

注意点

  • 厳冬期には単体では保温性不足
  • ストレッチ性は控えめ(クライミングには不向き)
  • 通気性は普通(激しい運動では蒸れる可能性あり)
JK
ふむふむ。じゃあこれが一番無難ってことですか?
先生
「無難」というと悪いイメージがあるかもしれないが、失敗しにくい選択という意味では間違いない。ただし、「動きまくる」「汗をめちゃくちゃかく」「真冬に使いたい」という人には向かない。

ストレッチ性と保温性の両立なら「Aconcagua ML Jacket」

Image Prompt: 岩場を登るクライマーがAconcaguaジャケットを着ている写真。腕を伸ばした時の生地の伸びが見える。

JK
次は…アコンカグア?なんか強そうな名前ですね。
先生
アコンカグアは南米最高峰の山の名前だ。標高6,960mを超える。マムートはこの山の名前を冠した製品ラインナップを持っている。
JK
へえ!じゃあ、けっこうガチなやつなんですか?
先生
ガチだな。Aconcaguaシリーズはマムートのミッドレイヤーの中で最も人気があり、最も評価が高いと言っていい。

Aconcaguaの素材「Polartec Power Stretch Pro」

先生
Aconcagua ML JacketにはPolartec® Power Stretch® Pro™(パワーストレッチ・プロ)という素材が使われている。
JK
「Pro」ってついてる!何がProなんですか?
先生
いい質問だ。Power Stretch Proの特徴は大きく3つある。
  1. 4方向ストレッチ: 縦にも横にも斜めにも伸びる
  2. 二重構造: 表面は耐摩耗性、裏面は保温性
  3. 形状復元力: 伸ばしても元に戻る
JK
4方向に伸びるって、どのくらい伸びるんですか?大したことないんじゃ…
先生
実際に着てみると驚くぞ。腕を思いっきり上げても、しゃがんでも、ひねっても、生地が全くつっぱらない。まるで第二の皮膚のようにピッタリとフィットしながら、動きを全く邪魔しない。

参考情報: 「非常に伸縮性があり、動きを制限しないため、スポーツやアクティブな動きに適しています。」

出典https://hinata.me/

JK
第二の皮膚…!それはすごいかも。
先生
私が北岳に登った時、岩場の連続する区間があってな。腕を伸ばしたり足を大きく開いたりする動作が多かったんだが、Aconcaguaは全く動きを邪魔しなかった。むしろ着ていることを忘れるくらいだった。

「着心地最高、理想のフリース」という評価

JK
でも、すごく伸びるフリースって、すぐにダルダルになったりしないんですか?
先生
それがPower Stretch Pro のすごいところだ。形状復元力が非常に高いから、何度着ても、何度洗っても型崩れしにくい。

参考情報: 「着心地最高、理想のフリースジャケット」

出典https://kojitusanso.jp/

JK
「理想のフリース」って言い切ってる…!
先生
実際、レビューを見ると「もっと早く買えばよかった」「一生これでいい」という声が多い。

Aconcaguaのサイズ感と注意点

JK
じゃあ私も買います!…あ、でもサイズ感ってどうなんですか?マムートってヨーロッパのブランドですよね?
先生
鋭いな。確かにマムートはスイスのブランドで、基本的にはEUサイズ表記だ。ただし「AF」と書いてあるモデルはアジアンフィットといって、アジア人の体型に合わせて調整されている。
JK
よかった〜。
先生
ただし注意点がある。Aconcaguaはアスレチックフィットといって、かなりタイトな設計なんだ。
JK
え、タイトなの嫌かも…。
先生
クライマー向けに作られているからな。ダブダブだと岩に引っかかったり、動きの邪魔になる。だからピッタリフィットが基本だ。

参考情報: 「身長180cm、胸囲98cmの人がMサイズを着用した際にぴったりしすぎと感じており、クライマーのようなスリムな体型向けにデザインされていることが示唆されています。」

出典https://nailthetrail.com/

JK
180cmでMがピッタリすぎ…?ちょっと攻めたサイズ感ですね。
先生
そうだな。ただし、生地自体がめちゃくちゃ伸びるので、数値上はタイトでも窮屈さを感じにくい。店で試着する時は、腕を上げたり、しゃがんだりして動きを確認するといい。

Aconcagua Light との違い

JK
あ、「Aconcagua Light」っていうのもありますよね?何が違うんですか?
先生
良い質問だ。Aconcagua Lightはより軽量で通気性重視のモデルだ。使っている素材が違う。
モデル 素材 特徴
Aconcagua ML Polartec Power Stretch Pro 保温性と伸縮性のバランス
Aconcagua Light Polartec Power Grid 通気性と速乾性重視、軽量
JK
じゃあ、汗っかきの人はLightの方がいいってことですか?
先生
その通りだ。Lightはワッフル状の生地構造で、汗を吸ってすぐ乾く。夏場のアルプスとか、トレイルランとか、ガンガン汗をかくシーンに向いている。

参考情報: 「Polartec® Power Grid™素材のワッフル構造により、高い通気性と速乾性を持ち、行動中も快適な着心地を保ちます。」

出典https://yamahack.com/

JK
なるほど…。でも私、そこまでガンガン動かないかも。
先生
それならスタンダードなAconcagua MLでいいだろう。春〜秋の登山で、ある程度の保温性も欲しいという人にはMLの方が使いやすい。

主なスペック

  • 価格: 約25,000円〜30,000円(税込)
  • 素材: Polartec® Power Stretch® Pro™(250 g/m²)
  • 重量: 約367g〜428g(サイズにより異なる)
  • フィット: アスレチックフィット(タイト目)

こんな人におすすめ

  • クライミングや岩場歩きが多い人
  • 動きやすさを重視する人
  • 1枚を長く使いたい人(高耐久)
  • ミッドレイヤーとしてハードシェルの下に着たい人

注意点

  • 価格がやや高め(2.5〜3万円)
  • サイズ感がタイトなので試着推奨
  • 真冬単体では保温性が足りない場合あり
JK
うーん、25,000円かあ…。フリースにしてはちょっと高くないですか?ユニクロなら3,000円くらいで買えるのに…。
先生
確かに高い。だが、ユニクロのフリースとは全くの別物だ。伸縮性、耐久性、着心地、どれをとっても段違いだ。10年使えることを考えれば、年間2,500円だ。
JK
10年…!そんなに持つんですか?
先生
Power Stretch Proは毛玉になりにくい加工がされているし、形状復元力も高い。きちんと手入れすれば10年は使える。私の知り合いで15年以上Aconcaguaを愛用している人もいる。
JK
えー、すごい…。でもその頃にはデザイン古くなってません?
先生
…まあ、そこは好みだな。ただ、Aconcaguaのデザインはかなりベーシックだから、古くなりにくいとは思うが。

保温性と環境配慮なら「Crag IN Hybrid Hooded Jacket」

Image Prompt: 雪をかぶった山を背景に、Crag IN Hybrid Jacketを着た登山者がビレイ中の写真。フードをかぶっている。

JK
次は「Crag」ですね。クラッグ?これはどんなやつですか?
先生
Crag IN Hybrid Hooded Jacketは、これまで紹介したフリースとはカテゴリが違う
JK
え、そうなんですか?
先生
Excursionもaconcaguaも「フリース」だ。でもCrag IN Hybridは「インサレーション」。つまり中綿入りだ。
JK
あ、ダウンジャケットみたいな?
先生
近いな。ただしダウンではなく合成繊維の中綿だ。そしてこのCragには、マムート独自の非常に面白い技術が使われている。

Mammut LOOPINSULATION:ロープ端材から生まれた中綿

JK
独自技術?なんか怪しい…。
先生
怪しくないぞ。Mammut LOOPINSULATION(ループインサレーション)という技術で、なんと廃棄されるロープの端材から中綿を作っているんだ。
JK
え、ロープ?クライミングとかで使うロープですか?
先生
そうだ。マムートはもともとロープメーカーとして創業したブランドだ。実は2018年にマムートが自社の二酸化炭素排出量を分析したところ、排出量の13%がロープ製造に由来していることがわかった。
JK
そんなにロープでCO2出るんですか…。
先生
ロープは製造過程でどうしても端材が出る。普通は捨てるしかない。でもマムートはその端材を繊維にほぐしてリサイクルプラスチックと混ぜ、新しい中綿素材として生まれ変わらせた。

参考情報: 「廃棄されるはずだったポリエステル製ロープの端材とリサイクルプラスチックを組み合わせて作られており、環境負荷の低減に貢献しています。」

出典https://mammut.com/

JK
へえ〜!でも…使い古しのロープで作った中綿って、ちゃんと暖かいんですか?なんか心配…。
先生
その疑問、もっともだ。実際マムートも最初はクライミングロープに使うポリアミド素材を試したそうだが、断熱効果が低かった。しかし産業用ロープに使うポリエステル素材なら、従来の合成インサレーションと同等の保温性を持つことがわかったんだ。

参考情報: 「この技術は、従来の断熱材と同等の性能を保証します。」

出典https://t3.com/

JK
ちゃんと暖かいなら安心です。でも、リサイクル素材って品質が落ちるイメージあるんですけど…。
先生
いい指摘だ。でもLOOPINSULATIONは湿潤な条件下でも暖かさを保つという特徴がある。ダウンは濡れると保温力が激減するが、合成インサレーションは濡れに強い。

Crag IN Hybridの特徴と使いどころ

JK
じゃあ、Cragはどんな時に使うのがいいんですか?
先生
主にビレイ中の防寒休憩時の保温だな。クライミング中は体を動かしているから暖かいが、パートナーを確保している時(ビレイ)は動かないから冷える。そういう「止まっている時」の防寒に適している。
JK
なるほど。じゃあ動いている時はあまり向かない?
先生
動きっぱなしの場面では蒸れやすいかもしれないな。ただしフードがついているのはポイントが高い。頭からの放熱はかなり大きいから、フードがあるとないとでは体感温度が全然違う。
JK
重さはどうなんですか?中綿入りだと重そう…。
先生
500〜550gだ。Excursionが290gだから、約2倍だな。
JK
うーん、やっぱりちょっと重い…。
先生
保温性とのトレードオフだな。ただし、ダウンジャケットで同等の保温性を得ようとすると、もっと重くてかさばることが多い。そう考えると悪くない数字だ。

主なスペック

  • 価格: 約25,000円〜30,000円(税込)
  • 素材: Mammut LOOPINSULATION(40g/m²)、リサイクルポリアミド外生地
  • 重量: 約504g〜550g(Lサイズ)
  • フィット: レギュラーフィット

こんな人におすすめ

  • クライミング中のビレイ防寒が必要な人
  • 休憩時の保温用ジャケットを探している人
  • 環境に配慮した製品を選びたい人
  • 濡れても保温力を維持したい人

注意点

  • フリースより重い(約500g)
  • 行動中は蒸れやすい可能性あり
  • ストレッチ性はフリースほど高くない
JK
環境に優しいのはいいですね。でも私、クライミングしないから、ビレイとかよくわからない…。
先生
クライミングしない人でも、厳冬期の山で休憩時に羽織るとか、テント場での防寒着としては十分使える。ただし、動きながら着るメインのミッドレイヤーとしては、AconcaguaやExcursionの方が向いているな。

3モデル徹底比較!結局どれを選べばいい?

JK
先生、3つとも良さそうなのはわかったんですけど、結局どれを買えばいいんですか?
先生
用途と優先順位で決めればいい。まずは比較表を見てみよう。

比較表

項目 Excursion ML Aconcagua ML Crag IN Hybrid
価格 約13,000〜14,000円 約25,000〜30,000円 約25,000〜30,000円
重量 約290g 約367〜428g 約504〜550g
素材 Polartec Micro Polartec Power Stretch Pro LOOPINSULATION
保温性 ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★★☆
通気性 ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★☆☆☆
ストレッチ性 ★★☆☆☆ ★★★★★ ★★★☆☆
フード なし あり/なし選択可 あり
環境配慮
おすすめシーン 春〜秋ハイキング クライミング・縦走 ビレイ・休憩時

シーン別おすすめ

先生
具体的なシーン別で言うとこうなる。

「とりあえず1枚欲しい初心者」なら → Excursion ML

  • 価格が手頃
  • 使いどころを選ばない
  • 失敗しにくい

「がっつり登山したいアクティブ派」なら → Aconcagua ML

  • 動きやすさ抜群
  • 耐久性が高く長く使える
  • 「理想のフリース」と言われる完成度

「クライミングする or 寒がり」なら → Crag IN Hybrid

  • 保温性が高い
  • フード付きで頭も温かい
  • 環境にも配慮
JK
うーん…私はまだ初心者だし、まずはExcursionでいいかな?
先生
悪くない選択だ。ただし、もし予算があるなら最初からAconcaguaを買うのも手だ。
JK
え、なんでですか?
先生
Excursionを買った後、「もっと動きやすいのが欲しい」「もっといいのが欲しい」と思ってAconcaguaを買い足す人が多いんだ。最初からAconcaguaを買えば、買い直しの無駄がない。
JK
なるほど…。でも25,000円はちょっと…。
先生
無理はしなくていい。Excursionでも十分に良い製品だ。使ってみて不満が出てから買い替えを検討すればいい。

Q&A:よくある質問

JK
あ、そうだ。いくつか気になることがあるんですけど聞いていいですか?
先生
もちろんだ。
JK
まず、洗濯ってどうすればいいんですか?
先生
フリース素材は基本的に普通に洗濯機で洗える。柔軟剤は使わない方がいいと言われているが、Polartec素材は比較的丈夫だから神経質になりすぎなくていい。ネットに入れて普通に洗い、陰干しすればOKだ。
JK
縮んだりしないですか?
先生
高温の乾燥機にかけると縮む可能性があるから、乾燥機は避けた方が無難だな。自然乾燥なら問題ない。
JK
どのくらい持ちますか?寿命?
先生
使用頻度にもよるが、5〜10年は持つ。特にAconcaguaのPower Stretch Proは耐久性が高いから、10年以上使っている人もいる。
JK
すごい…。マムート以外だと、どこのブランドがいいんですか?
先生
競合で言うと、パタゴニアのR1シリーズアークテリクスのカイナイトジャケットが同じカテゴリだな。どれも素晴らしい製品だ。
JK
どれが一番いいんですか?
先生
甲乙つけがたい。パタゴニアは環境配慮で有名、アークテリクスはミニマルなデザインと機能美。マムートはロープメーカーとしての素材へのこだわり。最終的には試着して、自分の体にフィットするものを選ぶのがベストだ。

参考情報: 「マムートはスイス発の老舗アウトドアブランドで、ロープ製造を原点とする素材へのこだわりと、アルプスで培われた機能性、運動性能を追求したプロダクトが特徴です。」

出典https://dimountainphotos.com/


まとめ:自分に合ったミッドレイヤーを見つけよう

JK
先生、今日はありがとうございました!Excursion、Aconcagua、Crag IN Hybrid…それぞれの違いがよくわかりました。
先生
どういたしまして。最後にもう一度まとめておこう。

3モデルの選び方まとめ

あなたの優先順位 おすすめモデル
コスパ重視・初心者 Excursion ML Jacket
動きやすさ・長く使いたい Aconcagua ML Jacket
保温性・環境配慮 Crag IN Hybrid Hooded Jacket
JK
私はまずExcursionから始めてみようかな。で、本格的に登山にハマったらAconcaguaを買い足す作戦で!
先生
いい作戦だ。ただし、必ず店で試着してから買うように。ネットで見るのと実際に着るのでは印象が全然違うからな。
JK
わかりました!あ、でも先生…。結局先生はどれ使ってるんですか?
先生
私か?私は…Aconcaguaを2着持っている。1着は15年選手だ。
JK
やっぱりAconcaguaなんですね!
先生
…そしてExcursionも1着、さらにCragも1着持っている。
JK
全部持ってるじゃないですか!!
先生
…用途によって使い分けているんだ。それぞれの良さがあるからな。
JK
なるほど〜。じゃあ私も将来は全部揃えます!
先生
まあ、無理せず少しずつな。山道具は一生モノだから、焦る必要はない。

記事を読んだ皆さんへ

ミッドレイヤーは登山の快適性を大きく左右する重要なアイテムです。自分の登山スタイル、予算、そして何より「実際に着た時の感覚」を大切にして選んでください。迷ったら、店でスタッフに相談しながら試着するのが一番です。素敵な山ライフを!